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again005_Part2_小松菜と揚げのおひたし

2010-07-08 15:11:12 | レシピ
くろぶた

普通は黒豚である。
あのクソみたいな梁田義秋が独裁制をひいていた会社があった恵比寿、
心残りがひとつ、黒豚の汁で食べるうどん屋に行けなかったこと。
ラム肉も鶏肉も好きだけれど、豚肉ももちろん好きなのだ。
だから、黒豚でとった出汁で食べるうどんも最高である。
それだけが、ちょっと後悔である。

ただ、くろぶたと書いて全く異なる生物を意味する地域だってある。
オレが育った神奈川県では、クロブタと書いて黒豚ではなく、
イサキ、もちろんスズキさん一家の魚を指すエリアもある。
なんでクロブタなんだろ?

夕方、近所のスーパへと買い物へ行く。
牛乳が足りないからで、つらっと見ると、およ、刺身。



カンパチ、イサキ、マグロが3切れずつで450円。
やっすいなあ、作る気を失せさせるほど。

家に帰ってきて、小松菜を茹でる。
冷水にとってしっかりとしめたら、5cmぐらいに切る。
ボウルに白だしとみりん、おろしショウガを加えて小松菜を。

フライパンで油揚げを焼く。
しっかりと焼き目がつくまで、水分を飛ばす。
あとは切って小松菜と和えるだけ。



小松菜とは、そもそも葛西菜と言われていたらしい。
東京23区の最東端・江戸川区、葛西臨海公園がある、あの葛西。
ただ、江戸の肥を運ぶ船を葛西船、転じて葛西、
葛西菜だと糞尿菜というイメージになるために、変名されたとか。
別名・鶯菜・・・鴬谷で作られていたから?
こっちの方が、クロブタよりもよっぽどわかりやすそうだし、
名前もきれいだよなあ。


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