花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

ジョウロウホトトギス・アケボノシュスラン

2015-09-30 | 山野草
山野草
■適期訪問■
 しばしば「適期訪問」は難しいと書きます。例年と同じように咲かないのが野に咲く花。だいたい見当をつけでかけます。訪問日が2、3日ずれたら花がなかったという場合もあるのでどきどきの訪問です。
 昨年は見にでかけなかったジョウロウホトトギス。「今年はどうだろう?」と期待と不安ないまぜにして訪問したのですがまずまずの日に見る事ができました。
    

    

    

   

    

    
ジョウロウホトトギス
此花についての詳しいことはこちらにあります。
ジョウロウホトトギスを見て楽しんだらそれより好きな花「アケボノシュスラン」咲く場所へ移動しました・・・・
昨年見事に咲いていたので「今年は咲かない」と確信に近く思っていました。というのは別の場所へ何か所か行ってみて全く蕾すらあがっていなかったからです。連年見ている人からもそのように聞いてもいました。
でも、確認をするために行く、とやはりでした。咲いていません。どことも同じでした。
   
昨年の開花状況の一部。
    
今年の同じ場所です。蕾が全くない。近くを探してみて辛うじて全部で5株の開花確認をしました。隔年開花のようですね。
    

    
昨年のように一面咲くのを待ちましょうかね~。
   
真っ青だけれど盛夏とはちがった優しさと涼しさの漂う青の中に浮かぶ朝の月を見ながら家を出てました。
帰宅が18時。月こそでていませんが昼間の暑さは何処へやらの時間帯です。適期に出かけて見られた花と見られなかった花、花散策は難しい。

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ミチバタガラシ・ハルノタムラソウ

2015-09-29 | 山野草
山野草
■ええ~?■
 先日の晴れた日、花を探しに出かけました。鹿が多く出る場所です。なので植生は貧弱で見るべきというか・・林床には鹿が食べないマツカゼソウなどがあるのみで歩いていてもな~~んにもない。時折見かける「シモバシラ」がうれしい程度でした。とぼとぼという感じで歩いていくと突然モクセイの香。「あれ~」木がないのにと思っていると人の住まなくなった家の近くに1本満開でした。
   
「そうか、モクセイの季節か~」香りは気持ちよかったのですが愛でる人のいないこの木が妙に寂しく思えました。
歩いて行くとなんとか目的の花は見つけました。
ロゼットになるこの植物は食べにくいので残っているそうです。
    
ハルノタムラソウ
ハルノと名がついているのですから春に咲く。ところがここのは今モクセイの咲く季節に花をつけるのです。不思議。なので探しに来たのです。見つけて写したのはいいけれど撮影失敗。全部ボツ画像でした。でも記録ですのでUPしておきます。
他の植物を探せども探せどもめぼしいものはなくがっくりです。辛うじて
    
カラスノゴマ
そして初めて聞くし初めてお目にかかるものにもご対面。
なんと「ミチバタガラシ」凄い名・・漢字で最初「道端枯らし」と思ったのです。でも、そうではなく道端に生えるイヌガラシに似た植物でした。イヌガラシは自宅近所にどこでもあり撮影すらしたことないアブラナ科イヌガラシ属。
ミチバタガラシ・・これはどこにでもはなく珍しいとのこと。
   

    
そういえば見た事ない花と葉の形でした、
花はなかったですが面白いものがいくつかありました。
   
アケビの実大豊作
    

     
ツバキへついた虫こぶ。それも巨大なやつ。
   
コクワガタ///訂正します。虫のこと詳しい方が教えてくださいました。ミヤマクワガタの雌ですって。ありがとうございます。
昆虫も好きな私は連れ帰りたい欲求が起こりますが・・山野にいてこそ幸せな筈、なので触らせてもらっただけで解放しました。
ハチも昆虫なのですが好きではなく・・怖い
   
射されない様に知らんぷりして通過。
   

   
ミソサザイの巣
芸術的と言ってよいほど丁寧に作り上げた巣。中には小さい殻1つありました。

キノコの秋を感じた日となりました。名前を知っていれば収穫もできたのでしょうが、見るだけとなったのは残念至極。
     

     

     


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名月

2015-09-28 | 庭の花
庭の花
■庭で■
昨日は中秋の名月の日でした。お月見の名所と言われる桂浜へも近いのに一度も見に行くことなく年を重ねています。綺麗な月はさほど見られるないので連れ合いの「ばっちりだよ」というのに誘われ夕食後お手軽に家の外へでてみました。遮るものない空に真ん丸輝いておりました。
    
恒例行事のように月見だんご・ススキを飾り煮込みうどんをしていたのはずっと昔になっています。渡り廊下から見ていたお月さまと同じですが一緒に愛でる者もなく1人「綺麗」と眺めただけでした。
昼間は天気でしたが珍しくお掃除。手を休めたときには庭の花を愛でておりました。
   

   
ヒメタムラソウ
近くの里山ではタムラソウが咲いているのですが今年も今のところ行く予定なし。
前に写した画像はこちらです。同じように今年も咲いているよと知人が見てきてくれました。
   

   
カリガネソウ
これも20分ほど行けば咲いているのですが今年はみにけそうにありません。今年は法事が多く身動き取れない日があり近くの花は又来年ということで我慢の日々なのです。
   
オオベンケイソウ
   
フイリタデ
   
ボタンクサギ
此花庭にうえてありましたがあまりにも丈夫で繁茂しすぎると判断し抜ける範囲抜き去りました。ところがです。
   
家屋と犬走りの間に根を入り込まし、元気に育っていっているのです!!。これで咲くからすごい。それも家の北側のおひさまのあまり当たらない場所なおですがねえ。さすがに花を写すには難しいので切り撮影しました。
    
カワミドリ
    
シュウカイドウ
    
トレニア・バイロニー

障子の桟を拭いて綺麗にするのは嫌ではありませんが花を見るのが好きなのでついつい・・庭にでてしまう。雨ふれと思ったりもしますがさすがに中秋の名月の日にそんなことおもわれませんよね。思わなかったお蔭で綺麗な綺麗なお月さまを見られたのです。今日はもっと大きなとっても綺麗なお月さまを見られました。
   

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ウスゲタマブキ・クサノオウバノギクなど

2015-09-27 | 山野草
山野草
■青空!から雲海へ■9/20
 20日は素晴らしい青空から散策が始まったのですが中腹の林道は山越えの滝雲と雲海で晴れたり・曇ったりで空模様がころころ変わりました。基本天気は良いのでそれを存分に楽しみつつの散策です。
雲海の様子は先日UPしました。
花は毎年見ている見慣れた花ばかりです。でも、多くは貴重種。
    

     
ウスゲタマブキ
   

     
クサノオウバノギク
最初なかなか覚えられず唱えるようにして覚えました。
リンドウは群れ咲いています。
   

    
岩場にも草の中にも今が旬の花なのです。
   
アオベンケイ
     
シコクブシ
歩いて見て行ったわけではなく要所要所で車を止めここなら花が有ると目星をつけて散策してみて回ったのです。
   
シオガマギク・リンドウ
お花畑状態の場所もあり秋の花を全部みたような気がします。
   

    
ホソバノヤマハハコ
花の旬は過ぎているのが多くドライフラワー状態のも散見
そしてまさかの花が残っているのを発見しました。
   

    
オオトウヒレン
8月に見ることが多い花ですが例年見る場所より標高が低い場所なのでみられたようです。
朝早くから遅くまで花三昧でした。
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チャボツメレンゲ・コシオガマ群生

2015-09-26 | 山野草
山野草
■青空!■9/20
 UPする日が逆になってしまっています。忘れないように20日の晴天の花散策も順次まとめていきますね
23日は天気に恵まれませんでしたが沢山の花をみました。20日は天気にも花にも恵まれました・・・がカメラの充電が綺麗にできてなく撮影始めたら「電池残量少なし!」とでました。予備の電池を忘れていた。なので花は多いのに撮影できない日となりました。1枚だけ写したり写すのをあきらめたりでした。設定を変えて何枚も撮影するのが常なのにそれができなかったので酷い画像が並びます。
    

 

    

   
チャボツメレンゲ
今まで知っていた場所以外岩場を探した所為もありますが2ヶ所でみつけました。それもまさかという場所にありました。車からカメラ出して撮影できる位置に咲いているのです。見慣れている花ですが絶滅危惧種です。分布も限られているのに色々な場所で見る事ができる。見慣れてきて生育環境が解り出したので「ここならある筈」と岩場を探すからみつかるのです。一枚目の大きな岩場のは花が終わって紅葉していました。三枚目の場所はネットで崩落を防いでいる場所。そんな場所でもしっかり根をおろし花を咲かせるたくましさがある花です。1つ1つは小さいけれど群れ咲く花は好き。来年もまた岩場へ行くとついこれを探すと思います。
    
シラヒゲソウ
      
テバコマンテマ
    

    
どれだけ天気が良かったかといいますと・・・このような青空なのです。ススキが金波・銀波のように輝いてまさに秋の盛り
    

    
ムカゴソウ(ラン科
上が昨年の同じ場所の画像です。今年も殆ど同じ場所に咲いていました。株数も増えていたので来年が楽しみとなります。
    
センダイソウ
18日に登山してみていたので標高が少し低いここではまだ開花数少ないなと感じました。秋の花は山から咲き降りるのです。
    
ダイモンジソウ
    

     
アケボノソウ
前からいえばぐんと減ったと思いますが丁度の開花です。
     
コシオガマ
昨年たくさん咲いていたので今年はどうか?と気になり行くと「わあ!」凄い。「コシオガマじゃないじゃないの?」「オオシオガマ」と言いたい大きさで群れ咲いています。別の場所で昨年群生があったのですがそこは殆どなくなっていたのにこちらはお見事。可愛いらしいピンクが咲き誇りにっこり笑っているようです。まだまだ遠くまで散策する予定だったので寄るのをよそうかと少し頭をよぎったのですが来てよかった。足を運ぶ労を厭っては駄目ということですね。

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キリシマヒゴタイ・ヒメヒゴタイ

2015-09-25 | 山野草
山野草
■最近は毎年訪問・・・■9/23
 トウヒレン属が好きなのと高原の爽快な風を受けての散策が好きなので連年の訪問です。今年はもうずいぶん前からキリシマヒゴタイが咲いているということなのでどんな状況か気になっていました。昨年は刈られなかった場所には有るし、別の場所でも咲いていてくれました。ただ・・残念天気が良くない。23日の予報は午後から曇りのはずだったのだが・・ねえ。高い山はこれではすっぽりガスか雨。連休最後の日なのに少々恨めしい。でも、咲いていたのでにっこりでした。
    

    

    

   
キリシマヒゴタイ
   
高原散策どころ濃いガスで近くにいる牛さんを撮影するのが精一杯。近くにあるハバヤマボクチも見たいけど下車できる状態にない。北九州ナンバーの車が側溝に車輪を落として立ち往生の現場にも遭遇。ガスが濃すぎます!!
    

    
サンカクヅル
実りの秋。野にあるブドウの仲間で黒くなるまで熟すと結構おいしい。
    
カワラナデシコ
咲き残りが少しだけ・・花盛りの頃は斜面がピンクになっていたっけ~。
ガスが濃いし風も吹くのでヒメヒゴタイが咲く石灰岩地へは足を踏み入れるのはやめ・・というより踏み入れないので、道路脇でなんとか撮影します。
    

    

    
草原の青空ですくっと咲くこの花が好き。なので残念でした。
昨年は石灰岩の白・青空でみられたのですがね。毎年同じような天気という訳には行きませんよね。
昨年の画像はこちらです
だいたい同じころに咲くのですよ。
ガス又ガスで県外からの観光客の方には気の毒な高原でした。



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ハガクレツリフネ群れ咲く

2015-09-24 | 山野草
山野草
■見事でした・・■9/23
 ハガクレツリフネは群れ咲くことが多く昨年もそこそこ咲いているのを見て「すばらしい~」と感嘆の声をあげたのですが今年はあまりにも広範囲にそれも満開を通り越し咲いていたので「海」と表現しました。どこまでもどこまでもハガクレツリフネが咲いていて走行していてもまだまだ、まだまだ見える。下りて見ると圧倒される花数。色は濃淡あるし、1つ1つの花が大きいしで「うわ~」と思う。山の斜面全部が埋まっています。
   

    

    

     
綺麗なピンク
    
紫っぽいのも。白は1株発見。
ハガクレツリフネ(ツリフネソウ科・ツリフネソウ属))
キツリフネは花期が早いのでもう終わっています。ツリフネソウはもう終盤で少しだけの咲き残り状態です。ハガクレツリフネは今が盛り。
花の海でしばらくあそびました。

    
オオバショウマ
    

    

    
ツリバナ
    
ナギナタコウジュ
    
コメナモミ
ガスの中しっとりした風情だったのが逆によかったのかもしれません。平野部では曇りだったのですが標高があがった場所ではガス濃くて遠望がききませんでした。



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ヒナノキンチャク・ジャコウソウなど

2015-09-23 | 山野草
山野草
■見事でした・・■9/23
 今日も朝早くから花散策。途中産直市に立ち寄ってお安い野菜を買い求めるパタ~ンが最近定着したような気がします。野に咲く花を見るのには山深い場所へ向かうので長い道中の脇には産直市がところどころにあるのです。そこでは新鮮でかなり安いものが手にはいる。たとえばホウレンソウが一束150円。大根100円。ナス5本100円。スーパーの半額とかの値段なのです。帰宅してさっと使える野菜は非常にありがたい。早く家をでているので産直市で入荷したばかりの品々を選んで買える徳もあるのです。野菜・果物などを買ったら花咲く場所へ・・
 沢山咲いていました。寒風山で見た花も、その後に出かけた場所でも花をみていますが今日見てきた花をUPすることにします。というのはヒナノキンチャクが見事だったり、お初のピンク色のアキチョウジをみたから。嬉しさのおすそわけです。
   

    
ヒナノキンチャク
昨年も見事でしたが今年も素晴らしかったです。
         
ツリフネソウ
県中部ではあまり見られない此花これも道路脇で発見。今まで見つけた事がない場所だったのでラッキーでした。
そして今回の散策の目的の1つ、ジャコウソウ・タニジャコウソウ。前回訪問した場所では状態がよくなく綺麗なのが見たいと訪れたら咲いていました。
    

    
ジャコウソウ
    

    
タニジャコウソウ
出かけたら周りを探すので発見~
    

    
アキチョウジ・・・・これはどう見てもピンク色。目敏い人がいるので見つけてくれます。
   
普通の色のアキチョウジはこれですよね。
これもどうしましょ!というほど咲いていてお見事!でした。他にも圧倒的に咲き誇る花があり「ま!すごい」と驚きの声を何度あげたことか!
    

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クサヤツデ開花・そしてリベンジも

2015-09-22 | 山野草
山野草
■なかなか難しいね■
 先日オオダイトウヒレンを見に行き撮影ことごとく失敗した。悔しいしもっと見ておきたいという気持ちもあったので再訪。というのはここにはクサヤツデも咲くからもう咲いただろうという気持ちもあり出かけたのです。クサヤツデは何度も見ているのですがいつみても飽きない好きな花なのです。
    
クサヤツデ
咲いてはいましたが暗くて良い画像にはなりませんでした。
目的のオオダイトウヒイレンは私では写せないかもと思ったので助っ人・・・連れ合いのレーサーに殆ど頼みました。
    

   

    

    

    

  

  
オオダイトウヒレン
再訪し、じっくり見られたのですっきり。でも、大好きな花なので何度でも足を運びたい気持ちもあります。もう少しすれば同じ属のトサトウヒレンも開花が始まるので嬉しい限り。山ではヒメヒゴタイも咲いているということなので好きな花めぐりに忙しくなります。
先日のボケボケ画像はこちらです・・・  
    
アキノギンリョウソウ
   
シモバシラ
    
オオイヌタデ
    
ヤマホロシ
    
ハダカホオズキ
行ってすぐ山を下りましたが出かけると自宅近くでは見られない植物多く楽しめます。お墓参りも済ませたし、帰りには軽くおうどんも食べ秋空にすがすがしい半日を過ごしてきました。


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花の山・寒風山へ②

2015-09-21 | 山野草
山野草
■目的のイワギクなど■
 何度かイワギクをみてはいますが今年も見たくて岩場を目指しました。イワギクは氷河期の生き残りと言われるキク。分布も限られている貴重種です。天気の良い日に見たかったのですがガスの中、雫をまとった姿をみることになりました。咲き始めで美しい
    

    

    
イワギク
どの程度ガスがあるかといいますと・・このような感じなのです
天気のよかった時に撮影した画像はこちらです

     
完全にシャットアウトではありませんが少し離れると見えなくなります。遠くの花は見えないのです。
     

   

   

   

    
ウメバチソウ
   

   
ダイモンジソウ
    
シコクブシ
    
オオマルバノテンニンソウ
   
ホツツジ季節外れですが咲いています。
   

    
アサマリンドウ
天気が良ければ開く花ですが蕾んだまま。少し咲こうとしていたのは1時過ぎてから少し青空が出てきそうになったからなのです。
景色は殆ど見られずガスの中の登山はあまり楽しくはないですがそれはそれと割り切り、気持ちを切り替え楽しむ。露つきの花も綺麗ですよね 
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ハナイカリ・山景色

2015-09-20 | 山野草
山野草
■雲海・滝雲■
 今日も朝早くから出かけ帰宅が19時。しっかり花・山岳風景を楽しんできました。見ておきたかったフクオウソウがみられなかたのは残念でしたが他の花はすべて見てこられました。花はよかったですがそれよりなにより景色が素晴らしく「出かけてよかった~」としみじみおもいました。腕のあるカメラマンが撮影すれば素晴らしい滝雲・雲海が画像として残っただろうにと思います。下手で残念ですが花友達と心に残る景色を見られ一生の思い出となりました。
    

    
ハナイカリ
9月初旬に「咲いているから観に行けばいいよ」と教えて頂きながら他の花を見に行くのに忙しくようやく今日足をはこびました。ラッキーなことにきれいなのが幾株か残っていて見られました。何度見てもこの名をつけた人に「さすが!上手いネーミング」と思います。
花はたくさん写していますがまずは景色です。
    

    
山には秋の気配濃厚。
   
早くに色づいた葉を従え石鎚山は雲海の上で島となっています。
   

    

瀬戸内側から山越えの雲が滝のように流れ込む
   

   

   
いきている雲。刻々と変化していき、アッというまにかわる。

今夜は山に泊まりたかった。
  

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オオダイトウヒレン

2015-09-19 | 山野草
山野草
■お初ですが・・■
 先日きになっていたので見に行った植物があります。開花期の見当がつかず適当に日を選び行ったのです。予想は大体あたり咲いていました。でも、ことごとく撮影失敗。まともな画像がないのです。なのでおいてありました。でも、初めて見た植物でもあるし、高知県内では珍しい物なのでUPすることにしました。というのはガガイモ科大好きですが「キク科のトウヒレン属」も大好きなのです。トウヒレン属は高知県内に9種あり、今確認できるのは8種、今までに7種見てきているので最後の1種だったのです。それも株数多く手軽にみられる場所なので見逃すわけにはいきません。そう思って出かけているのに画像がどうして綺麗じゃないのと言われそうです…が理由あり。あまりにも沢山株がありそれを全部見て回るのに手間取り撮影する手がぬかったのが一。足場が悪く固定できなかったのが二。踏まないよう神経をつかったのが三。
    

    

    

    

    


    

    
オオダイトウヒレン(キク科トウヒレン属)
翼がありますがオオトウヒレンより幅が狭い。
他のトウヒレン属の画像はこちらです。
それぞれに魅力がありますが特に好きなのがミヤマトウヒレン・コウシュウヒゴタイとかくつもりでしたが全部を見ていたら甲乙つけがたく困ってしまいました。
見てみなさんはどれがお気に入りでしょうか?

コウシュウヒゴタイ・・・高知県は分布の南限。石灰岩地にのみ生育
ミヤコアザミ……    高知県内で近年再発見された。
トサトウヒレン・・・  徳島県と高知県に固有。高知市と日高村の蛇紋岩地にのみ生育
オオトウヒレン・・・  愛媛県と高知県に固有。
ミヤマトウヒレン・・  奈良県と愛媛県と高知県に固有
ヒメヒゴタイ・・・  ・高知県では石灰岩地に多い。蛇紋岩地・草地にも生育
キリシマヒゴタイ・  ・四国と九州のみに分布。高知県内では蛇紋岩地。

少しづつ少しづつ見ていっていますが同じ科の同じ属の中で種を全部みるのもなかなか大変です。似てはいますが微妙に違うのです。



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花の山・寒風山へ①

2015-09-18 | 山野草
山野草
■あれ~■
 できれば1ヶ月に4回は山へ登りたいと思っているので天気予報・などを含め行ける日を選んで行動しています。
今月はこれまでに2回登っているのでそろそろ3回目をと考え寒風山を目指しました。花の多い山ですし、天気もさほど悪くない・・と出かけたのです、が・・なんとなんととっても悪く展望なし。雨こそ降りませんでしたがガスで折角のお花畑が見渡せない・・・。がっくりでした。その上追い打ちをかけるようにカメラの設定ミスで私の画像は殆どボツとなりました。連れ合いのレーサーが撮影していたので救われましたが「あ~悔しい」
 ま、4時間10分ほど山歩きが出来たので訓練・訓練。良かった~と思うことにしましょうかね。
帰宅が普段より遅かったので画像整理できていないので少しだけUPしておきます。
    
登山開始が9時50分(午前中はあまり天気が良くないという予報だったのでわざと遅くのぼりはじめました)
寄り道を重ね頂上へ着いたのが13時。
昼食を済ませ下山開始が13:25分。1時間後には下山しておりました。
    

    

    
アキノキリンソウ
アキノキリンソウが今を盛りと咲いていてその周囲にシオガマギクとかアサマリンドウが彩りよくある。これで青空だったら最高だったでしょうね。
    
レイジンソウ
    

     
センダイソウ
    
フシグロセンノウ
    
テバコマンテマ
辛うじて咲き残っていました。
登り始める間際まで雨が降っていたような状態だったので笹のある場所へ入るには雨具のズボン着用でした。でも、下山してくると
    
冠山まで見える状態となりましたので予報が3時間ほどずれてしまったということでしょうかね・・・
帰りの道中は素敵な青空を見てのドライブ。いつもの産直市でお安い買い物をし、お気に入りのアイス屋さんへもよりかえってきました。
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ヒメトラノオ・タチカモメヅルなど

2015-09-17 | 山野草
山野草
■里山で■
13日は里山で自生では見た事ないヒメトラノオをみてきました。大体の場所はきいて知っていましたが別に急いで行く必要もなく「また次にいけばいいや」と後回しにしていたのです。終盤だというのもわかっていたのですが行ってよかった。代わりにツリフネソウが盛期となっていました。なのであれもこれも良い花を見るというというのは難しいので咲き残りでも見られたので佳しということです。
    

     

    
ヒメトラノオ(ゴマノハグサ科ルリトラノオ属)
同じ属にホソバヒメトラノオがありそれは今まで何度もみています。どこが違うか気になりました。特に葉・・鋸歯がおおいのがヒメトラノオそして形。
ヒメトラノオは長楕円形
ホソバヒメトラノオは線状倒披針形(画像はこちらにありますので併せてご覧ください
    
シバハギ
    
ギンミズヒキ
    
ヒメミカンソウ(トウダイグサ科・コミカンソウ属)
コミカンソウ属は4種高知県内に生育。(コバンノキ・コミカンソウ・ナガエコミカンソウ・ヒメミカンソウ)
コミカンソウは庭にもはえ抜くのに困るほどですがこのヒメミカンソウはさほど目にすることはないですね。果実は1~3mmの柄があり葉の基に小さいミカンのような形でつきます。目立ちませんがそれが面白くてうつしました。
    
チャボホトトギス
    
マルバハギ
    
先端にまとまって咲くのが特徴。
    
ノダケ
    

    
タチスズメノヒエ(イネ科スズメノヒエ属)
イネ科は全く興味がなく素通りしていました。ところが今回待っていた場所にあまりにもありましたので撮影。花が着いているではないですか!確かに立っている。大きくて目立ちます。そのご似ているけどもっと小さく可愛いのもみつけました。それはスズメノヒエでした。図鑑を見ると同じ属は7種高知県内に生育とあります。せめてこの7種だけでも覚えて見ようかと・・おもったりしてます。
    
タチカモメヅル
    
袋果がもうできていました。
カモメの飛んでいる姿から名がつけられたガガイモ科の此花、花数が多い割には袋果の数は少なくあまり見られません。花期終盤だったのが良かったかも!
    
ワレモコウ
咲き始め。
足元にはヒガンバナがあります。前日見事なヒガンバナを見ているので素通りします。自宅居間からでも見られるのでヒガンバナはよほど素敵に咲いていないと無視してしまう。
ワレモコウの背景は四方竹と言って秋にとれるタケノコ。
    
サイハイランの種
サイハイランの花は毎年見ますがこれほど種がついたのをみたのは初めて!!思っていたより大きい種です。
サイハイランの花はこちらにあります併せてご覧ください。  
     
ホウライシダ
シダもあれこれ見られましたがシダまで覚える記憶力がないのとあまり興味がない。なので自分が覚えられて美しいと思えたこれだけ撮影しました。興味の対象物は人それぞれです。同じ場所にたってもみているものは違うから、それはそれで面白いのです。植物が大好きということは同じですけれど、ね。      

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ザラツキギボウシ・フジカンゾウなど

2015-09-16 | 山野草
山野草
■曇りのち雨■
 今日は予報より天候の悪化が遅く夕方になって雨となりました。ま、昨日花を見て回ってきていたので雨も又好しの心持ちです。降らなかったので気にかかっていた近所のミズネコノオの様子を見にいっていましたが全く生えていませんでした。水田雑草は環境変化でこのようになるとはきいていましたがここまで無くなるとさびしい限りでした。
 昨日ギボウシの大群生地をみてきましたが終盤。別の場所ではまずまずのところもあったのでそれなり楽しめました。このギボウシはスダレギボウシときいておりました。ところが分類学をやっている方から最近「ザラツキギボウシ」と学会で言われていると教えて頂きました。(2008年藤田博士に依る)なのでここではザラツキギボウシと記載します。
   

    

    

    

    
ザラツキギボウシ
色は種々微妙にちがっています。白も紫、淡紫からピンクのようなものまであるのでそれを見て回るのが楽しみとなります。
    

     
     

     
フジカンゾウ(マメ科ヌスビトハギ属)
此花どこにでもありそうですがここでしか私はみたことない花です。高知県植物誌によると「分布は中央部に限られる」とあります。もっと見られるはずですがねえ。
    
アキノギンリョウソウ
    
シュウブンソウ
    
ミズタマソウ
又此花を写してしまいました。私が好きな花はたびたび登場しますね。好きであっても近所で簡単に見られる花ではないと写せないわけですから割合身近で見られる花であるわけです。
   
ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)
   
ホウノキ 実
    

    
オオバチドメだと思います。小さい花が咲いていたので撮影したのですが不鮮明で残念。

コメント
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