アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

お天気予報を見ながら

2020年10月17日 | ブラジル雑記
何か月間かの焼けつくような暑さの後、アマゾンにもようやく雨が降り始めました。
降りはじまったら降りはじまったで、じめじめと何を触っても湿っているような感じの日々が続くのですが。
それでもまだ、じとじとと毎日降り続くのではなく、雷を伴った嵐のような雨がやってくる程度です。

湿った空気はサンパウロ沖の低気圧に向かって吹き込み、森林火災が起こっているパンタナール地方にも雨粒が落ちてき始めているそうです。



左が先週木曜日までの今月の総雨量。
右が月末までの予想雨量です。



今日の予想雨量です。
パンタナール南部がかかっていると思われます。



パンタナールに降る雨





かなり降っているように見えますが、森林火災が鎮火するには程遠い状況だそうで、いったん消えたように見えた火も 雨の湿気が消えるとともにまたくすぶり始めます。
消火に携わっている方達は、そうした小さな火も見逃すことなく戦っている状況です。



すべて人の力で、そして少ない水で鎮火しなくてはなりません。

この雨のおかげで、アマゾナス州の森林火災はかなり減少しました。
それでもまだ、アマゾン河下流に当たるパラ州の方面、そして東北海岸部地方は相変わらず乾燥した状態が続いています。



濃いえんじ色が湿度20%以下の地域です。
東北海岸部の内陸 セルトンと呼ばれる地方で森林火災が拡大することが懸念されています。

今日のお天気予報は...



でした!
マナウスでは午前中、ほんの15分程度強い雨が降っただけ、それもお日様が照り付けるお天気雨が降っただけで、あとは一日中薄曇りのじめじめした一日でした。
実は昨日もこんなお天気予報で、雨を期待して植物の水やりをおざなりにしたのを 夕方には後悔していました。

ブラジルに来たばかりの頃は、日本の26倍?(ぐらいでしたっけ?)の面積のブラジルを、こんな簡単な区切りで天気予報を出してしまって良いのかしら?と思ったものでした。
考えたら雲を遮る高い山もないところですからね、ブラジル。
こんな大雑把な天気予報でも、そうそう外れているわけでもないので、こんなもんなんだろうなと思えるようになりました。
私の頭が かなりブラジル化してきたってことかしら?!

ともあれ、雨に関する予報だけははずれて欲しくないな。
今年ほど雨を待ちこがれながら お天気予報を見る年はないだろうと思うのです。

コメント
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