頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

ゴールドウインの皆さん元気に出発

2018年01月27日 | その他


ただ今の積雪80cm。頼成の森も大雪である。
そんな中ゴールドウインの若手の皆さんに来園いただいた。まったくの新雪状態の中、
天狗山まで目指すそうである。交代しながらのラッセルになろう。明日も2グループが
来園予定であり、しっかり踏んでもらえば有難い。

今も盛んに降っている。2月4日の「冬の森の中探検」イベント(予約終了)も久しぶ
りに充分な雪の中で行えそうである。
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大寒の頼成の森

2018年01月25日 | 天気
暦では1月20日から2月3日までが大寒である。
1年で最も寒い期間であるが、今年は暦どおりの天気となった。ようやく寒波の
峠を越えたとあるが、今日は1日真冬日になりそうである。


八が峰からホオノキ台へと向かった。積雪40cm程度であろうか。新雪には
スノーシューのありがたさが良くわかる。さすがに動物の足跡はない。あまりの
寒さと雪の多さにじっと我慢しているに違いない。
その代わりに、野鳥の姿が良く観察された。ヤマガラが盛んに枝を突いて、枝の
中の虫を探していた。キツツキの仲間のコゲラもスギの太い幹をひょいひょいと
移動している。メジロ、ウソもかわいい姿を見せてくれた。写真で紹介できないのが
残念である。

今月末から来月にかけて、雪中ハイクに訪れるグループが多い。かんじきやスノーシュー
を借りられる方は事前に森林科学館まで申し込みいただければ有難い。
森林科学館 TEL0763-37-1540
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楽しい竹スキー作り

2018年01月21日 | イベント

冬のイベントの第1弾として、9家族33名の参加をいただき、モウソウチクを使った竹スキー
づくりに挑戦してもらった。スキーの先端部をバーナーで熱し、曲げ加工するのに一苦労で
あったが、全員無事自作スキーを完成させることができた。

出来上がったスキーで芝生広場の特設ゲレンデで試し乗りしてもらったが、小さいお子さん
少しには難しかったようで、そり状態での滑りとなった。どんな滑り方でも構わない。楽し
むことが第一なのである。

冬のイベントは天気次第であるが、今日は何とか悪天候にならずにすんだ。今週の寒波が心配
であるが、雪の積もった頼成の森も期待してもらいたい。
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嵐の前の静かさ

2018年01月20日 | 森林
先日来の雪もだいぶ少なくなった。しかし来週には再び寒波が襲来する
と予報が出ている。嵐の前の静けさであろうか。
ホオノキ台から鵯山へ向かったが、尾根筋は雪が少ない。かんじきや
スノーシューが必要ない状態である。雪上ハイクを楽しみにされる方は
この後の雪に期待してもらいたい。


鵯山から水生植物園に足を運んでみた。谷あいなのでまだ雪が一面にある。
しっかりスノーシューの足跡があり、一直線にしかも一定の歩幅で進んでいる。

さて、皆さんのところでは、この時期、雪が固くなって雪上を歩ける状態のことを
何て呼んでいるだろうか。「そら?」「すずらん?」 地域によっていろんな
呼び方があるようであるが、まさに今その状態である。


雪解けが進んだ斜面にはフキノトウが顔をのぞかせていた。今日は大寒である
が、春の足跡は確実に近づいているのだろう。
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晴れ間

2018年01月14日 | 天気


天を指すように伸びるスギの木もようやく雪の重みから解放されつつある。大雪の峠は
越したようだ。久しぶりの青空に、太陽の有難さがわかる。
枝に降り積もった雪も盛んに落ち始めている。耳を澄ますと、午前中はザザー、サー、
ドドーンと言った音だったのが、雪が解け始めた午後になるとドン、バタバタといった
音に変わったように聞こえる。多分、雪の質が重くなったのであろう。


この天気に誘われ、今日は来園者が多い。自前のかんじきやスノーシューを持参される方、
科学館で借りられる方いろいろであるが、大歓迎である。とは言え先日来の大雪で除雪
で大忙しの方も多いことであろう。頼成の森は365日オープンしているので時間を見つ
けて来園いただきたい。(ただし森林科学館は火曜日休館)
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足慣らし

2018年01月13日 | 天気

県内は大雪に見舞われ、特に高岡市、氷見市などの県北西部は大変な状況である。
早く雪の峠が過ぎてもらいたい。
頼成の森の現在の積雪は60cm。昨年と比べてもかなり多い。その中、かんじき
の足慣らしを兼ねて、水生植物園の石の門まで歩いてみた、管理車道ヒヨドリ線
はお手植えスギの少し先より水生植物園側は除雪していないため、まったくの新雪
状態。かんじきを履いても膝ぐらいまでもぐるなか、ギュッ、ギュッと踏みしめな
がら歩を進めた。途中、ノウサギやリスの足跡はあったものの、カモシカやイノシシ
の足跡がない。さすがにこれだけの積雪量になるとイノシシたちもどこかに雲隠れなのだろう。


石の門の藤棚も無事であった。静かに春を待つ風情である。
帰りは、自分の踏んだ足跡を頼りに歩を進める。何と楽なことか。かんじきや
スノーシューで園内を歩く際のヒントが得られたような足慣らしであった。
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雪を纏ったスギ木立

2018年01月11日 | 森林


只今、気温マイナス1℃、積雪45㎝。このままだと今日は真冬日。
昨晩から明け方にかけての雪で一気に銀世界となった。展示林のスギ
木立も全員雪を纏い、風のせいで幹も真っ白であった。よく気象用語で
着雪注意報を耳にするが、樹木にとって幹に着雪するのは問題ない。
問題は、枝葉に着雪することである。雪害の原因となってしまう。

頼成の森は、国道359沿いにあるので、いつもは車の音が聞こえたり
するのに、今日はまったく音無しの世界。野鳥たちの鳴き声もしない
静寂な日である。何となく寂しい気持ちで科学館に戻ろうとすると、
シジュウカラ1羽が姿を見せてくれた。黒いネクタイがお似合いな小鳥
である。
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春を待つ植物たち

2018年01月08日 | 植物
松の内も過ぎ、正月気分もそろそろ抜ける頃だろうか。頼成の森も雪解けが
進みつつある。こんな書き出しだともう春を予感させてしまうが、未だ1月
上旬である。これからが冬本番となるのであろう。


でも、雪が消えたところには早やスイセンの花芽が出ていた。早春を飾る花
であるが、もう動き出している。また、頼成の森の早春を彩る代表的な花は、
キンキマメザクラとダンコウバイであるが、ダンコウバイの丸い花芽は未だ
固いようである。4月の初旬、ミツバツツジのこみち沿いに黄色い花が咲く。
とってもかわいい花なので楽しみにしてもらいたい。
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2018年スタート

2018年01月05日 | その他
2018年がスタートし早や5日目となり、頼成の森も園内散策の人たちも訪れるようになった。
改めまして本年もよろしくお願いします。


新年に当たり、天皇陛下が昨年の魚津市で開催された第68回全国植樹祭の様子を詠まれた歌が
発表された。
 「無花粉のたてやますぎを植ゑにけり患ふ人のなきを願ひて」
3月には御製碑が桃山運動公園に完成するとある。

昭和天皇がここ頼成の地で開催された第20回全国植樹祭で詠まれた歌も紹介させていただきたい。
 「頼成もみどりの岡になれかしと杉うゑにけり人びととともに」
頼成の森もみどりの岡となった。これからも木々らは暖かく穏やかに見守ってくれると思う。


ドングリのこみちを行くと、人の足跡と並んで、イノシシの足跡がずっと続いていた。
冬も活発に活動しているようである。しかし今年は戌年。イノシシは来年の干支である。
あまり林内を荒らさぬよう願うばかりである。
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