最近 ブラジル周辺の国がざわざわしています。
ベネズエラの経済危機はもう昨年からのこと。
一時はブラジルとの国境が閉鎖される事態となりましたが、現在では開かれています。
マルガリータ島などの観光地などは 平常の様子になっているそうですが、普通の人たちの生活はまだ混乱の中なのでしょうね。
邦人の多くも国外に出て、カラカスの日本人学校も休校したままです。
マナウスの街中には まだベネズエラの難民の方たちがたくさんいます。
アルゼンチンも通貨価値が落ち、厳しい経済状況となっています。
最近旅行してきた人から聞いた話では、ホテルやレストランでもクレジットカードが一切使えなかったとか。
すべてドルの現金払いですって。
先日 選挙で野党左派のフェルナンデス元首相が当選し、今後の動向に注目が集まっています。
そして、チリ。
度重なる地下鉄運賃の値上げに端を発した市民のデモは、ピニェラ大統領に批判の矛先が向きました。
大統領は内閣改造を行いますが、国民の不満は治まることなく、デモは全国に飛び火しており、現在までに20人の人が亡くなっています。
娘が仕事をする会社は、チリにも現地法人があるのですが、そのビルが...
全焼!!
デモの影響で...とだけ伝えられています。
最後がボリビア。
これも大統領選がらみで。
先日ブラジルのニュースで、「ボリビア在中のブラジル人で 帰国できるコンディションにある人は、2国間の国境が開いているうちにブラジルに戻った方が良い」と言っていました。
かなりの数のボリビア難民が ブラジルに入ってきているんですって。
そんなわけで、周囲の状況がきな臭くなってきている今日この頃でした。