雪が解けた斜面に、こげ茶色の鳥の羽のようなものだけが目立ちます。これはイヌガンソクの胞子葉です。イヌガンソクは、イワデンダ科の夏緑性シダで、栄養葉は冬になると枯れますが、胞子葉は丈夫で硬いので春まで残っています。イヌガンソクは「犬雁足」で、ガンソク(雁足)とも呼ばれるクサソテツに似ているところから名づけられたようです。
《イヌガンソク(胞子葉) 2011/03/20》
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