8月2日。乗鞍岳、日の出後。
この後、体が急に冷えた為か、
カミさんは畳平のバス停広場のトイレまで行ってしまった。
実は私も後を追いたいのですが、
刻々と変わる光線がもったいなくて、
小学生の低学年児よろしく
腰をもじもじしながら頑張っている。
↓ 朝日を受けたコマクサ ↓
↓ コマクサは、花に付いた露を水分補給の糧としている。
話では聞いてはいました。
でもそんな水分で生きていけるのだろうかと思っていました。
でもこの朝露のみごとな捕まえ方で納得しました。
花弁の反りは伊達に見てくれで反ってるんじゃないと。
見事な姿です。↓
仮にこんなガレ場で水やりをしたとしても、
水は地中深く一気に染みて行ってしまうと思います。
畳平の窪地に差し込む朝日は、天然のスタジオみたいです。
バックを暗く、被写体をサイドライトで浮立ててくれます。
トイレに行ったカミさんが中々戻ってこないと思ったら、
尾根に戻るよりも、この窪地の景色の方が良いと
私が下りてくるのを待っていました。
畳平のバス停。まだ大黒岳の影が広場を覆っています。
定期バスの人たちで込み合わないうちに、
ここのベンチで朝食に。