頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

雪の造形

2016年01月30日 | 日記
 
  6月には延長1000mの華やかな花しょうぶ絵巻となる谷間も
   今は雪と水が織りなす造形美の競演真っ最中。
    花しょうぶに較べれば、やや、地味かも‥‥ 

  今の積雪深は30㎝くらい。
   雪の下にザラメ雪が無いから
    長靴の沈み具合が心地よい。

     もうすぐ立春の花しょうぶ田
       
    水は冷たくとも雪より暖かいから、水が通れば雪が引っ込む。
     鹿威しの水の周りから春が訪れ、山茶花の赤が際立つ。
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2016年01月27日 | 植物
 
 大雪警報が消え、日差しの射す雪面を見てホッとしている時
  なんじゃ こりゃ! 美しい雪面が台無しじゃないか。
   TPOをわきまえない無粋な杉葉。
    (Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合))
      杉の葉は、昔から今落とすと決まっているから、しかたがないかぁ。

 雪面の杉葉を今採集すれば、たき火の焚き付けに最高のはず。
  適度に乾燥し油もあるから良く燃える。
   しかしながら、今頃は誰れも使わないね。
    
   
   「杉の花」は、春の季語なそうな!
     出番 間近
      スタンバイ 完了のようです。
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竹スキー

2016年01月24日 | 日記
  
   大雪警報が発令されているにもかかわらず、竹スキー作りに参加いただきました。
    感謝!  感謝!

   10日ほど前までは、積雪が全く無く
   「竹スキーを作っても滑ることは出来ますか?」の問い合わせに困惑しておりました。
   
   ところが一転して
    今週になってから暴風雪警報や大雪警報が連続し
     予約のキャンセルも相次ぎ、結局、本日も大雪警報に!
      
   芝生広場で雪を踏み固め、コースを整備。
    竹スキーの試乗会は吹雪の中で頑張りました。
     「自作の竹スキーに乗ろう」は、雪が降っても降らなくても悩ましいイベントです。   
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雪見

2016年01月21日 | 日記
     
  今冬の積雪開始が遅かったから、地面との間の根雪≒ザラメ雪が無い。
   だから雪景色に固さがなく初々しい。
    この冬は、雪見で楽しみましょう!

  山に杉をドンドン植えていた時代(約半世紀前)
   突然現れた広大な草原のお陰か
    沢山のウサギの足跡が雪原に縦横に伸びていた。
     しかも、迷いの無い一直線の足跡だったように覚えている。
     
  今の頼成の森にもウサギの足跡は沢山あるが
   おっかなびっくりの軌跡で、警戒しながら歩いた跡に見える。
    中には途中で赤く変色している箇所があって、何か事件性を思わせる。
     植生が安定してくると、多様な動物が生息し
      ウサギにとっては、天敵の危険度が増しているのかも知れない。
       時の経過は、人にも動物にも、それぞれの影響と受け止め方がある。
   
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晴れました。

2016年01月17日 | 日記

   富山市から来園のグループです。
    会の名前を聞くと
     「山を愛する会」とか「ぼけない会」とか
      色々な名前が出ましたが結局、無名の会のようです。

   予定としては、頼成の森行きは決まっていたけど
    雪の稜線歩きになるとは! と感動していました。
     気温が下がって日差しがあるので、山や森の景色がとても美しい。
      しかも、積雪は10㎝足らずなので歩くのに全く支障がない。
       今日は、ひよどり山~天狗山経由の3時間コースに挑戦とのことでした。

今の季節には信じられない、少雪の遠望。    


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みずみずしい

2016年01月16日 | 日記

   頼成の森の一角、栂野尾園の上部では、水芭蕉はやたらに元気です。
    水芭蕉は、夏の高温には超弱いけど逆に冬はめっぽう強い。
     やがて大きく開く葉も、今はかわいく丸まっています。
      一年中あまり変わらない湧水の温度が一番過ごしやすいようです!
       
     
   水辺の雪が変色しています。
    近寄ってみると、ザリガニの死骸でした。
     ザリガニは人も食べる美味な食材らしいから
      野生動物の誰かが食べたにちがいない。
       犯人は、イタチ、テン、キツネ、タヌキ、イノシシ ??
        足跡が不鮮明だから犯人断定には至りませんでした。
           
      ザリガニの殻を残すとは、中々上品な食べっぷりです。
       わずかしか無い肉のみ食べたようです。
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37日遅れの積雪

2016年01月13日 | 日記
  一昨年の初積雪は12月6日。
   今冬は37日遅れの積雪となりました。
    雪があって陽が射すと本当に美しい。
     富山県内の平野部で雪があるのは砺波だけらしい。
      美しい雪景色は頼成の森へ見に来て下さい!
  女性グループが今朝、稜線歩きに向かいました。

  赤い実はイイギリの実です。
   雪が降って最後まで残るのがイイギリの実。
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春でもなく‥ 冬でもなく‥

2016年01月10日 | 日記
     
  見た目は春の様相だが、シュンランやキンキマメザクラに開花の兆しがない。
   森全体が暖かい冬に戸惑っているように見える。

天気予報は降水確率70パーセントでも、実際には時々日差しがあって晴れ間も多い。
 雲の衛星画像を見ればマダラ模様だから納得出来るが
  いつ降っていつ晴れるの、局地的な予想が判然としないのが残念。

  とりあえず雨か曇としておけば~ という感じか?
   天気予報が全く当てにならない、役にたたない時期ではある。
       
しかしながら降るときは降るから頼成の森でも落石が発生!
一般論として冬期山道を通る時は、山側を2m程、余裕をもって通行するのが知恵かもしれない。
法面がいつ崩れ落ちるかは、天気予報と同じようにわからないから
落ちても安全なゾーンを対向車に注意しながら、徐行で進むのがベストと思われる。
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元旦から海越しの立山連峰が見えた

2016年01月07日 | 日記
気温が下がれば空気が澄んで、立山が見えるはずだが
 冬期は雪雲に遮られ殆ど見えないのが普通。
  ところが今年の1月1日は、立山連峰がすっきり見えた。
   元旦とダブルめでたの感動的な年明けとなりました。


富山県人は、地震や台風被害の少なさは立山のお陰と思い
 災難があれば必ず手をさしのべてくれる母なる山と信じている。
  だから元旦から立山が見えるなんて!
   富山県人にとって、これ以上の喜びはない。
 
 「立山に 降り置ける雪を 常夏に見れども飽 かず神からならし」
       (大伴家持 万葉集 巻17-4001 天平19年(747年))
    『万葉集』全歌数4516首のうち大伴家持は473首とか!
    しかかも越中時代5年間の歌数が223首らしい。
今から約1300年も前の大伴家持と同じ風景を見ていると思うと感動的です。
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サザンカ(ツバキ科)

2016年01月04日 | 日記

 山茶花 サザンカ(ツバキ科)
  冬の花としては激しくも美しい姿色です。
   今年は雪が無く暖かいから、花が痛んでいない。
    冬枯れの谷間に、深紅のサザンカが異彩を放っています。

  トンボ池では水鳥の採餌の跡か、水中は濁っているが‥ 
   遠目には水面に落葉した樹林が映える。
    穏やかな時間が流れています。        
    

  林にかすかな陽光を受け、雪のない里山に春の雰囲気が漂う。
   6月、紫色に咲き誇ったアジサイは、今、脱色した姿で残っています。
     平成28年1月
      新しい年が始まりました。
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