逃げる二月

　二月も今日で終わる。
　いろいろあった二月でした。
　一月からの風邪を引きずり寝込み、そして歯痛の日々。そんな中で母の具合
が悪くなり、茨城に行った。帰り際に、小さい建設会社をやってる友人（田舎
で唯一つきあっている、よくケンカしてるやつです）と、少しの間会って話し
てきたりもした。
　息子たちの受験もそれなりの結果におさまり、女房と「うちなんかこんなも
んだね」と、奥歯に物の挟まったような喜びかたをした。

　ＮＨＫの「ようこそ先輩」（２／２５　１０時）という番組で、シナリオラ
イターの内館牧子が「ラブレターを脚本に」というテーマで、母校の小学生に
ラブシーンの書き方を教えていた。
　私も２３歳の頃、シナリオ学校なんてものに週１回行っていた。あのときよ
りいい授業だったな。
　そのとき、内館牧子がいった言葉に心が熱くなった。きっと有名なんでしょ
うが、私は初めて知った。

　二月の雪
　三月の風
　四月の雨
　それらが、うつくしい五月をつくる。

　五月に生まれた私は、五月が大好きです。
　明日から私は、三月の風、四月の雨を受けて、うつくしい五月をむかえよう。
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２／７　 ２０年
２／８　 ＣＤ－Ｒ
２／９　 五体不満足
２／１３ 田舎の母
２／１９ 春かなし九想黙らす歯の痛み
２／２０ なにも知らない煙突たち
２／２０ それなりの春
２／２８ 逃げる二月