ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 XIII : Galadriel (1)

2005-11-28 23:15:17 | Tolkien・HoME
クリストファーさんによると,この下書きではまだ「The Mirror of Galadriel」という章が独立してなかったそうですが,便宜上前の章と分けたとの事です。

彼らは200フィートほどもある,とても大きなMallornの木の立ち並ぶ所にやってきました。ハルディア(いつの間にかHathaldirから修正されてます(笑))はフロドとレゴラスに自分のすぐ後に付き,他はその後に,と言います。彼らは銀の梯子からFletづたいにどんどん登っていきました。Fletの中には船の甲板のように大きなものもあり,家が建っていたりします。

やがて彼らはたくさんのエルフが座っている場所に通されました。奥には殿と奥方が。Keleborn(=Celeborn)はフロドとレゴラスにようこそと言って,その後仲間達に次々と挨拶しました。

ここで何故かKelebornは,アラゴルンに「ようこそIngrimの息子Ingold!」と言ってます。で,しばらくアラゴルンがIngoldになっているので注意。Kelebornは8人しかいないのに気付き,「灰色のガンダルフはどうしたのだ?」と尋ねます。するとIngoldが,ガンダルフの事を話します。エルフ達はびっくりします。フロドが,自分達はロスロリアンの美しさに感銘して,しばらくガンダルフのいなくなった悲しみを忘れておりました,と言いました。Ingoldはさらに,モリアでの出来事を詳しく語ります。

HoME7 XII : Lothlorien (5)

2005-11-28 23:13:10 | Tolkien・HoME
ここでクリストファーさんは,お父さんのメモを挿入。これからの話のあらすじ案です。
<Sketch>
「9人」(が出発した)という情報,ガンダルフ(の)ニュースに仰天
(トールキンさんはガンダルフのニュースを話すのを,Caras Galadhonのシーンまで延期する事を決定。この辺りで初めて「ガラドリエル」の名が登場)
彼らはCerin Amrothを登る。フロドはアンドゥインの向こうにDol Dugol(Dol Guldur?)を見る。殿と奥方,白い服に白い髪,鋭い眼。殿は彼らの旅を知っているがそれについては語らぬと言う。
</Sketch>

(最初は白い髪,でしたか。。(汗)

Hathaldirは,「Galadrimの殿からのメッセージを受け取った。殿はエルロンド様からメッセージを受け取り,あなた方は自由に歩いて歩いてよいという事になった。」と言って,最初にギムリの目隠しをはずしました。

彼らは,Cerin Amrothにやってきました。Cerin Amrothは木々や草花,黄色いelanorや白いnifredilの花々,が生い茂り,美しい所のようです。フロドは遠くにアンドゥイン,さらにその向こうに暗い恐ろしい丘を見ます。Hathaldirは,「あれはDol Dugolだ。かつて死人占い師が住んでいた。我々は彼がまたあそこに住んでいるのではないかと恐れている。」と言います

(ここでクリストファーさん曰く,アラゴルンがロスロリアンを知っているという話は,この下書きには出てきません。Cerin Amrothと言えば,アラゴルンとアルウェンの思い出の場所,ですが,この時点の下書きでは,当然,語られてないのですね。何故なら,‥え~ネタバレですみませんが,アラゴルンは,この時点では,アルウェンと結婚する事にはなってないからです。)

ところで,クリストファーさんはここで「すごい」メモを3つ発見したそうです。(笑)

  1. バルログ=サルマン,という事にできるかな? ガンダルフとサルマンが戦って,そしてガンダルフは白に‥とか。
  2. ガラドリエルは(ロスロリアンに)1人で住んでいて,そしてエルロンドの妻というのはアリか?
  3. エルフの指輪‥(解読不能)‥エルフの指輪のパワーは1つの指輪が破壊されたら消えてしまう

しかし,1番目と2番目は確かにセンセーションな(笑)メモですが,3番目って,原作に書いてなかったのでしたっけ??

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