花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

★石鎚山★ 岩を歩くⅤ

2008-07-17 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

   

東稜基部近くまで戻りつくと後先となり歩いていた方が「マユミ」の花が咲いていると教えてくださった。自宅にもあるので木を知っているくせにまったく気付かなかった。花は小さく目立たないので木がここにあるのを知らなければ無理だ。大木なので秋に実が着くとかなり目立つはず。10月頃に見られるのかしら?

       

ガスがかかって幻想的な雰囲気になったブナの道を静かに楽しみつつ歩くのは山歩きの醍醐味。急ぐ必要はない。緊張して笹を掴み岩を歩いた午前中とは違う歩きが出来る場所なのだから。

   

今まで何度もこの葉をみたことはあったが花を見たことは無かった。ブナのはえている高さにあるイチゴ。「ミヤマモミジイチゴ」。モミジのような葉をしているので気になっていたがまさかイチゴとは思っていなかった。7月の初旬に石鎚を歩いたことがなかったので花を見たのははじめてだった。葉が多い割りに花のつきが良くないし、花も小さいので見つけにくい。実は食べると美味しいらしい。

   

朝は気がつかなかったところにササユリが見える。下りと登りとでは目線が違うからこれは良くあること。それに5時間も時間差があるので咲いた所為もあるだろう。

       

ここまで来ると土小屋はもうすぐだ。 
 

土小屋到着。

   

駐車場脇にツルアジサイが群れ咲く。普通は近くで写せないのにここは、すぐ下にあるので充分観察出来た。丈夫な元気な蔓植物だ。

  

朝と比べるとちょっと車が減ったかな。33号線経由できたから帰りは別ルート利用し帰路に着いた。疲れはもうない。太陽がなくガスの中を歩いたからだろう。

途中ちょっと寄り道をして見かけた花。

  
ケイビラン

   

とても気に入った「バイカアマチャ」
花は上品だし蕾がコロンと丸く可愛い。花はとても香りが良い。葉を炒って甘茶を作るのだそうだ。見た中で一番気に入ったのはこの花でした。

景色は頂上から見たのが一番でしたがその場その場をこうして残しておいてみるとブナ林の景色も捨てがたいなと思うのです。又こんな景色を見たい・花を見たいと山へ足を向けるのです。   

     
   

     
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★石鎚山★(岩を歩く)Ⅳ

2008-07-16 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

    

鎖を使わずに巻き道を歩く。岩肌にはミヤマダイコンソウがやや盛りを過ぎてはいるが咲きほこり時折その中にピンクのユキワリソウも見られる。目を転じれば白い木の花がある。これはここの固有種のイシヅチミズキだろうか?帰宅してからいつも悔やむ。もっと近くによって見ておけば良かった~~・

   

       

岩場にしがみつくように群生している。上の方までずっとこの花ばかりある。

 

目線の位置にユキワリソウがあり足元にはミゾホウズキ。小さい花は目に付きにくいがそれでも花好きの視野にはいってきた。

   初見の黄色のウツギ?

   

トゲだらけで触りたくないけどなぜか気になる「ハリブキ」。赤い実が着いたら目立つけど今花芽が着いたばかり。

  

ここまで下れば後はトラバース道なのでのんびりゆっくり歩くのみ。

     

ちょっ気の早いミソガワソが咲きだしている。お花畑を彩る代表選手だとおもう。

   

ウドの花芽もあがっている。

  

アジサイはまだ先にならないと楽しめないみたいですね。

今日で石鎚を終わりにしたかったのですが時間不足です。又明日。
 
  

  

   
       

  

   
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★石鎚山★岩を歩くⅢ

2008-07-15 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

   

昼食をとり周囲を見回し高みに来た事を実感します。石鎚スカイラインも少しですが見えています。

      

目を転じると天狗岳と弥山が南面からガスを受けながら見え高度感はあります。北面は太陽の光を浴びた輝くような緑に包まれ見えています。充足感で一杯になります。

   

空が青ければもっと良いのでしょうがガスもまたよしです。

   

コメツツジはなかなか沢山の花を着けています。

   

過酷な岩場を住処とするといってもこんなところで咲かなくてもいいのにね。「イワキンバイ」が見事に開花。

   

こんな稜線の風も吹くであろう厳しい環境に群れてショウマが咲いています。何ショウマかわたしは判別できません。

   

イシヅチザクラが実を沢山つけていたのでちょっと口に運びました。美味しいと聞いていたのですがそれほどでもなかったです。摘まんだ手は紫に染まりました。鳥たちの大切な食料になるのかな?

       

イシヅチボウフウも岩の間からにぎり拳を開くようにしてぱっと咲いています。マイヅルソウの葉も見えています。
南尖峰から弥山間は岩又岩。その間にこれだけ多くの植物が見られるのです。他にも色々あり岩場であっても生命力あふれる場所です。歩く私たちは足場に注意して滑らないように移動しています。弥山に着くとそのまま下山にかかりました。「ジュースでも飲む?」と聞きますが「いいや」とのこと。350円と書いてあるのを横目に鉄の階段へ向かいました。



   

   
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★石鎚山★Ⅱ岩を歩く

2008-07-14 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

   

   

「フガクスズムシソウ」がブナに着生していました。高い場所にあるのでコンデジではこれくらいにしか写せないのが残念。ラン科植物は盗掘されるのですがこれは咲いている場所が高いし場所が場所なのでどうやってもとどかない位置です。なのでなんとか生き残っているみたいです。良いカメラがあればじっくり見られるのですが・・・

      

アオベンケイだと思われます。これも珍しい植物です。コオニユリがもうすぐ咲こうとかなり纏まって岩の上にありました。

   

今日のお目当てのシコクイチゲです。カメラの設定ミスでまともなのがなくてがっくり。ここの岩場には見事に咲いています。タカネバラもあります。その他いろいろの花が咲いていました。できればもう一度登りたい位です。

   

はるか離れた岩場にあるのはミヤマダイコンソウです。カニの横ばいのように歩く場所も無事通過し、笹を掴みつつ登る急な登りも無事クリアしました。

   

   
シャクナゲの咲く尾根で休み景色を楽しみます。
   

墓場尾根が目の前に見えてきます。恐くて行けないと思いました。なのに野球会館&太鼓会館さんは行ったと後で聞き驚き。この画像の右の方に道があり其処を私たちはいきます。

    

なかなか登り甲斐のある道を行きます。手に力が要るのでちょっと疲れが出てきました。虫よけのネットで顔が汗だくです。

   

ヤマシグレでも写して一休み。レーサーは面白いのかさっさと行きます。最後の岩場でもすっと登りあがっていきました。私は取り付きましたがにっちもさっちもなりません。昨年さっと登ったのにと悩んでいたら後続の二人組みの方がルートを教えてくれました。それで難なく登れ南尖峰へ到着。歩いてきた道を振り返ると凄いなと思います。

   

こんなところを歩いてきました。
はるか下にはかすかに野球会館&太鼓会館さんの姿が見えます。

    
  



  

   

  
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★石鎚山★岩を歩く

2008-07-13 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

HPを見ていると石鎚に花が咲いているのと言う。去年見られなかったのでシコクイチゲを見たいの出かける事とした。しかし、石鎚は遠い。東赤石だと高速利用してではあるが1時間半でいけるのにここは早くて2時間半はかかる。起床がどうしても4時半くらいとなるのでしんどい。天気はよさそうだ。決行。

      


2008・7/12 天気晴れのち曇り 参加者 2名レーサー・流れ星

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花散策しながらなので当てになりません
コースタイム 土小屋8:10~東稜基部9:40(休憩)9:50~南尖峰11:50(昼食)12:05~天狗岳12:13~弥山12:30~東稜基部13:30(小休止)~土小屋14:25
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歩き出して10分もしないのにササユリが咲いていた。喜んで写真を写すが、なんと3枚で終わり。レーサーは「帰るかえ」と言う。そんなことはしない。SDカードがはいっていないだけだから山は歩ける。がっくり来たが気を取り直し歩き始めた。
    

イケマがあった。まだ咲いていないが初めて見るガガイモ科の花。
  
    
それから間無しに前方に知った姿が見えた。前週も一緒にあるいた野球会館&太鼓会館さんだ。

   
そこでSDカードがないと話をするとなんと「予備があるから貸してあげる」と言ってくれた。有難く借りることとししばらく一緒に歩く。
     
先週見たフジイバラもある。 
     

いつもの休憩場所で一息入れると雲が出ているのがわかった。午後から少し天気が下り坂だと言っていたから早くもかな~~

   
ツルアジサイが見事に咲いて目立つ。木を覆いつくしている。
   

昨年は名前を知らなかったけれど知った今はまえよりずっと可愛いなと思うようになった「クロヅル」


東稜基部では先行する人も居り結構このルートは利用されていると思った。朝露の事を考えスパッツをつけた。ここまではお散歩コースだったけどこれからは少し慎重に歩くこととなる。

   
    

  
  

   
   



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東赤石山 Ⅴ(花の山)

2008-07-11 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

稜線に出ると次から次へ花が咲いているので歩きながら忙しく写す。コゴメウツギがこれほど花つきがいいのは初めてなので名前が間違っているのでは心配です。

   
日本庭園にあってもよさそうな築山風な岩。
      

      

?オトギリ。もう少し丁寧に写していればわかるのですが最後を急ぎ足で追いかけているのでわかりにくいです。8月に再度ここを通過するつもりですがさて咲き残っているかな?

  

ヒメレンゲは、登り初めに沢山あったのですが暗くて写せずここに来てようやく見ることが出来ました。

   

カノコソウとシコククガイソウが殆ど同じ場所に咲いています。一緒に咲いてくれればよいのですが少しだけ時期がずれるのが残念です。
何度でもここの山に来るほど体力がない~

  

ヨツバヒヨドリ

   

ちょっと気の早いシコクフウロ

   
ドウダンンツツジは赤いのも白いのもピンクがかかったのも登山道脇にあります。やはり赤が目立ちます。
   

   

次から次へと花が現れるので忙しいです。

     

意外だったのがバイケイソウを美しいと思えたことです。開花して間がないとこんなに綺麗なのですネエ。夏の盛りにしか今まで見たことがないので見直しました。
 
  

14時30分に鉄塔コースから床鍋への分岐に着きました。30分の間に沢山の花が咲いていましたので権現越えがお花畑といわれる所以です。ここからは下るのみです。巡視の道なので歩きやすいはずですが雨の後なので滑るの避けるためにかなり慎重に歩きます。

 

ヤマトウバナが小さい花を着けているしハンショウヅルは大きな株に沢山の花をぶら下げています。

   

ヤマボウシの赤みがかかって見える固体を目線で見られるなんて大感激。どうかんがえても同じ木だと思うのですが白も咲いています。足元は岩があり思ったほどあるきやすくありません。



ヤマボウシはやはり白が綺麗でしょうかね。エゴの花の白とは微妙に違っています。自宅庭のエゴはもう実が大きくなっているのにここでは咲いている。2ヶ月も開花時期が違っています。

 

下ってきて鉄塔広場で休憩をとっていたらマムシと遭遇しました。連れ合いが荷物を置いてあったところにとぐろを巻いていたのです。恐る恐る荷物をのけるとマムシさんも恐かったのかすぐに切り株の穴に入って行きました。日向ぼっこをしていて邪魔されたのでしょう。何事もなくすんでお互いよかったです。

       

鉄の橋を過ぎると床鍋が近いと感じられ随分気が楽になりました。
  
      

木が茂っているので花が殆ど見られなくなって単調な下り道となりました。でもヤマアジサイの白に近いのが見られほっと一息。アオテンナンショウもまだ咲いています。

  

植林地帯にくると床鍋はもうすぐです。歩きやすいので走りたくなるのですが自分に言い聞かせます。ゆっくりいこうねと・・・

       
      
サワギク・アジサイが目に付くようになりました。

 
ついにレンズに湿気が入りぼけぼけ。床鍋到着。

        

ユキノシタの群落とノギランを見つつ瀬場まであるきます。疲れていないのが不思議ですね。ゆっくり歩くとものすごく楽です。

 

16時45分瀬場に着きました。トイレと水があるのはとても有難いです。7時10分に登り始めてから一度もトイレに行かなかったのは雨の所為もありますが汗になったからでしょう。体を拭き全部服を着替えさっぱりとして帰宅しました。

充実の花散策コースでした。但し距離は長いので覚悟をして登らなければいけない山ですね。   


     
     

   
   

   

   
   

  

   

   

  
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東赤石山 Ⅲ(花の山)

2008-07-09 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

権現越えへのトラバース道から頂上への道は短いけれど食後なのでヘロヘロで歩きました。食べ過ぎたつもりはないのですが皆に遅れをとり最後尾になってしまいました。雨が止んだので花を丁寧に写そうとした所為もありますがなにより急な坂道は苦手なのです。
     

赤石には色々な面白い形をした岩があります。

   

頂上へ10分の表示を見てやれやれ。西赤石へ縦走をしてみたいとずっと願っているのですがいつ実現するのでしょうか。先頭とかなり間が開いたみたいでちょっと急ぎます。皆元気ですね~

     シロドウダンツツジ

     フウリンウメモドキだと思います?

    
苔が模様のように見える岩と頂上標識。

   

残念ながら展望がありません。ちらっと新居浜側が見えた時もあったのですがガスの中での記念撮影となりました。初めてこの山に来た人も4人いるようです。天気の良い日に再挑戦してみたいでしょうね。


    クロソヨゴの花はもっと沢山付いていましたがこれはちょっとすくないですね。艶のある葉が目立つ木でした。

  

岩場で育つ「イワキンバイ」が丁度見ごろです。よりによってこんなところに咲かなくてもいいものをと思う場所に咲く花です。キバナノコマノツメの咲き残りもちらほら見受けられました。



ユキワリソウが咲き残っています。もう少し先まで歩いた所の岩場にはまだ沢山ありました。
何ランでしょう?ウバタケニンジンの葉の中から開花後の茎が立ち上がっています。「落書きしたんだよ」と言われるミヤマハナゴケの円形模様はここの岩場の景色の一つです。最初見たときなんだろうとおもいました。苔だと知り驚きました。

   

頂上よりやや広い三角点を通過し権現越え岩場を通過する下りを開始します。雨が止んだのですがガスはかかったままです。

   

慎重に慎重に足を出し声を掛け合いゆっくり歩きます。

   
蕾を沢山持って岩場にしがみついているイワキンバイ。見に来たいですね!
沢山の人が歩く時には間が開かないように近寄り過ぎないように注意しつつ歩きます。でも、それがなかなか難しいです。

    北斜面

登山道からすぐに岩場があるのでこわごわ覗き込むとユキワリソウが見られました。寒い風の為に開花が遅れるのでまだ咲き残っているのですが残念ながら見に降りる事はできません。

    

先頭を歩いて人が「花がある!」と声をかけてくれました。「フタバラン」と言って返事をその場ではしましたが帰宅後調べると「ミヤマフタバラン」でした。愛媛県の絶滅危惧種です。1人で歩いているとよほど注意して歩いていないと気が付かない大きさの花です。全長10センチ位でした。花は1センチもありませんので接写してもたいてい手ぶれでボツが多いのに息を止め慎重に構えたのでこうして残せました。肉眼では気がつかない部分もみられるのは接写のお陰ですね。

   



   

   


    

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東赤石山 Ⅱ(花の山)

2008-07-08 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

昼食をゆっくりとり外に出ると先ほどよりは雨脚が弱まっている。床鍋コースを下ることにし出発。

    

登山道は、水路と化している。昨年よりはずっとましだが濡れたくないので足を置く位置に注意を払わざるおえない。

    

雨とともに下がるドウダンツツジ。

    

タカネバラの後ろには滝のように流れる水。一気に流れ去る水の勢いは強いということを昨年実感している。八巻山から大雨の中を下るのに岩の間で水に揉まれ何度も足をとられた。腰をしたたかうちもうここでやめようとまで思ったものだ。

   

やや小雨になりほっとして歩ける様になると景色に眼がいくようになる。

   

エーデルワイスにちかい花「コウスユキソウ」が沢山ある。左に見えている葉はシラヒゲソウ。

   

ショウマも多い。

       

夏の赤石のロックガーデンを彩る花の1つ「シコクギボウシ」が色をちらっと見せ始めている。あと2週間もすればかなり咲き進む筈。

   

ヤマアジサイが濃いピンク色。色飛びしているが実際はかなり目立つ色だった。瀬場谷の渡渉点では水色だったがここは土質の関係でこのようになる。

   

誰か力持ちが積み上げたのかしら?お正月の重ね餅のような岩。雨が止み時折り薄日が指す。足が少し軽くなりました。でも、まだまだ先が長いのを知っていますので気を引き締めています。

     

シライトソウが今盛り。高知の低山では5月初旬に見たから2ヶ月も開花時期が違うと言う事ですね。

   

「ウバタケニンジン」ももう咲こうとしている。ニンジンの葉そっくりです。

  

「イヨノミツバイワガサ」は、ここのはまだなんとか綺麗です。1週間前が見頃だったようですね。

   

   

   

クロヅルももう少しで開花します。
「東赤石頂上に登ろう」と言う声が出始めそして、稜線経由で権現越えとも行っているみたいです。行けないことはないけど皆大丈夫だろうかと少し心配になります。でも皆元気で行く事になりました。

   


  

   
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☆★東赤石山1706メートル☆★花の山Ⅰ

2008-07-07 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

昨年の6月29日にタカネバラを見たくて登ったのだが大雨にたたられずぶぬれになった。今回は良い天気だと思っていたのだがまたもや雨。それでも登って花を楽しんだ。

    


2008・7/5 天気 雨のち曇り 参加者10名(8名あるぷハイキングクラブ員)+太鼓会館&野球会館さん

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コースタイム 瀬場登山口7:10~第一渡渉点8:10(小休止)8:20~第二渡渉点9:40(小休止)9:50~赤石山荘10:35(昼食・雨宿り)11:15~トラバース道から頂上への分岐12:00~頂上12:20~三角点12:30~権現越え13:55(小休止)14:00~鉄塔分岐14:25~床鍋16:25~瀬場16:45
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瀬場谷の水も多い。南国市の朝3時半ごろはかなり降った。ここも同じく降ったのだろう。登るのをやめようと言う人もいたが午後は降水確率が低くなると言う事で出発する。豊後を過ぎ筏津からの道と合流したところで太鼓会館&野球会館さんとばっったり会い行動を供にする。

   
八間滝の水量はかなり多く轟々と流れ落ちている。

   

第一渡渉点手前のアジサイが綺麗に開花。
普通ならここで水場の綺麗な景色が見られるのだが残念ながら暗すぎ楽しめない。岩も滑るので危なくてただ休憩するのみ。すぐに赤石山荘と直登コースの分岐がくるが左の山荘コースをとる。雨が降るので頂上まで行かずに帰ることも視野にいれてのこと。雨は止みそうもない。第二渡渉点でも暗すぎて・・食べ物を口にしすぐに歩く。

  

小雨になってくれと祈るような気持ちになる。「バイカウツギ」白い香りの良い花。梅に似ているが4枚の花弁。庭に好まれる花木でしばしば植えられている。

  「バイケイソウ」

     ヒキガエルさんがお出迎え。雨にはカエルが似合う。じっとして動こうともしない。なんとも可愛い。置物のカエルと良く似ている。

   

ようやく赤石らしいところに来た。アワモリショウマ・タカネバラ・シライトソウが咲く橄欖岩地帯。赤石の名前がついたのは石が赤いから。カエルの下の石も赤かったけどここから先はずっ~と岩が赤い。

   

雨に打たれ下を向いたタカネバラであるがここまでこないと見られない花なので歩いた甲斐があったというものです。中止せずに来てよかった。イヨノミツバイワガサはここのあたりは咲き終わり茶色く変色しているが頂上に行けば見られると思う。

     「ネバリノギラン」 これ以上は開花しない。ノギランは粘らないし開くので区別できる。

     「ヒロハヘビノボラズ」が実をつけている。花は今年、銅山越えで見ている。トゲがあるからヘビも登れないというから名がつけられているが間違って人間がつかむと痛い。

      

コメツツジがあったとは記憶していなかった。目立つタカネバラしか見ていなかった。それに去年はまだ咲いていなかったように思う。1週間違うと咲く花が随分違う。28日に入山した知人がフジイバラとタカネバラの競演を見ているが今回殆どフジイバラはない。

   

八巻山を見てもすぐ其処なのに見ることができない。天気がよければわっと歓声が上がる場所なのだが仕方ない。又来ればいい。オオヤマレンゲも咲いているのが見える。でも、足元が悪く滑りそうなので危険を感じ、降りていけないので諦め小屋に入る。昼食・大休止。

   

昨年もここでお世話になったが小屋があって雨宿りができるのはあり難い。ただただ感謝。ここで休めなければそのまま降りるしかなかった。着替えをする人もいる。のんびり体を休めこれからどう行動するかを決める。
     

      



   

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★☆西赤石☆★アケボノの花見Ⅱ

2008-05-31 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

今から歩く道には花が多く花を見つつの歩きなので疲れも感じることなく足が前に進められる筈。どんな花を見られるのかしら。

  

10分も歩かないうちにいきなりミツバツツジがお出迎え。歩くのが楽しみ~~

  

フモトスミレ     シコクハタザオはいつものところにいつもの様に咲いていました。

     

センボンヤリは、頂上付近までほとんど途切れることなくありましたが綺麗に写せたのがなく・・ショック。カラマツの芽吹きの淡いキミドリ色は可愛いですね。

  

        

少ししか歩いていないのにツガザクラが目の前に~~あわられた。嬉しいな!とても嬉しい。アケボノと同じに見られるなんて考えてもいなかった。久しぶりに(多分30年ぶり)みる。葉がツガに似ているけど花は桜に似ているとは思わないけど・・・綺麗というより可愛い釣鐘型のふくらみが魅力。岩にしがみつく様に咲くこやつは偉い。

 

   又満開のツツジ。写すのやめなくてはと思うけど綺麗だとつい!花もいいけど周囲の緑もいいからねえ。

       

お待ちかねヒカゲツツジ満開!ヒュッテのは盛りを過ぎていたけどこれは最高。美人だね。丁度10時だから午前のオヤツを口にして花見をするわ。クリーム黄が上品。

  

歩いてきた道を振り返ると人人・・団体30名くらいの人も登ってきていたからあれがそうかな~~

      

赤石らしくカラマツ・アケボノ・ツツジを一緒に・・日浦方面にカメラを向けて

 

コミヤマカタバミはもうそろそろおしまい今年の見納めかな。

   

スミレ・アセビ。今の季節に咲いている花を登山道脇で簡単に見られる。

 

ついにお目当てのアケボノツツジが目の前に現る~~青空と淡い色がマッチして、来た甲斐があったというもの。

 

オオカメノキの白も目立つ。

   

歩いてきた道にはカラマツとアケボノが点々とある。前ばかり見ていてはわからないことが多い。

     
 

頂上すぐ近くの岩場にもツガザクラがある。これでしばらく見られない。頂上の三角点標識を写すのを忘れている.代わりにこれで・・

頂上近くで居るレーサー・流れ星  いつも記念撮影を忘れる。カツオさんありがとうね~~

 

アケボノの全容が見えるところまで来た!

  

頂上から兜岩のほうを見ると人が見える。市街地まで見える。幸せ。^^)

        

人もたくさん頂上へ来るから兜へ降りていこうとするか。高いところから見るのもいいけどお腹も減った。11時だものね。

  

ヒロハヘビノボラズが岩場にある。棘があるのでこんな名前をもらっている。花の時期に来ていないので見てみたい木。

     

 

兜岩に先客が多く居て三々五々花見をして寛いでいる。ここで殿下/reikoさんを待つ。昼食を食べ、花を愛でつつゆっくり過ごす。
         

 

  
知り合いのぺーコさんと再開。殿下・reikoさんとも合流し名残は惜しいが下山開始。
太鼓&野球会館さん憧れのイシヅチザクラがある。私もこれほど開花したのを見るのは初めてで嬉しい。

 

このあと結局石鎚まで見に行くきっかけとなった。

   

少し下って見ると兜岩も兜ではなかった。

   

まだしつこくアケボノを写す。

       

道を覆う様にミツバツツジがある。アケボノだけの山ではない。

   

又いつものワチガイソウ!ようやく綺麗に写せた!!

 

かなり下まで下ったが、木の間からアケボノはみえる。ここは登りに使うのはいやな急な道だ。一生懸命登った後のご褒美があるから登る人もいると思うけど・・・

 

分岐まで来た。もうアケボノは見られないだろう。

    

山の中にこんな橋があるのには驚く。人がたくさん住んでいたとを知っていても目の前に忽然と大きな石組みの橋が出て来るとぎょっとする。(七釜谷鉄橋跡)

 

下りだして1時間くらい。線路があり列車が走っていた名残りがある、1本松停車場だと~~昔はどんな様子だったんだろうとちょっとしんみり。     ほんの少し先の左手に行くと

 

アケボノ咲く山と歩いた尾根が見えた。

     

アオダモも花は今年はたくさん咲いた。でも近くで写せないようなところに咲くのでこんなにはっきり見たことがなかった。繊細で 美しい形をして居る。匂いをかがなかったのが心残り。チャルメルソウは小さいので今迄ここまで近づいたことがなかった。これでチャルメルソウの名前の由来がわかった。 
     


朝は、この道標を左にみて右に登った。ぐるっと回ったわけだ!ようやく降りてきた。登りは、3時間半だけど下るとなると・・はやいな~1時間半。花を写してのんびり登ったのだからこんなもんかな。

  

気が急いていて見ずに行ったこの建物は第3変電所跡。優に100年を経過しているというのに赤いレンガが美しい。ここまで戻ってきたら東平はすぐだ。アケボノの色を反芻し歩こう。



ヤマヤナギがほわほわと白く綿のようだ。使用していた線路・貨車などの展示場所を通過して駐車場へ



かすかに見えるアケボノを確認し登山終了。

これより後は太鼓会館&野球会館宅で全員参加の懇談~~
お菓子と美味しい~^コーヒーと秘蔵のお宝で眼福を得て一日を終えました。
長い楽しい一日となりました。
皆さんお疲れ様でした。



兜岩から同行したreikoさんのアドレスです。同じコースを歩いてもこの様に違いますよ。ご覧ください。
http://shikokuyama.web.fc2.com/nishiakaishi200517.html 





  

  

 

          

  

        

     
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★☆西赤石☆★アケボノの花見 Ⅰ

2008-05-30 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

ネットを見ていると西赤石山のアケボノツツジの開花状況が刻々と伝わってきて週末が見ごろとわかった。下見を前々日にしてくれた太鼓会館&野球会館さんも勧めてくれる!天気も良いことだし3年前に登ってからとんとご無沙汰している山に登ろう、花見をしようと出かけた。

  



2008・5/17(土) 天気 晴れ 参加者 3名(カツオ・太鼓会館&野球会館・レーサー・流れ星)+兜岩より2名(殿下・reiko)



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コースタイム 東平登山口7:35~第3変電所前7:45~柳谷と馬の背分岐8:00(柳谷コース)~銅山峰ヒュッテ8:40(小休止)8:50~銅山越え9:25~西赤石頂上11:00(小休止)11:10~兜岩11:25(大休止)12:40~ヒュッテとの分岐13:10~一本松停車場13:45~第3変電所前広場14:10~東平登山口14:25
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東平から登るのは初めてで建物がたくさんあるのに驚いた。車も一杯。整備された道を歩く。コンロンソウが群れて咲いているのは目立つ。

   

銅山越えへ向かう。第3変電所前の広場を右手に行く

      

オトコヨウゾメの花が咲いているが綺麗に写せない。斑入りのオモゴウテンナンショウもある。

      

なかなか年代モノの道標!これを過ぎるとすぐヒュッテがあった。

   

建物の裏には驚くほど大きなヒカゲツツジが群れて咲いている。今まで見た木の中で一番大きいと思う。盛りを少し過ぎているのでここでは写真を撮らない。

   

ツボスミレが一面!

   

ミツバツツジも次から次へと咲き道案内をしてくれているかのようだ。ツルギミツバツツジも咲いているが色の濃いのが写せない。これはトサノミツバツツジだと思う。

  

アカモノが少しだけ顔を覗かせている。ツガザクラが先に開花しその後の花だからまさか見られるとは思わなかった。

   

コヨウラクツツジもたくさんある。好きな花は目に付く。

   

カクミノスノキも結構多い。ここは花の山。小さいけれども自己主張してアケボノツツジだけの山じゃないぞ~と言っているように思える。ヒュッテから銅山峰まではやや急な登りだが花を見つつなのでいつの間にか着いた。



   

ここまでゆっくり来て1時間50分。道は広いし道標がしっかりしているので迷うことなく来れた。日浦の登山口から続々登ってる。前に来たときは尾根ですれ違うのに苦労したけど今日はどうかな?。時間が早いのと日曜日じゃないので大丈夫だろう。それにしても人が多いな。

亡くなった人を祀る峰地蔵で一息いれ西赤石までの尾根道に入る。

  


   
   

   

  



    
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石鎚山《桜を求めて》

2008-05-24 | 2008年山行報告(愛媛県)
山行報告

 

ネットで知り合ったゆきねえさんとイシヅチザクラを見に出かけることにした。初めての人と登るのはかなり勇気がいる。どんな装備・歩きかがわからないからだ。彼女のブログを読んでいる限りでは歩きについては心配がないと思い登る事にした。天気予報では曇り・後雨なので少々心配したが上等の天気。崩れたとしても夕方遅くになると判断し出発。



2008・5・23 天気 晴れのち雨 参加者 2名(ゆきねえ・流れ星)


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コースタイム 土小屋9:25~東稜分岐10:23(小休止)10:27~二の鎖小屋10:55~弥山11:30~天狗岳11:50(昼食)12:25~弥山12:40~二の鎖小屋12:58~東稜分岐13:22~土小屋14:20
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 平日だと言うのにけっこう駐車場には車がある。さすが石鎚山だと感心した。

    

この季節に目立つのがオオカメノキ。両側にかなりの本数ある。葉を食べられていないので名前の由来となった亀のような葉が目に付く。ミツバツツジ・時々アケボノツツジもある。

     

あの頂上まで行く。

  

歩くにつれ近づく山肌にはアケボノツツジのピンクが見える。


  雪が残っている。6月になるまではこの調子だと溶けないだろうな。

               

     
昨年二回来ているが天気に恵まれずこのようには見えなかったので嬉しくてつい写す。それにアケボノツツジの季節は他の山に入ることが多く石鎚とアケボノのツーショットは初めてだ。



東稜分岐を過ぎ夜明峠への道に近づくと余計にアケボノツツジが目に付きだす。

 

ナツトウダイだろか?

 

イシヅチザクラがついに咲いていた。

   

かなり荒れた谷を過ぎたらようやく二の鎖小屋に着いた。ここから階段もあるので距離は短いけれども急な登りとなる。



早くも下山してくる。30名もの団体が成就社に下っていった。

      

岩場にぽつんと咲くアケボノは余計に輝いて見え美しい。

  

西の冠岳への分岐で見かけた「コミヤマカタバミ」ピンクの色があり筋も鮮明で白とは又違う風情。ゆきねえに疲れが出たのか少し距離があくようになってきた。かなりゆっくり歩いているのだがここは急なのでしんどいのかもしれない。最近私は、体が慣れたのか随分楽になってきている。

 

 

しんどい道を登りつめると其処には満開の桜がまっていた。

     

天狗岳もすぐ其処に見える。アケボノツツジのピンクがあちこちにある。

     

まだ私も6回しか此処には来ていない。桜の季節は初めてなので本当に嬉しい。満開で、それも天気がよくて景色も見られるなんて最高。足元が悪ければここから天狗岳までは危険。でも、今日は大丈夫。

 

    

岩を降りるとアケボノツツジがまだ美人で待っていた。蕾さえある。西日本で一番高い此処で咲くのだから一番高いところのアケボノツツジである。

   

土小屋が見える。

 

桜が多い。

      

アケボノツツジと競演して桜の色が冴える、その後ろには登山道が伸びているのがわかる。

       

天狗岳から回りぐるっと見渡せるのは、気持ちが良いもの。桜も色を添えるし、アケボノも添えている。

 

ゆきねえと弥山

       

アケボノ・桜・弥山の3点セット。

  

縦走路が遥かにつづく。

 

桜さく

 

イワカガミも咲く。

 

     

今まで気が付きもしなかった立て札を見つけた。

      

遥か向こうに瓶が森を見つつ階段をくだる。桜をみて心満たされ下る。これを幸せと言わずになんと言うのか!!

 

東稜分岐に咲いていた木の花。

 

もうすぐ咲こうとしているマイヅルソウ。群れてあるので咲いたならさぞかし可愛いだろうなあ!

  

  

ワチガイソウはやはり好きなので目に付く。

  

コヨウラクツツジが多かった!それもたくさん花を着けているので目立つ。普段控えめな花だけどかなりアピール度が高い。



木の花2つともはっきり名前がわからない。下山はかなりゆっくりと写真を撮りつつ歩く。朝咲いていなかったヤマシャクも咲いていてゆきねえは喜んだ。

  

無事土小屋到着。岩黒山のアケボノツツジもまだ咲いているんだ。

瓶が森林道を走りようやっと開通した194号線を経由して帰宅。
目的の花を充分堪能して又一日を過ごせた。本当に幸せです。運転してくれたゆきねえありがとう。お疲れ様でした。機会があれば一緒に登りましょう。厳しい事も言いましたが覚えて今後必ず持参しましょうね。雨具。


 
   
  
  


  






    
     
    

 

 

  

  

 

  

 

  


   
 


      

  

 



  

  

 


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