アマゾンわんわん日記 2018

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BR319

2019年06月14日 | ブラジル雑記

この写真を見つけて 結構感動したのよ。

アマゾンの大森林の真ん中を、真っ直ぐに抜ける道路。

上に道路名出てるけど、一体これがどこの道路だか 知らんし。

「TransAmazonica」かな?なんて思ってたけどね。

正解は「国道319号線  Rodovia Álvaro Maia」。

アマゾナス州の州都マナウスとロンドニア州州都ポルトベーリョ間885㎞を結ぶ道路。

1976年に完成し、アマゾン地方にとっては 南の方との物流を結ぶ大切な道路になっているのよ。

ペケママ家がリオからマナウスに引っ越してきた時も、引っ越し荷物はここを通ってきたらしいわ。

わが家では勝手に「海側を通ってきて、アマゾン河は船で運んで来たんだろう」なんて思っていたから、ここを通ってきたって知ってびっくりしたわ。

全長885㎞のこの道路、舗装されているのは1割にも満たない部分。

あとは みんな未舗装。

乾季はいいけど、雨季は…

ぐっちゃ ぐちゃ~。

こういう時のために、近くの集落には常に車を引っ張るためのトラクターが常駐してるんだって。

川を渡る橋もこんな具合だし。

引っ越し荷物 良く届いたわよね。

昔、夫は7月過ぎにこの道路を2週間かけて走ったそうです。

雨季ではなかったけれど、かなりきついコンディションだったみたいね。

昨年2輪でここを走った知り合いは「すごく楽しかった」って言ってた。

ただ、町から町にたどり着くのに 丸一日かかることもあるそうで、ガソリンスタンドを見つけるのに一苦労。

水タンクにガソリンを入れて バイクに括り付けて走ったそうです。

 

現在実際には319号線は マナウスの港の向かい側で終わり、その後は船でマナウス川に渡るようになっていますが、将来的にはソリモンエス側にも橋が架かり、ネグロ河大橋ともつながって、完全に陸路で行き来ができるようになる予定だとか。

アスファルトにしてもねー、その後のメンテナンスが大変だもんね。

「緑の地獄」とはよく言ったもんだ、と思います。

 

 

 

 

コメント
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