オール讀物の直木賞発表号でこの小説を読んだ。
ここには「海の見える理髪店」「いつか来た道」「成人式」の三編が載っていた。
作者は荻原浩です。
「海の見える理髪店」はいい小説だと思った。
床屋の髪を切るオーナーの心と散髪してもらう客の気持ちがよく出ている。
私も自分の頭を刈ってもらっているような気持ちで、小説を読んでいた。
床屋のおやじが、自分のこれまでのことを語りながら、初めて来た客の散髪をする。
私は先日、この町にある床屋に初めて行って髪を切った。
そのとき、床屋のご主人が、散髪の修行をした東京のことや、独立して苦労した狭山市での話をしてくれた。
この小説の「海の見える理髪店」のオーナーは、じつに詳しくその人の歴史を客の男に語っていた。
そこまで話すか?と私は思いながら小説を読んでいた。
小説を最後まで読んでその理由が分かりました。
よい小説でした。
あとの2つの小説は、あまりよいとは思えなかった。
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