頼成の森には6種類の蝉が、リレーで鳴き続ける。
ハルゼミは、花しょうぶ祭り前に鳴き終わった。
これからは、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシと
10月まで鳴き声のリレーが続くことになる。
昨日、初めてヒグラシの特徴的なカナカナカナカナ‥‥‥を聞いた。
他のセミは雑音と言われても反論できないほど機械的な鳴き方だが
ヒグラシだけはカナ!カナ!カナ!カナ!‥と詠嘆・感動を思わせる
何とも情緒のある鳴き方をする。
この思いは日本人全てに通じると見えて、「ヒグラシ」と別格の名前がついたものか。
森林科学館前のハナハスは今が満開
花の蜜を探すハチは、花の中にもぐり込んで動くのだねぇ!
ご利用 ありがとうございました。
遠方が霞んで見えました。 頼成の森の最高標高地点
木の枝落としや間引きによって視界がかなり改善されました。
◇
頼成の森は、これまでの爽やかな新緑の香りから、7月に入ると
甘酸っぱい樹液発酵臭を含む、複雑な匂いに変わってきました。
樹液の滲みでる木は、昆虫にとって大切なえさ場です。
だから、甘酸っぱい香りの元を辿ると、昆虫群に会えますゾ。
樹液を奪い合う。 ハチがなかなか譲ってくれない。
薄暗い林内では、昼でもクワガタに出会える!
雨に叩かれたので、繊細な花が押し花状態‥、 でも色は鮮やか!
テレビを聞いていたら、「越中症」に気を付けて! と‥‥。
えっ、「越中症」って何?
そのあと、梅雨明けやら猛暑という単語が出てきたので、どうやら「熱中症」の
聞き間違いとわかりました。
◇
聞き間違いにせよ、「越中症」って何か面白そう!
そんな禁断症状が出るほどの、「越中」って、どんなもの?
◇
課題が大きすぎるので、頼成の森の自然で、しばし休憩。
健全な実は真っ直ぐだけど、これは曲っています。
ナチュラリストで、頭上に落ちてきて怪我をした方が実在します。
頼成の森ではないので、ご安心を。
食すると、皮がエゴイ らしい。
春、黄色い花が咲き、今緑の実が付いている。
葉や枝はクロモジのような、いい香りがする。
玄関口にふさわしく、すっきりとしましょうね。
どうなるかと心配していたら、沢山の稚苗が‥‥!
上を覆っているソヨゴに遠慮してもらうのも方法かも。