先日、高級車ポルシェの交通事故が話題になったばかりですが、今度はブラジル南部のサンタカタリーナ州で、悲しい交通事故が起こりました。
9日夜、サンタカタリーナ州内陸部の山岳地帯で、21歳の青年が運転する自動車が渓谷の川にかかる橋の欄干に衝突し、そのまま10m下の川に転落しました。
青年は自力に車外に出ていました。
救急車で救命措置を行い、いったんは心拍が戻ったそうですが、その誤状態が悪化、死亡しました。
青年はゴミ収取会社に勤めていて、夕方から夜のシフトで働いていました。
この日、青年は生まれて初めて自分の車を購入しました。
夕食後の休み時間に、生まれて初めて自分で買った車を母親に見せようと、急ぎ車を走らせ、事故を起こしたらしいです。
理由はどうあれ、事故を起こすような車の走らせ方は、正しいことではないですよね。
今回は単独事故だったから「悲しい事故」と言われますが、これがもし、他の人を巻き込むような事故になってしまったら、「若者の暴走」ということになってしまいます。
母親としたら、新しい車の知らせのかわりに、息子の交通事故死の知らせになってしまったのは、本当に悲しいことだと思います。
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今日の午後は、娘と銀行仕事に行ってきました。
銀行に入ってみると...
カウンターで必死に何かを訴えている、男性2人組。
耳に入って来る言葉を繋ぎ合わせてみると...
どうやらたった今強盗に会って、携帯電話を盗られたみたい。
その携帯電話に銀行情報が入っていて、財布代わりに使っていたようです。
何とか口座の暗証番号を変えられないか?と話しているみたいだけど、「引き出し一時停止しちゃえばいいんじゃない?」とこそこそ話すペケ母娘。
その後、カウンターで応対してもらっているとき、「この辺り、ものすごく強盗多いのよ~。私も携帯電話盗られたわ。」と、銀行員嬢さん。
そんな話を聞いて、ペケママ、口座の盗難保険もかけちゃいました。
話が弾んで、なぜか「うちの銀行、ペット保険もやってるわよ~。」という銀行員嬢さん。彼女もネコ3匹買っているんですって。
いやいや、うち、そこまで病院に世話になっていないので、とありがたくご辞退しました。
話が弾んで、楽しくおしゃべりしちゃったけれど、カウンタースペースから外に出ると、結構人が並んでいたわ。
無駄話していて、ごめんなさい。
交通事故も怖いけれど、強盗にも会いたくないですからね。
いろいろ気をつけなくてはなりません。
一筋縄ではいかない、サンパウロライフです。