今日は前回にちらっとお話したバラを紹介します。
ちょうど今、庭に彩りを添えている二種類のバラ。
このバラには深いつながりがあるんですよ。
真紅のバラの名は「ルイ・14世」といいます。
ご存知、フランスの国王で、ヴェルサイユ宮殿を建設したことで有名です。
バラの中央にある黄色いしべは、見ようによっては王冠のようにも・・・。
一方こちらのバラの名は「アンドレ・ル・ノートル」といいます。
このアンドレさん、実はフランスの造園家で、
なんと、ヴェルサイユ宮殿の庭園を設計した人物なのです。
ルイ14世とアンドレさん。
遡ること350年余り前のフランスで、
ヴェルサイユ宮殿の建設に関わった二人が、
バラに姿を変えて現代に蘇りました。
なんちゃってかなり大げさですが、不思議な気がするんですよね。
また、バラには有名な女優さんの名を冠したものも多いんです。
「イングリット・バーグマン」、「オードリー・ヘップバーン」、
「プリンセス・ドゥ・モナコ(グレース・ケリー)」etc・・・。
想像力を膨らませれば、彼女たちの競演だって夢ではありません。
それもわが家の小さな庭が舞台だなんて
さて、第二幕の秋バラの競演が待ち遠しいな~