ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Lord of the Rings: Tarot Deck & Card Game

2005-10-10 23:14:59 | Tolkien・おたのしみ
最近すっかり「HoMEブログか?」状態になってますので,ちょっと違う話題を。(笑)

この頃,占いしないのにタロット付いていますが,今日はこんなものを買ってみました。で,着いてみてちょっとびっくり。「でかい」随分巨大なカード(笑)だなあと思って開けてみると,カードと一緒に立派なブックレットが付いていました。大きいのはその為でしたが,本が付いてるって知りませんでした。レビュー読んでないの丸バレ。

で,カードの内容を見て,なかなかびっくりです。1997年製ですから,映画ができる前からあるものですが,私が不勉強なもので,このタロットデッキの話は聞いた事ありませんでした。

以下,主なカードが誰(何)に割り当てられているか,簡単に記します。(ネタバレになるので,見たくない方はこの辺りで。。。。)

大アルカナ
0 The Fool:ヘンネス・アンヌーンでお魚を捕まえて座り込んでいるゴラムです。ゴラムなのは予想通りですが,ヘンネス・アンヌーンという所が。。。何ともなぁです。
ⅠThe Magician:ガンダルフです。まあこれは,順当ですね。
ⅡThe High Priestess:これがエオウィンなんですね! 手にはもちろん剣。一瞬意外と思いましたがよく考えてみると,そうかもしれないですね。
Ⅲ The Empress:真ん中に座るのがガラドリエル。これは順当,ですが両側が面白い。ビルボを抱く母ベラドンナと,サムの奥さんになるローズ・コトンです。
Ⅳ The Emperor:裂け谷で指輪について決断を下そうとするエルロンドです。
Ⅴ The Hierophant:本来はイスタリのリーダーであるべきだったサルマンです。
Ⅵ The Lovers:異論はあるかもしれませんが,アラゴルンとアルウェンです。(いやでもカードの意味からすると,彼らの方がぴったりかも)
Ⅶ The Chariot:セオデンを乗せてヘルム峡谷を出発する馬車だそうです。(でもローハンに馬車ってあったっけ?)
Ⅷ Strength:ゴンドールの白の木です。へぇ~,こう来るかと思いました。
Ⅸ The Hermit:トム・ボンバディル。適役。言う事ありません。
Ⅹ Wheel of Fortune:指輪です。なるほどね。
ⅩⅠ:Justice:死者の王。Oath breakerという事で。これもなるほどと思いました。
ⅩⅡ:The Hanged Man:これが何とファラミアなんですね。しかも下に火がついてる~(汗),でも,実はカードの意味(suspension of activity)を見て,これはなかなかウマイと思いました。デネソールの行いがこういう事を招いたんですものね。
ⅩⅢ:Death:バルログと闘うガンダルフです。これもウマイ。タロットのDeathは単なる終わりでなく,新しい事の始まりを意味するので,合っていると思います。
ⅩⅣ:Temperance:フロドとサムがゴラムを捕まえ,ゴラムが「いとしいしと」に誓うというシーンです。
ⅩⅤ:Devil:蛇の舌グリマです。これは言う事なしですね。
ⅩⅥ:The Tower:エントに破壊されるアイゼンガルドです。自ら滅びるバラド=ドゥアではなくこちらを選んだという所にセンスが伺えます。
ⅩⅦ:The Star:ネンヤを持つガラドリエルです。これもこれ以上ぴったしなものはありませんね。
ⅩⅧ:The Moon:もちろん!ミナス・モルグルです。これを見ると,日本の月のイメージと西洋の月のイメージが全然違うとよくわかります。
ⅩⅨ:The Sun:月がミナス・モルグルなら太陽はミナス・ティリスかと思ったらそうじゃなくてシャイア。これもまたこのカード作った人のセンスが伺えます。
ⅩⅩ:Judgement:これは袋小路屋敷でガンダルフに説得されるホビット。ビルボでもあり,フロドでもあるのだそう。
ⅩⅩⅠ:The World:中つ国と西方国です。何気にウマイ選択です。

小アルカナ
たくさんあり過ぎるので,おや~!と思った物だけ簡単に。
Ace of Swords:グワイヒア
Four of Swords:塚山での4人のホビット。4つの剣,ですね。
Nine of Swords:9人の指輪の幽鬼です。
Page of Swords:デネソールと一緒のピピン。pageという言葉の意味から,これはピピンですかね?しかも何と驚く事に2人してパランティアを覗いております。シャレが効き過ぎですよ。(笑)
Queen of Swords:もちろんエオウィンです。それにしてもえらくセクシーなエオウィンなんですが‥‥(笑)
King of Swords:もちろんアラゴルンですね。
Three of Wands:アラゴルン,レゴラス,ギムリの凸凹トリオ。面白いのはカードの意味。"Leading others by emample; loyality toward one's friend/group."
Ten of Wands:フロドを担いで山を登るサムです。ここも意味が面白い。"Carrying the burden of others: but don't let it become a habit."
Page of Wands:ラダガストです。
Knight of Wands:弓矢を持つイシリアンのファラミアです。"Dynamic male energy."だそうで。
Queen of Wands:セオデンの妹,エオメル,エオウィンの母Theodwyn。
King of Wands:セオデンです。
Two of Cups:ファラミアとエオウィン。カードの意味は,"A new relationship"
Page of Cups:バタバーさんです。
Queen of Cups:ゴールドベリです。
King of Cups:何故かトーリン。何故かギムリが付き人。カードの意味は"The emotionally sensitive man, capable of both giving and receiving love"だそうです。
Ten of Coins:スマウグ。
King of Coins:何故か木の鬚なんですね。

Pottercastを聴こう!

2005-10-10 16:23:53 | ハリポタ全般・J.K.Rowling
この課題はいろいろな意味でチャレンジングです。でも,それらを全て達成すれば,誰よりハリポタ通になれる?かどうかわかりませんけど‥(笑)

ハリポタのネタバレサイトとして有名なLeaky Cauldronは,Pottercastという,最近話題のポッドキャスティングを利用した放送局を持っています。まずポッドキャスティングとは何か,それをご存知ない方はこちらをご覧下さいませ。

要は,ポッドキャスティングとは,インターネット上で音声を提供する技術ですが,インターネットラジオと違うのは,簡単に言うと,音声ファイルを頂けるという所です。

では,本題に戻って,そのLeaky Cauldronのポッドキャスティングは,こちらにあります。iTunesで,アメリカ用のIDを持っている方は超簡単。このページの「iTunes」のボタンをクリックするだけです。

ただ,「iTunesのアメリカ用のIDを持っている」という方はそうたくさんいらっしゃらないでしょうから,そういう方は,幾つかあるポッドキャスティング用のソフトを用意する事になります。ちなみに私はたまたまiPodderというソフトをダウンロードして持っております。iPodderでよろしければこちらからダウンロードできます。

ちなみにiPodderを使用する場合は,ダウンロードして立ち上げた後,Tool→Languageで言語を選ぶ事ができます。また,File→Preferencesで,podcastをダウンロードするフォルダを調整しておきましょう。(デフォルトで勝手な場所に決められていて,しかもこの場所はちょっと捜しにくい場合があります)

‥という事で,ソフトは何でもよいのですが,準備できたら,先ほどのページで,そのソフトのボタンを押します。実はiPodderだけはボタンがうまく働かないのですが(だから「iPodderでよろしければ」って書いたんですよ),iPodderの場合は,ポッドキャスティングをダウンロードするアドレスを,http://feeds.feedburner.com/potter-cast とします。

で,いよいよダウンロードです。
全てのファイルをダウンロードすると結構サイズが大きいので,とりあえず必要な奴だけでよいかもしれません。そしてついに待望のPottercastを聴く事ができます。

英語は,アメリカ英語で,プロのアナウンサーが喋っているのではないので,ややチャレンジングです。実は私も一生懸命集中して半分程度かなっ(汗)しかし,ポッタリアン中のポッタリアンが語るハリー・ポッターですので,ためになる情報満載です。好きなハリポタの為なら耳が英語になる方は試す価値はある,かもです。(^^;)


Eragon(8) Magic if the Simplest Thing

2005-10-10 12:19:20 | エラゴン・Paolini
Bromは,魔法使いは薬や呪文から力を得るが,ライダーとは違うと説明します。

ライダーの使う魔法は,古代の言葉を使うものですが,その言葉を使う者はけっして嘘は言いません。また,全ての物には,いつも使っている名前の他にもう本当の名前があり,本当の名前を知るとその人に対して大きな力を発揮する事ができます。自分の本当の名前を知るのは耐え難く恐ろしい事ですが,それを乗り越えると自分自身に対しても大きな力を持つ事ができます。

Bromは石を1つ拾ってEragonに渡し,その石を宙に浮かせてみろと言います。Eragonは心の中からパワーを捜そうとします。そして心の奥に何かぶつかるような物を感じますが,それをなかなか突き崩す事ができません。彼は怒り,その壁を叩き壊そうとします。すると,石はフラフラと持ち上がりました。すぐに手の中に落ちてきましたが,嬉しく思いました。

Bromも喜びましたが,Eragonの手のドラゴンの印(gedwey ignasia)を見て,これが誰かに見つからないように,次の町で手袋を買おうと言います。

そこから数日,Eragonは石と剣の練習をしました。彼は次第に上達して,石はふらつかなくなり,剣はBromにもあざができるようになりました。Saphiraは少し成長して,馬より背が高くなりました。

Daretに着く前日,Eragonは,GarrowとRoranが家を手伝って欲しいという夢を見ました。Eragonがあなたを殺した犯人を追っていると言うと,Garrowは突然Ra'zacに変身し「では,死ね!」と言って襲い掛かってきました。

彼らはいよいよDaretの町に入ってきました。Saphiraは外で待機しています。町には誰もいないようでした。町の中心まで来た時,Bromが「ここはよくない。すぐ出よう」と言います。

しかしその時,武装した男が彼らの行く手をふさぎます。Eragonは矢を準備しようとしました,が男は60人の射手がお前らを狙っていると言います。Bromは,落ち着いて,我々は幾らかの買い物をしたいのと情報が欲しいだけだ,と説明。すると男は,少し信用した様子で,彼らは度々Urgal等に襲われる為に武装していると言います。買い物をする事は許してくれました。

男はTrevorと名乗りました。彼の部下が買い物をしている間,BromはYazuacでの出来事を話しました。Trevorはそれを聞いてとてもショックな様子でした。彼は以前王のもとで働いていた為,この町の守りをしているのだそうです。

やがて部下が買い物を終えて戻ってきます。Eragonは手袋をゲット。Trevorは,もしDras-Leonaに行く事があったら,王に我々の苦境を知らせてくれと言います。

EragonはBromに,何か魔法を使ったのかと尋ねます。Bromは,Trevorや町の人達の心が読めたからだと答えます。そして敵に心を読まれないようにするには,訓練が必要だと。

彼らがSaphiraの所に着くと,彼女は何故か激怒。突然Eragonを踏んづけて,「あなたは私から離れるといつもトラブルを起こす! まるで生まれたての赤ん坊みたいに! 明日私に乗りなさい。あなたは本当にドラゴン・ライダーなの?」
当惑するEragonにBromは「それもよかろう。この先罠や待ち伏せやその他びっくりするような事があれば,わかるからな。」

彼らはその夜も木刀で剣の練習をしましたが,Bromはそろそろ真剣でやろうと言い出し,Zar'rocと自分の剣を出します。彼はその剣の刃をプロテクトする魔法をかけます。Eragonも同じ魔法をマスター。「刃は保護されているが,骨を折る位の力はある。首を打ったら死ぬぞ」と,彼らは練習を始めました。



Run!Run!Run!