昨日、「水平線のうた 後編」(NHK総合 22:00~)というドラマを観た。
震災で妻と娘を失い、石巻市でタクシー運転手として働く男。
ある夜、乗車した少女が口ずさんだメロディーは、妻子との思い出の曲だった。
この世からいなくなった者が、タクシーに乗るという。
いつか、娘と妻がタクシーに乗ってくるのではないかと、タクシードライバーに転職した男。
ある日の夜遅く女子高生をタクシーに乗せる。
その子が口ずさんだ曲は、妻と娘が練習していたものだった。
1ヶ月後、男が行った公園でチェロを弾く青年がいて、
そこに先日タクシーに乗ってきた女子高生がいた。
その女子高生に、先日ハミングした曲名を訊くと、大船渡まで乗せてってと言う。
大船渡の飲食店に行くと、そこに妻が作曲した曲の楽譜があった。
その楽譜は大船渡の海岸に流れ着いたのを、ある人が拾ったものだと言う。
いろいろ調べてみると、その曲は夫婦の結婚10周年目のお祝いのときに、
ピアノ・チェロ・クラリネット・フルートの伴奏で娘が歌う曲だった。
でも、そのときに演奏する人たちは、ピアノの人以外は震災で亡くなっていた。
前編はこんなところかな。
昨日観た後編は、3/15(土) 午後10:49 までNHK+で観られます。
素敵なドラマでした。
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