先日、久し振りに「すき焼き」をつくりました。
"すき焼き"といっても、わが家のは牛肉だけじゃなくて豚肉も入る二刀流。
その理由の一つに、子供の頃から「肉鍋」といって、
豚肉に慣れ親しんできたということがあります。
そしてもう一つは、 年齢を重ねるにつれて、
ヘルシーな牛肉の赤身を加えるようになったというのがあります。
豚肉に慣れ親しんできたと書きましたが、実は北海道の家庭では
昔から牛肉よりも豚肉が食卓にのぼることが多かったのです。
どうして豚肉だったのでしょう。
ちょっと調べてみました。
北海道は昔から養豚場が多く、牛肉や鶏肉よりも
豚肉の方が安価で手に入りやすかったとのこと。
そのうえ、寒さの厳しい北海道の冬を乗り切るには、
脂身の多い豚肉が適していたとも言われています。
厳しい北海道の開拓には、豚肉は欠かせないものだったのですね。
帯広の「豚丼」や、室蘭や函館に代表される豚肉を使用した "やきとり" も
そのような事情から生まれたようですよ
ということで、わが家のすき焼きというか "豚すき鍋" に話は戻ります。
割り下は {しょうゆ100cc 酒 100cc みりん100cc だし汁50cc 砂糖30g}です。
(この配合、ちょっと濃い目です)
器にといた生卵をつけていただくのは、今も昔も変わりません。
この鍋を食べると、幼い頃の家族の団欒が思い出されます