ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 V : Bilbo's Song at Rivendell (1)

2005-10-13 23:21:16 | Tolkien・HoME
恐れていた(笑)章にやって参りましたが,まあとにかく書ける所は書いていきましょう。とりあえず,今日はちょっとだけです。

お話の始まりは,フロドが裂け谷で目覚める所です。ガンダルフは,以前は木の鬚に捕まった話とか,トロッターについてフロドをからかっていた辺りが変更されます。ガンダルフが捕まっていたと聞いて驚くフロドに,彼は,自分より強い者もいると説明。そしてアラゴルンについても説明します。

オド(ハミルカー)の話は当然カットされました。ビルボは,アラゴルンの事をDunadanではなく,Tarkilと呼んでいます。アラゴルンは王様になるべき人という位置付けは確立されたようですが,この時点でまだアルウェンは登場しません。‥なので,アラゴルンは祝宴の間,もちろん?席をはずしていますが,理由は,相変わらず「台所で料理」です。(笑)

PJがこんな事まで知っていたとは思えませんが(意外と知ってたりして? いやPJじゃなくてPBなら知っていた可能性あるかな),この話があると,映画での「エオウィンのスープ」の場面は絶妙ですね。

HoME7 IV : Of Hamilcar, Ganfalf and Saruman (3)

2005-10-13 23:19:58 | Tolkien・HoME
踊る子馬亭のシーンで,今回は,バタバーさん経由の手紙にはこんな事が書いてあります。
‥PPS.トロッターが本物かどうか確認せよ。彼の本当の名はCelegornの息子アラゴルンである。

All that is gold does not glitter,
not all those wander are lost.
(略)
Let blade that was broken be brandished,
and fire be the Doom of the King!

アラゴルンはこの詩を知っているはずじゃ。"All that is gold does not glitter"の後に何が続くか聞いてみよ。

で,今回もまだフロドは声を出して読みます。(あれ~?マズイじゃん(汗))
でもその後に,トロッターは自分の持っていた手紙を出します。

しかし,次のバージョンで,ようやくフロドは黙読するようになります。(笑)
例の詩は,書き換えられ,特に最後の2行はこうなりました。
Forged may be that was broken;
the crownless again may be king!
映画ではROTKでArwenが言ってるセリフなんですが,原作のどこにあったんだろう?と思っていた方,ここですよ~。

トロッターさんは,正式版で,サムの許しを得て自分がガイドをすると決まり,明日は大変な道だぞ,というような事を言っている所があると思いますが,本当はその中に,
"And now, I think it is time you went to bed and took what rest you can."
という文章が入っていたのだそうです。クリストファーさんは,何故その文がなくなったんだろう?と不思議がっていますが,もしかして,この文章のニュアンスは,いつしかヘンネス・アンヌーンでのファラミアに引き継がれたんでないか?と思ったのは私だけ?

と,いう事で,大きな変更で,まだまだやや混乱の残っているシャイア出発からブリー,風見が丘への経緯ですが,これらをようやくまとめて,正式版になるようです。(昨日の様子では,ガンダルフと風見が丘の関係についてもう少し何か語られるかと思いましたが,結局うやむやで‥(汗))

Run!Run!Run!