頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

キンキマメザクラの開花

2017年03月31日 | 森林

ようやくキンキマメザクラの開花です。
野生種の桜は、開花時期の幅がとても広い。
満開宣言など出来ないほど、だらだら開花リレーが続く。
今春は、少し涼しいので、例年より長く楽しめそう!

一区切りの無いのが自然界。
一区切りの有るのが人間界。

というわけで、ブログ担当は交代します。
5年間 ありがとうございました。小倉俊明
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春の訪れを感じる

2017年03月26日 | 森林

富山市科学博物館の とやまの自然探検「早春の頼成山」が開催されました。
早春の植物の芽吹き、野鳥などを探し、自然を楽しみながら観察を深め
春の訪れを感じる絶好の散策日和となりました。

一方では、キンキマメザクラの観察会もありました。
今年の花数の少なさを予感してか、参加者も少なめでしたが
去年とは違う咲きっぷりをしっかり観察することができました。
ひよどり山(197m)まで足を伸ばすと、ダンコウバイが満開でした。
キンキマメザクラとダンコウバイは標高で棲み分けしているかのように
頼成の森では、併存することは少ない。
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キンキマメザクラの開花は、昨年より遅れ気味

2017年03月23日 | 森林

今年の1月~3月は、昨年より寒い。
昨年の3月10日頃には、頼成の森のキンキマメザクラは満開だった。

花見と言えばソメイヨシノ。
気象会社の開花予想でも昨年より遅いと出ている。
キンキマメザクラが遅れるのもやむを得ない。


天狗山(192m)からの北方向を望む。
谷筋には、スギがぽつぽつ。
尾根筋には、落葉広葉樹。
典型的な里山の風景

今頃は、田おこしには、少し早い。
かつては、本格的な農作業の前に
山に入って木々の手入れをしていた。

蚊や蛇のいない林床では
ふかふか落ち葉のどこにでも
座ることができる。
明るい林。

空気が乾燥しているから少々の作業でも汗をかかない。
山との交流が存在していた時代の話。
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オカリナグループ募集

2017年03月18日 | 森林
頼成の森花しょうぶ祭りでは、今年も、オカリナグループを募集しています。
開花状況によっては開催日の変更がありますが、現在の所
6/9、12、13、14、15、16、17の7日間を想定しています。
演奏時間は、午前10時30分~と13時30分~です。
お問い合わせは、0763-37-1540 小倉




冬型気候、いわゆる日本海側気候は山を越えた。
明るく暖かい洗濯日和が、なが~く続く。
高志山の会の皆さんは、この陽気に誘われて
頼成の森一周コースに入山しました。
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栃餅

2017年03月16日 | 森林

本日は、栃餅づくりの研究成果を試す日
慣れた手順で、あっという間に栃餅が完成。
香り、色、食感、風味 ‥‥!!
いずれも、昨年の作品を超えました。
いわゆる、お土産着色餅? とは全然ちがう、本物の味わいです。
しかし、本物の味に至るには、長い長いみちのりが‥。


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雑木林

2017年03月12日 | 森林

早春の雑木林は、驚くほど明るい。
落葉して逆さ竹ほうきのようになった林。
雑木林は、夏には葉が織り重なり
耐陰性の強いヒノキでも枯れてしまうほどの
激しい光の争奪戦が繰り広げられるが、
今の雑木林は、平和そのもの。
だだ、ただ、明るく樹影が長い。
変形樹幹の多いタカノツメ(ウコギ科)の
珍木は、この時期に容易に発見できる。

そろそろ咲き始めるキンキマメザクラだが
今年の蕾は、未だ固い。
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水ぬるみ 石ゆるむ

2017年03月05日 | 森林
   
フキノトウが顔を出す頃は、里山に人影
山菜は、スーパーにも生えているのだが
山へ行って自分で山菜を採る醍醐味は
たまらない魅力のようです。

でも、山菜は採っても命まで失わないように!
「水ぬるむ季節は、石ゆるむ季節」
融雪とともに道路法面の石は緩んでおり
落石・崩落の危険性が高い。
山道の通行には細心の注意が必要です。

とりあえず、山側直下は避けて
少し谷側を走っていただきたいもの。
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金銀の輝き

2017年03月01日 | 森林
  
真ん中の白片や周辺の白点々は、何?
この驚きは写真では、表現されない。

林道ひよどり線を巡回していると
道路法面に無数に輝くものが!
水滴にしては、強烈な輝き
朝日を受けてキラキラと輝いている。

よく見ると犯人は雲母片でした。
大きいものは、長辺で10mm超えも!
堆積岩の層に雲母を含むことは知っていたが
地表に拡散しているとは知らなかった。
雲母は軽いから雪水で表面におしだされたものか。

 
落葉広葉樹林を密かに乗っ取ろうとするのは、常緑広葉樹。
最近の温暖化傾向の中で一層勢いを増している。
常緑広葉樹は、遊歩道の視界を遮り
光を根こそぎ取り上げるから林床植物を無くしてしまう。
だから、今、ソヨゴ、ヒサカキ、イヌツゲを集中的に伐際している。
この作業が完了した遊歩道は見違えるように爽やかになる。
特に女性には好評だ。
しかし、なぜか小口が変色しているソヨゴが多い。
切られたソヨゴは、猛烈な勢いで萌芽が始まる。
彼らは絶滅しない。
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