頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

「みくちゃん」デビュー

2022年10月30日 | 紅葉
朝、カモシカを見ました。
銅像のようにピクリとも動きません。
入口から100mほどの展示林横です。
この辺ではこれまでもよく見られています。
この個体の縄張りでしょう。

カモシカの毛色は様々で、白っぽいのや黒っぽいの、一度キツネ色のカモシカも見たことがあります。
これは地黒系でしょう。

カモシカの角はニホンジカのように生え変わらず、伸び続けます。
それで角に1年毎に輪ができ、数えると年齢がわかります。
写真ではよくわからなかったのですが、6つぐらいは輪を刻んでいるように見えます。
また、メスは妊娠したか、しなかったで角輪の間隔が異なるので、慣れればオス・メス判定もできるようです。

また、この個体は識別しやすい特徴がありました。
左耳が欠けて「く」の字のようになっています。

そこで、耳が「く」の字で「みくちゃん」と呼ぶことにしました。

前に撮った写真を確認すると、科学館裏の谷で写した個体も「みくちゃん」でした。

朝の出勤時に科学館に上る道路の左側にカモシカが突っ立ていたので、ハンドルをゆるゆると右に切ったこともありました。あれも黒っぽかったので「みくちゃん」だったのでしょう。

森林科学館周辺は、「みくちゃん」の縄張りのようです。
以後お見知りおきを。







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最近見た生き物と痕跡

2022年10月29日 | 紅葉
鳥は撮るのが難しい。
空を飛んだり、激しく動き廻っているので鳥を撮るには、
気配を殺し、あるいは鳥の気持ちに溶け込み、鳥の行動を読み、
かつ忍耐と高度な撮影技術、機材が必要・・・ かと思います。

というわけで、カケスやヒヨドリが飛んだりしてますが、まともな写真が撮れません。

この間、科学館前のマツの木が賑やかだったので、見るとエナガが何かをしきりについばんでいました。
鳥は見れども写真は撮れず無念、ということで今回これ一枚きりです。

鳥、カケスなどはギャアギャア騒いだりしていますが、他の生き物たちは概して静かで、進みゆく秋に身をまかせている感があります。

クロヒカゲ、近づいても静かにたたずんでいました

イナゴの類、これまたじっとしています

アキアカネ、ペアで日向ぼっこでしょうか

モリアオガエル

ヤマアカガエル

森やら山やら青やら赤やらのカエルたちもちんまりと時を過ごしています。

陽当りのよい池の周りの木製デッキで日光浴中の誰かいないかな?
と思い覗くといました。

ジムグリ

姿の特徴は、
・頭と胴体の区切りが不明瞭
・分かりにくいですが頭の上の模様が黒のV字マーク
・上あごが下あごに覆いかぶさる独特な顔つき
食性は、主にネズミやモグラなどの小型哺乳類

この食性のためか、臆病なのか、よく地中や石の下にもぐっていることが名前の由来だそうです。

遊歩道で、土が点々と盛り上がっていました。

モグラ塚です。
モグラが穴掘りで掻き出した跡です。
寒くなったので、より温度の安定する深くまで掘り進んだのでしょう。

森林科学館前の芝生広場で見たフィールドサインを3つ

小さな塊がくっついたようなフン
本命:イノシシ、対抗:ドッグフードを食べている犬
イノシシがミミズなどを食べるため地面を掘った痕跡は、科学館裏の谷や展示林にもあります。
科学館周辺でも人の気配がない時間帯に歩き回っているようです。

丸い小さなフン
ノウサギ。
カモシカやシカも粒状ですが俵型です。

ヘビの抜殻

全長1m20cmほどありました。
9月29日のブログに登場いただいたシマヘビではなかろうか?と思います。
目も含めて脱皮することを確認できました。

昔、金運上昇などの縁起物として、財布に抜殻を入れている人がいましたが、昭和だからなあと思いながらネットを見るとちゃーんと通販対象になっていました。ピンキリですが。

鑑定にあたり、ねいの里の皆さんにもいろいろ教えて頂きました。
ありがとうございました。

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🎃のランタン

2022年10月29日 | 紅葉
森林科学館の玄関にハロウィンのカボチャランタンが登場しました。


女性スタッフ2人の共作です。
センス良し、たいへんよくできました。
こう言わないとね・・・いやいやいや本当に思ってますよ。

でかいカボチャは射水市の山下さんに提供いただきました。
いつもありがとうございます。

本日は、横で歌が流れていたので、
「あの曲な~に?」
と聞くと、
「きゃりーぱみゅぱみゅのハロウィンの歌」
とのことだったので、
「そう、きゃりーぱ・・・みゅ・・・ぱみょ・・・みゅ」
と唇の運動を行いました。

これまで先人が考えた早口言葉を、あっさり凌駕した感があります。
きゃりーぱみゅぱみゅ恐るべし。
皆さんも発声をお試しください。

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火事?

2022年10月24日 | 紅葉
本日、頼成の森は降ったり晴れたりの天候。

屋根から盛大な水蒸気が発生しました。
以上報告いたします。

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最近見た実

2022年10月24日 | 紅葉
キノコ編に引続き実編です。

ミツバアケビ(アケビ科つる性木本)
食べごろですが、木の上高く、よだれを流しながら見上げるのみ

ノササゲ(マメ科つる性の多年草)
紫の実は珍しいのでは・・・アケビ、ムラサキシキブ、ノブドウ・・・

ノブドウ(ブドウ科つる性木本)
まだ実は色付き始めです
実は食べれませんが、赤や紫、青緑などカラフルな色付きが楽しみです

ツルリンドウ(リンドウ科つる性多年草)
林内に変なものがぶら下がっていたので調べました


ヤマノイモ(ヤマノイモ科つる性多年草)
実ではないです、ムカゴです
ムカゴは普通丸いですが、細長タイプもあるのでしょうか

土壌が肥えているのでしょうか、イチゴサイズのでかいムカゴ


ツルシキミ(常緑低木)
ミヤマシキミの多雪地帯に適応した変種

ツルアリドオシ(アカネ科つる性多年草)
名はアカネ科の常緑小低木のアリドウシに葉や実が似ることに由来


さて、ここから、教えてもらったばかりの蘊蓄を披露します。

センリョウ、マンリョウという縁起物の赤い実をつけた常緑低木があります。
この2つは、そのまんま和名となっていますが、
この他に、別名が一両、十両、百両、億両というのがあります。
一両:アリドオシ
十両:ヤブコウジ
百両:カラタチバナ
千両:センリョウ
万両:マンリョウ
億両:ミヤマシキミ

全て赤い実を付ける常緑の低木です。
実が多いほど桁が上がるようです。
頼成での自生種はヤブコウジくらいでしょうか。

今回期せずして、億両の兄弟と一両の親戚に出会うことができ、蘊蓄を会得することができました。


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最近見たキノコ

2022年10月24日 | 紅葉
朝の冷え込みなどの刺激を受けてか、色んなキノコが顔を出しています。

ここ数日で見たキノコを紹介します。

スギヒラタケ、毒
今一番よく目するキノコです
10月15日のブログで説明がありますので参照ください

ヒメホコリタケ? 食毒不明
芝生広場にぽつりぽつりと団子が発生しています

ノウタケ、若く中身の白いのは食
こんがりおいしそうなパンです
食感はハンペンだそうです

マスタケ?アイカワタケ?若いのは食
この辺の区分は難易度が高いようです

ナラタケ、食(食べ方注意)
傘の中央に黒い粒上のササクレ、周縁部に条線、柄の上部につば
似たようなキノコが多いので注意が必要です

アミハナイグチ、食
傘がスエード状、裏の管孔は黄色で荒い


ヌメリイグチ、食(食べ方注意)

オオワライタケ、毒
ホンシメジのような立派なボディですが、残念です
齧ると辛いです

アキヤマタケ、食毒不明
お手植えスギ周辺でたくさん出ています

スギエダタケ、食
スギ林の中に出ています
食とありますが、小さくて・・・歯切れの良さを楽しむみたいです

アカヤマタケ、毒
昔の図鑑では食、最近の図鑑では毒となっていました

最後に、立派なキノコがコナラの木に連なっています
皆さまご存じツキヨタケ、毒
最も間違われ中毒のニュースになるキノコでしょう

割ると付け根に黒いシミがありますので確認しましょう






















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ヘクサンボ登場

2022年10月17日 | 紅葉
悪臭を放つことから不快害虫とされるカメムシが、数日前から森林科学館内に登場してきました。

なじみの深い昆虫なので全国的に「ヘコキムシ」、「ヘッピリムシ」の他、いろいろな呼び方があるようです。
富山県では、ヘクサンボでしょうか。

昆虫の分類でカメムシ目のものは多く、カメムシの他、セミやタガメなども含まれます。
口が針状になっているのが特徴です。

クサギカメムシ
数はまだ多くないですが館内で張りついたり、ひっくり返ったりしています。
クサギの木につくのでこの名とのことですが、食性は幅広いようです。
越冬のため家屋に侵入する全国的に一般的なカメムシは、このクサギカメムシとスコットカメムシです。

有峰では確かスコットカメムシだったはず、寒冷な場所では、スコットが多いようです。
ちなみに、スコットという洋風の名前は、イギリスのカメムシ研究者の名前に由来するそうです。

イチモンジカメムシ
平地や丘陵、水田やイネ科植物の生える草原で見られるようです。
一匹だけいました。

冒頭に、全国的にいろいろなカメムシの呼び方があると書きましたが、よく見ると面白いのがありましたので、紹介します。
・九州地方「フウ」
・長野県南部「ともこちゃん」
・兵庫県日本海側の一部「ジョンソン」
語源が想像の域を超えています。

次のような会話を想像すると楽しくなります。
「ともこちゃんが味噌汁に飛びこんで困ったよ」
「このジョンソンはスコットかな?」






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秋の空気

2022年10月15日 | 紅葉
朝の冷えこみで空気がきりりと引き締まっています。
ここ数日、朝、車のフロントガラスの結露をワイパーで払っての出勤です。

〇〇心と秋の空、といわれるように雲もいろいろな表情を見せています。

本日の空は、雲の塊が大きいので羊雲でしょうか。
大群の羊がたなびいています。

これは昨日、科学館裏のスギ林、秋霧に朝日が射してます。

大気中に水蒸気が浮遊している現象ですが、
俳句の季語では、春のものを霞(かすみ)、秋のものを霧(きり)とするそうです。

秋霧を眺めながら、このスギ林の林床に進入してきたセイタカアワダチソウが気になります。

数本だけなので、この環境でのアレロパシー(周囲の植物の生育抑制)効果がどれほどのものか、実験的にほったらかしておこうかとなどと思案しつつ事務室に戻ります。

秋の空気は、湿度も高くない爽やかな日も多く、本日もドライフラワー日和でした。

ケイトウ、センニチコウ、オミナエシ、アジサイの陰干しをしました。

さて、この写真を撮ったあと、はたと思いつきました。
セイタカアワダチソウは、ドライフラワーに使えるのではないか。
ネットを見ると使えそうです、渋いアレンジになるようです。

かくして科学館裏のセイタカアワダチソウはドライフラワーとなる運命となったのでありました。




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小さい秋

2022年10月15日 | 紅葉
水生植物園入口の「石の門」周辺に植えられたモミジバフウ(アメリカフウ)数本のうちの1本が色づいてきました。
右半分が日焼けしたように赤くなっています。

なお、頼成の森の通常の進入口ロータリーから「石の門」までは、途中道路陥没により車ではいけません。
歩いては行けます。
裏側から車で行くルートがありますが、このホームページのお知らせ欄8月4日版に案内図がありますので、参考にしてください。

山の木々の紅葉はまだですが、10月半ば、秋本番です。
小さな秋を探してみました。

ヤマノイモのむかご
美味しい秋みーつけた。

ホオノキの絨毯

ネットを見ると、朴葉が売られています。
100枚8,000円とかで。
10万円の絨毯を踏みしめている気持ちで歩けます。

オオマムシグサの実

立派な綺麗な実ですが、マムシグサ全体にシュウ酸カルシウム針状結晶などの有毒成分を含み、実を食べると大変のようです。
こう書いてありました。
謝って食べると、口に激痛、飲み込むことすらできない。
万が一体内に入ると、下痢・嘔吐、最悪の場合心臓麻痺。
確認してみようと思わないようにしましょう。

スギヒラタケ

昔は、スギ林で手軽に採れるおいしいキノコと思われていましたが・・・。
平成16年に食中毒事故が発生して以来、要注意の毒キノコとなりました。
なんとこの年、Wikによると59人の方が急性脳症を発症し、17人の方が亡くなられたということです(主に腎機能障害がある方のようですが)。

キノコの毒判定が変わるのは、食べてすぐに症状が出ないものもあり、そうなるとキノコと病状の因果があると思われなかった面もあるのでしょう。

先日のキノコ鑑定会で、食用だと思っていたマスタケやチチアワタケなどが今は有毒となっているという話を聞きました。
キノコに関しては、常に情報更新する必要がありそうです。

クサギの実
青い実と赤い萼、近くで見ると非常にゴージャスです、成金趣味のようです。
クサギは葉や枝が臭いので臭木。
話がネガティブな方向に流れました。

侮るなかれ、クサギはなかなかやります。
葉の臭みは茹でると消え、若葉は山菜に、特に佃煮は珍味。
珍味に弱し、食べたし。

草木染、実は青色の染料、淡い青に染まるみたいです。
青い染料というのは希少で、藍染めのタデアイとあとはクサギの実くらいしかないようです。
大変な実力者でした。



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きのこの観察会

2022年10月09日 | 紅葉
本日、イベント「きのこ狩りと観察会」を開催しました。

10時前から1時間あまり探索・採取していただき、その後鑑定会、きのこ鍋賞味の趣向です。

9組の参加者の方々が、おのおの自由にあちらこちらに分かれ出発です。
このところ天気が良くありませんでしたが、皆さんの日ごろの行いのお陰で、本日は時々日の射すきのこ狩り日和となりました。

お子さんたちも大活躍です。
将来は、きのこ博士、自然博士かな。

お宝鑑定団のバックミュージックを流し、雰囲気が盛り上がる中、鑑定開始です。
キノコの鑑定は、森林研究所の佐々木さんと自然保護協会の山橋さんにお願いしました。
ねいの里の松崎さんにも飛び入り鑑定していただきました。
ありがとうございました。

私も少々探索に。
ベニヒガサ、小さいけど赤く目立ちます。

アミタケ
別名シバタケ、昔、森が明るかった頃よく取れた食用キノコです。

うんまっそうなキノコ発見
残念ながらオオワライタケ、幻覚などを起こす毒キノコ
一瞬で鑑定終了でした。

きのこ鍋は、お向かいさんの「もりもりハウス」の安心安全のキノコ汁です。


最後にタイトル写真にもしたテングタケ

毒キノコですが、上手に幼菌から傘が開くまで連続写真のように、丁寧に採ってこられたので、鑑定の皆さんも感心しきりでした。
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冷たい雨

2022年10月07日 | 紅葉
冷たい雨にうたれて、森をさまよった。...の。
はて、どこかで聞いたような。

タイトルの写真は何でしょうか。
答えは最後に。

ここ数日たいへん涼しく、というより寒くなりました。
本日雨で朝の駐車場に珍しく1台も車がありません。
雨の筋の白黒と植栽木のシンプルな配置がいい味出してます。
禅味さえ感じさせます。

先日ブログでとり上げてから、ジョロウグモがやたら目に入るようになりました。
活動期だからというのもあるでしょうが。


ツノマタタケ、キクラゲの仲間、枯木、木製ベンチ、看板、手摺りなどでよく見かけます。
世界的によくあるキノコみたいです。
小さいのが裂けめに並んだりするので、可愛らしくリズミカルな印象です。

コバノガマズミ、実・葉もしっとり艶やか

雨の日は、苔類なども鮮やかに感じます

切株上の盆栽、ドングリがグリーンにオンしてます


ホコリタケの老菌、煙を吐かせて遊んだことありますよね

雨でヌメリイグチが本領発揮しています


傘のヌメリがまわりの木々を映し出していましたので、切り取ってタイトル写真としました。

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本日も晴天なり

2022年10月02日 | 紅葉
本日もよか天気です。
朝方に撮った写真を中心にお送りします。

アキアカネは今日はけっこう飛んでいます。


コナラのドングリ、その中でもふくよかタイプ

朝日に煌めくジョロウグモと巣

オオカマキリ、茶色いのは卵のうではありません、フウセンカズラの実です。


クサグモ?コクサグモ?の棚網、朝露でくっきり浮かび上がっています。

ミゾソバ、谷間に群生しています。

小首をかしげたようなツユクサ。花期ももうそろ終りでしょうか。

図鑑で調べました、ミドリヒョウモンのメス、鑑定に自信ありです。

これも図鑑で、マユタテアカネのオス、以下同文


昼過ぎ、ジョロウグモを見に行くと、メスが獲物を咥えており、オスがそこに近寄っている場面でした。
オスの大きさはメスの半分以下です。

今が交尾期でなのですが、下手に近寄るとオスがメスに食べられてしまうため、交尾はメスの攻撃性が弱まる食餌中などに行われるそうです。
上の写真のオスはそこを狙っていると思われますが、白壁が背景で、糸も写っていないので、不思議な絵柄となりました。

タイトルに使った写真は、飛び廻るキタキチョウに翻弄され、乱れ打ちもかなわずブレブレ写真ばかりだったのですが、偶然よいボケ味のある写真があったので、抽象画風味で採用しました。

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秋晴れの爽やかな日々

2022年10月01日 | 紅葉
秋晴れのたいへん爽やかな日が続いています。
こんな天気が続けば、過ごし易いですね。

放射冷却で朝方冷え込み、葉っぱが朝露を結んで光っています。

本日10月1日、年度の折り返しスタートであり、褌を締め直して秋本番を迎えたいと思います。

カマキリの卵のうを見かけるようになりました。

オオカマキリの卵のう。

歩いているカマキリもいます。

ハラビロカマキリが揺れながら歩いています。

揺れるのは、
・天敵や獲物の眼をごまかすため、植物が揺れるように擬態している
・視点を近づけたり離したりしながら獲物との距離を測る
と言われています。
アスファルトの上なんですが、これを踏襲し揺れながら少しずつカメラににじり寄ってきました。

トカゲも科学館横のアスファルトでしょっちゅう日向ぼっこをしています。

左上にももう一匹少し写ってますが、尻尾再生中の個体でした。

マツ林ではヌメリイグチが顔を出し始めました。


爽やかな天気はやる気も誘うのでしょうか。
突然思い立って穴掘り作業を行いました。

春先に汚水管が詰まったのですが、原因がつなぎ目に根っこ進入の線が濃く、ホースを突っ込んで確認していた詰まったと思われる箇所を掘ります。
丸太の下から汚水桝が出てきました。
開くと根が確認されたので除去しました。


森林科学館下のアスレチックの横ですが、木で段々を作るまで、しばらく立入禁止としますので、ご了承お願いいたします。




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