昨夕は娘はバタバタ。
お出かけ準備に余念がありません。
娘とパートナー君は、今日からリオデジャネイロ州とサンパウロ州の海岸部の境目の町、パラチに出かけます。
パラチは「天国に一番近い町」と言われるほど、美しい海の町です。
娘とパートナー君はこの町にバカンスに来たわけではなく...
パラチ スイムラン というレースに参加!!
するためにはるばるやってきました。
え?二人でって??
いえいえ、娘だけね。
だって、マラソン⒔5km、遠泳4.2㎞です。
しかも、マラソンと遠泳が分けれているのではなく、走って、泳いで、走って、泳いでを繰り返すのです。
泳ぐときは着衣、靴も履いたまま。
信じられないぐらい過酷なレースです。
娘はこのレースのために、何か月も前から着衣遠泳の練習会などにも参加していました。
もちろん個人で参加するわけではなく、娘のラン仲間たちとのグループ参加です。
パートナー君は今回は付き添いと、何かあった時のための対応担当で行ったわけです。
昨夜彼は私に向かって「ムーリー、ムーリー」と謎のポルトガル語をしきりに発しておりました。
私が娘に「なんかパートナー君が、わからんことを言っているのだが...」と言うと、「ああ、あれ?「無理」って言っているの。「無理」って。」
それを聞いて、納得!!
だよねー、パートナー君。
一生懸命、日本語で訴えていてくれたわけね。
母も「無理だと思ったら、頑張りすぎずにリタイアしてきてね。」と言ったばかりですよ。
そう言ったら彼も「そう思うだろう??着衣で泳いでそのまま走ってなんて、普通の事じゃないよ。無理だよ、無理!!」と言っておりました。
そんなこんなでしたが、朝、母が出かけてから1時間後、二人は出発。
海岸に向かう山道で朝日を迎え
海岸山脈の 山道を走り
パラチに到着!!
この辺りの海岸は、山がそのまま海に落ち込んでいる地形です。
ペケママが初めてブラジルに来た時に、飛行機から見たら「松島」の景色と同じだなーと思ったものでした。
5時間かかってお昼頃に到着した2人、お昼ご飯は
ボリンニョ デ バカリャオ??
これだけのはずないよね。
明日のレースが楽しみでもあり、心配でもある母です。
元気で帰ってきてくれることを、ドキドキしながら待っております。
くれぐれも「ムーリー」だけはしないように!!