県内は大雪に見舞われ、特に高岡市、氷見市などの県北西部は大変な状況である。
早く雪の峠が過ぎてもらいたい。
頼成の森の現在の積雪は60cm。昨年と比べてもかなり多い。その中、かんじき
の足慣らしを兼ねて、水生植物園の石の門まで歩いてみた、管理車道ヒヨドリ線
はお手植えスギの少し先より水生植物園側は除雪していないため、まったくの新雪
状態。かんじきを履いても膝ぐらいまでもぐるなか、ギュッ、ギュッと踏みしめな
がら歩を進めた。途中、ノウサギやリスの足跡はあったものの、カモシカやイノシシ
の足跡がない。さすがにこれだけの積雪量になるとイノシシたちもどこかに雲隠れなのだろう。
石の門の藤棚も無事であった。静かに春を待つ風情である。
帰りは、自分の踏んだ足跡を頼りに歩を進める。何と楽なことか。かんじきや
スノーシューで園内を歩く際のヒントが得られたような足慣らしであった。