頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

紅葉2024.11.24

2024年11月24日 | 紅葉
秋になって葉の色が変わることを一般的には「紅葉」と書きますが、
まとめて一括りにして言っているわけで、
少し分けて書くと「紅葉」、「黄葉」、「褐葉」となります。

落葉樹が、葉を落とす前の段取り、
緑の元であるクロロフィルを分解する
葉を落とすため葉の付け根に「離層」を形成する
などにより、

「紅葉」は、葉に閉じ込められた成分が赤い色素アントシアニンに変る
「黄葉」は、緑が減って、カロテノイドの黄色が目立ってくる
「褐葉」は、タンニン由来の成分で褐色になる
まだ、よくわからないことも多いようですが、ごく簡単に言えば上記の事のようです。

第1駐車場周辺のイチョウなど落葉し始めました

タカノツメ
黄葉を眺めつつ知人にこう言ってみたらどうでしょうか
「どうもクロロフィルが減って黄色のカロチノイドが目立ってきたようだな」

コナラ
コナラやミズナラ、ブナなども最後の方はおおむね全体が褐葉しますが、
それまでは、まだらに緑、黄、茶、赤茶などが混じるので「こうよう」の評価が難しい

ともあれ、コナラを中心に考えれば、今週は見頃と思われます。

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リースづくり教室 2024

2024年11月24日 | 紅葉
本日、人気のイベント「リースづくり教室」を開催しました。
講師はドライフラワー作家の西野さんと川東さんです。
いつもありがとうございます。
土台はフジ蔓など
ドライフラワーは、アジサイ、ケイトウ、センニチコウなど
その他、松ぼっくり、ドングリ、ガマズミ・ナンテンの実
緑は、マスヤマスギ、ボカスギ、モミを枝打ちして調達
ほぼ全て自家調達の材料です。
その分手間もかかりますが、他での利用もあるし、“頼成らしく”をモットーにやっております。

さて、皆さんの作品が完成しました。
こってり系からあっさり系まで個性的な作品をご覧ください。









小さなお子さんはトチの実の皮のが面白かったらしく、別系統の作品作りも着々と行われていました。


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紅葉2024.11.16

2024年11月16日 | 紅葉
今年の紅葉はちょっと遅いかな?
例年ならば主役のコナラがもうちょっと色づいている気がします。

とは言え、
サクラ類やホオノキは既に葉を落とし、
コシアブラやヤマボウシ、オオバクロモジなど黄葉、紅葉しています。

遊歩道入口

コシアブラ

八が峰のこみち


植栽木ですが、第1駐車場周辺のイチョウ、カエデなどは結構見れます

トイレ横のカエデ越しのイチョウ
いいとこ撮りしてみました


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頼成の森“感謝の集い”2024

2024年11月10日 | 紅葉
本日、頼成の森の目玉イベント「頼成の森“感謝の集い”」を開催しました。
150名程度の皆さまに参加いただきました。
また、多くの方々に協力いただきました。
ありがとうございました。

朝8時、静かに時を待つ研修室

一昨日、昨日、本日も晴
順調に準備が進みました

本日初登場、「木で遊ぼう」木のゲームは
小さなお子さんから年配の方まで幅広く好評でした。と思う。


館内では、自然素材の工作、ぬり絵、森のクイズ

11時からは
地元砺波のオカリナサークル「エーデルワイス」さんの演奏です。
エーデルワイス、ふるさとなど計8曲を奏でて頂きました。
たいへんありがとうございました。

演奏のあとは「お楽しみ抽選会」、
蘭やシクラメン、どんぐり工作キット一式などのプレゼントがあり、
ちょうど12時となりました。
キノコ汁で昼食をとり、デザートは綿菓子です。
晴れたおかげ、
昼食ものびのびとできたし、初登場「木で遊ぼう」もうまくいきました。

そういえば昨年は、準備段階から雨模様でした。
よくよく考えると館長が前日まで旅行か何だかに行って不在でした。
今年はそれがありませんでした。結果、晴れ。

館長の神通力いまだおとろえず。
(※5月4日のブログよりこのネタ引っ張っております)
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改造計画その2

2024年11月07日 | 紅葉
前回のブログで触れました改造計画その2が順調に進んでいます。

荒天の日や猛暑日、あるいはクマ出没警戒などで山に入りにくい日でも、
木のぬくもりを感じながら楽しんでもらえる貰える木の遊び装置の開発です

ちょっと前にデビューした「スギの輪ボーリング」と「竹の輪投げ」とあわせ
5種類できてきました。
もちろんスタッフと協力しながらやったわけですが、
大工経験があり創造力のある山ちゃんの力は大きかった。
サンキュー、ありがとう。

揺らしながらスギ玉を下に落としていきます。
名付けて「スギ玉ギッタンバッコン」

懐かしの装置「森のスマートボール」
頼成の森のいろんな自然素材を使っています。


左は「トチの実投げ」、右はまだ試作中の名無し装置

なにしろ初めてのチャレンジなので、何をどのように作るはもちろん、素材集め、加工方法などに頭を絞ってきました。
夏から始めて、いろいろ失敗しながらやってきましたが、これで若干スキルが身についたので、アイディアもまだあるし、作ることが面白いし、その3、
その4に繋げていきたいと思っております。

かつて長嶋監督も確か言っていました。
「これが始まりのスタート」
「失敗は成功のマザー」


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素晴らしい木製家具を寄贈いただきました

2024年11月04日 | 紅葉
農林中央金庫富山支店様と富山県森林組合連合会様の連携による
地域材の利用拡大をサポートする事業があり、
「頼成の森」の要望した内容が認められ、このたび目出度く、
森林科学館に非常にマッチする木製品を寄贈頂きました。

10月30日寄贈式

前々から何とかしたいところがありました
【森林科学館改造計画その1】
・分散していたリーフレット類をまとめて分かりやすく雰囲気良く置きたい。
・丸太柱の周りのスペースを活用したい。

おかげさまで改造計画その1が解決しました。
ありがとうございました。

下の写真が以前のリーフレット置き場

寄贈頂いたリーフレットスタンド

頂いた木製円形テーブル
フックを外すと2つに分かれS字テーブルにもなります
森林科学館改造計画その1により、より雰囲気がでてきました。

最近、ブログによる自然情報発信が滞っておりますが、(どうもすいません)
わけがあり、改造計画その2のためです。
もっと森林科学館を楽しくするための作業に没頭しております。

一応、その2は11月10日のイベント「感謝の集い」を目指しておりますので、その後はまた紅葉など自然情報を発信していく予定ですのでよろしくお願いいたします。

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