アマゾンわんわん日記 2018

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バスでお出かけ

2019年06月28日 | 生活

久々に バスでお出かけしました。

駐車場があるかどうか、どのくらい用事に時間がかかるのか、全く予想もつかなかったので バスにしました。

バスに乗るの、好きなんです。

年末にハニークイーンKK子とリオに旅行にしたときには、「ペケママさん バスが好きなんですねー」ってあきれられたぐらい。

バスに乗ると、視点が高くなるじゃない?

少し高いところから街を見ると、普段と全く違うものが見えて 面白いのよ。

運転していると、気が付かないことがたくさんあるしね。

なので ペケママのお気に入りは、少し高くなったタイヤの上のお席。

これは日本にいた時から変わらない。

でも今日は、バスに乗る前から少し心配なことがありました。

小銭を準備できなかったの。

現在マナウスのバス代は3,80レアイス(約100円)。

市内均一料金よ。

日本と違って両替機なんて据えつけてないからね。

コブラドーラと呼ばれる車掌さんからお釣りをもらわなくてはいけません。

家中探して、夫に頼んで、探し出した一番少額の紙幣が10レアイス。

今はチャージ式の「バスカード」で乗る人も多いし、私が乗るのはバスが始発ポイントを出て間もなくのところだし、お釣りがないっていやな顔をされたら いやだなあ...

ドキドキしながら来たバスに乗り込みました。

案の定、料金箱にはお金が少しだけ。

でも 若い女性のコブラドーラさんは、小銭をかき集めてきちんとお釣りをくれました。

よかった、これで帰りのバス代もできた!

 

思ったより早く用事が済んで、帰りのバスに乗り込むと…

私が...あれ?

乗り込んだバスのコブラドーラさんも...あれ?

何と来るときに乗ったバスのコブラドーラさんでした。

セントロをぐるっと回って、始発へ戻る帰り便だったのです。

今度は心配なくぴったりバス代を準備しておきました。

「はい、あなたがさっき渡してくれたお金、また返すからね。」って言ってバス代を渡すと、コブラドーラのお姉さん 笑って受け取ってくれました。

このバスは、運転手さんも バスに乗るために走ってくる人がいると待っていてあげたり、お年寄りが乗り込むと席に落ち着くまで少し出発を待ったり、乗客に気を配った運転をしてくれる人でした。

なかなかないのよ、こういう乗客を大切にしてくれるバスの乗務員コンビ。

おかげで 一日 とても得した気分で過ごすことができました。

     *     *     *     *     *

このコブラドーラ(車掌)さん、現在 リオなどの大きな街では、人員削減のため乗務しないバスが増えてきています。

マナウスはミニバス(onibus exectivo)がこのシステムです。

日本だとバスは基本的に「ワンマン運行」ですが、ブラジルでは日本のように運賃の自動支払い機がないので、運転手さんが手で受け取っているという現状。

あの渋滞と混乱の中運転して、しかもお金の受け渡しまでするなんて...

運転手のストレスが大きな問題になっているそうです。

 

 

 

コメント
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