サンパウロに来て驚いたのは、普通に高級車が街を走っていること。
先日、娘たちとチョコレート屋さんに行った時、わが家の車の前はボルボ、後ろはポルシェだったわ。
マナウスで高級車というと、せいぜいベンツかBMW?っていう感じ。
マナウスの街。。。というか、道路は怖いのよ。
前にも書いたけど、とてつもなく危険な「穴」が普通に開いている。
ペケママ家は高級車ではないけれど、リオで使っていた日本車を、引っ越しの時に航空輸送でマナウスに運んだのね。
そうしたら、10カ月ほどであちらこちらがガタガタになりました。
あの頃は未舗装道路もまだまだ多かったしね。
夫がゴルフ場へ行くための道路も、森の中の未舗装道路で、川にはまだ丸木橋が架かっていたのよ。
今はその面影すらないけどね。
さて、サンパウロの街、高級車が走っています。
聖週間、復活の日曜日の夜中のことです。
アプリタクシー(UBERみたいなタイプのタクシー)に、ポルシェ 911 Carrera GTS(2023年モデル)が後ろから突っ込み、タクシーは跳ね飛ばされるように近くの街灯に激突、運転手が亡くなりました。
ポルシェの運転手は24歳の大学生。
車は彼の父の営む建設資材会社の持ち物で、保険にも入っていなかったとか。
事故を起こした時、大学生は母親に付き添われすぐにその場を離れてしまいました。本人は、顔に怪我をしていたので病院に行ったと言っていますが、「アルコール検査から逃げたのではないか」と問題になっています。
街の中の防犯カメラなどの映像を見ても、かなりの速度で突っ込んだのは明白です。事故の起こった道路は制限速度50㎞/hでした。
事故を起こした車が、ブラジルの新車価格で1,300,000レアイス(日本円で約1億円?)という高級車ということもあり、大きく報道でも取り上げられています。
報道ではタクシー運転手の家族や仲間が、大学生側がお金を使ってうまく事態を処理するのではないかと、懸念していると伝えています。
ペケママは、まだサンパウロの街中を運転する勇気はありません。
バスやメトロが便利だから、きっとこのままずっと運転しないかな。
安全第一ですからね。