※零余子(むかご)とは、山芋などにできる小指の先ほどの球芽のこと。
私の実家の食卓では「むかご」が出る事がなかったので、あるお店で食べるまで知りませんでした。工房のスタッフに聞いても食べたことがないと言っていたのでポピュラーな食材ではないのかなー。
ちょっと珍しい野菜を扱う八百屋さんでむかごを見つけた時には「あの時のだ!」と思って思わず買いました。
じゃがいもを洗う時のように丁寧に洗って調理したのですが、このむかご、どうやら皮のあたりの香りが強くて少し土ぽい香りが出ることがあるそうです。この時はバター炒めを作ったのですが、少しこの土っぽい香りが出てしまいました。それで、今回はリベンジ!
先週に旅行で買ったむかごはあるサイトを参考に、すり鉢にむかごを入れて軽くグーにした手でゴロゴロと転がしながら少し皮の表面を(薄皮)取りました。水で洗うと茶色い色が出るので何度も洗い流してはゴロゴロ。
心配だったので茶色い色が出なくなるまで5~6回ぐらい繰り返したかな。水がきれいになったので、あとは普通にお米を炊く要領で分量の水を加えたお釜に自然塩小さじ1杯と3分の1入れ、洗ったむかごを入れて炊くだけです。
炊きあがったら仕上げにお酒を大さじ半分~1杯を回し入れてかき混ぜます。これで出来上がり。
今回のご飯は、むかごもほっくりとしてとても美味しくできましたよ!
これならまた作って食べたいな。
※お米2合に むかご1カップの分量で作りました。