頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

ハグロトンボ

2010年07月31日 | 昆虫

ハグロトンボは、羽が黒い中形のカワトンボです。小さい谷川のそばのスギ林で、弱弱しく飛んでいました。

ハグロトンボは、「砺波市版レッドデータブック」では、「平野部から低山地には普通の種だったが、1970年頃から個体数が激減し、1980年頃には見られなくなった。しかし、1990年頃から再び多くの発生地が確認されるようになった」として、「復活種」とされています。

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《ハグロトンボ 2010/07/28》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

※ この記事へのご意見等は ranjyounomori02*theia.ocn.ne.jp までお寄せください。

   (*を@に換えてメールしてください。)

(HK記)

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イチモンジチョウ

2010年07月30日 | 昆虫

頼成の森は、午前8時現在、天候は一時雨、気温は25℃です。

森林科学館周辺では、ホオジロ、ヒヨドリ、ハシボソガラスなどの鳴声がします。

最近、頼成の森では、吸水しているイチモンジチョウを見かけることがあります。下の写真では、職員駐車場のアスファルトにストロー状の口吻を伸ばしています。

イチモンジチョウは、黒地に一文字模様を持つタテハチョウの仲間です。アサマイチモンジと非常によく似ていますが、前翅の白紋の違いなどで見分けることができます。イチモンジチョウは前翅中室の白紋がまったくないかごく小さいのに対して、アサマイチモンジでは、はっきりした白紋があります。また、一文字模様の中央の1個の白斑が、イチモンジチョウでは小さく、アサマイチモンジでは大きくなります。
幼虫の食草は、スイカズラなどスイカズラ科の植物です。

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《イチモンジチョウ 2010/07/26》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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サワガニ

2010年07月29日 | 動物

花しょうぶ田の管理を請け負っているT社の旭和晶氏から、水生植物園の流れでサワガニを見たとの情報をもらい、さっそく写真に撮りました。今年は、サワガニをあまり見かけないそうです。サワガニは、一生を淡水域ですごす日本固有の純淡水性のカニです。

サワガニは、「砺波市版レッドデータブック」で、丘陵地のサワガニが生息できる環境が著しく減少しているとして、「危急種」とされています。

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《サワガニ 2010/07/28》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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ミヤマクワガタ

2010年07月28日 | 昆虫

頼成の森は、午前8時現在、天候は晴、気温は28℃です。

森林科学館周辺では、ホオジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ、キビタキ、イカルなどの鳴声がします。

ここ数日、頼成の森で見かけることが多くなってきたカブトムシやカナブンに混じって、樹液の出たコナラの幹でミヤマクワガタ♂♀が交尾していました。ミヤマクワガタの確認は、昨年4月に頼成の森に勤めてから初めてのことです。「砺波市版レッドデータブック」では、「栴檀山、栴檀野両地区では普通に見られた種であったが、今では非常に少なくなった」として、「減少種(危急種)」とされています。

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《ミヤマクワガタ(交尾) 2010/07/27》

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《ミヤマクワガタ 2010/07/27》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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カブトムシ

2010年07月27日 | 昆虫

頼成の森でも、ようやくコナラの樹液などにカブトムシがやってくるようになりました。カブトムシは、昆虫好きの子どもたちに絶大の人気があります。樹液にやってきたカブトムシを自分の手で捕まえることができたら、どんなにうれしいことでしょう。昆虫好きで有名な奥本大三郎氏が監修した「昆虫を採る愉しみ」(青春出版社)でも、並み居る虫たちを押しのけて、カブトムシがトップバッターで書かれています。

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《カブトムシ♂ 2010/07/27》

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《カブトムシ♀ 2010/07/26》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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ツマグロヒョウモン

2010年07月27日 | 昆虫

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)は、名前のいわれとなっているように雌の前翅端が黒く、雌雄で羽の模様が大きく異なっています。ヒョウモンチョウの仲間は敏捷な飛び方をするチョウが多いのですが、ツマグロヒョウモンの飛び方は優雅で、ひらひらと舞うように飛びます。

南方系のチョウで、本州では1980年代までは近畿地方以西でしか見られず、富山県の平野部で観察されるようになったのは1990年代以降のようです。(1979年発行の「富山県の昆虫」には1953年の小矢部市稲葉山での記録のみが記載され、偶産種とされています。)ツマグロヒョウモンの分布拡大は、モンキアゲハとともの分布拡大とともに、近年の地球温暖化の証左とされることがよくあります。

幼虫の食草は、各種のスミレ類で、園芸品種のパンジーやビオラなども食べています。

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《ツマグロヒョウモン♀ 2010/07/23》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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野鳥と昆虫の観察会が開かれる

2010年07月26日 | イベント

7月25日、頼成の森で「野鳥と昆虫の観察会」が開かれ、親子連れら15人が森の中や水生植物園内を散策し、カブトムシを採集したり、ミズスマシ、オニヤンマのヤゴ、タイコウチ、カワニナなどの水生昆虫を観察しました。思いがけなく、サンショウウオも見つかりました。

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(S.T記)

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ホオベニシロアシイグチ

2010年07月26日 | キノコ

頼成の森は、午前8時現在、天候は晴、気温は27℃です。

森林科学館周辺では、ホオジロ、ヒヨドリなどの鳴声がします。

「梅雨明け十日」の晴天が続き、頼成の森も乾燥気味で、見かけるキノコも一時に比べて少なくなりました。
ホオベニシロアシイグチは、夏から秋にかけて、アカマツ・コナラ林などに発生するキノコです。柄に著しく隆起した網目模様があり、切断したとき柄の根元が淡紅色を帯びるのが特徴だそうです。
キノコについては、富山県中央植物園の橋屋誠氏にアドバイスをしていただいています。

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《ホオベニシロアシイグチ 2010/07/23》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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コクワガタ

2010年07月25日 | 昆虫

コクワガタは、日本のクワガタムシのなかでは最も普通といわれていますが、頼成の森ではスジクワガタの方が多いようです。コクワガタ(小鍬形)の名前からは小さいクワガタムシを想像しますが、平均してスジクワガタより大きい中型のクワガタムシです。

♂の大顎(あご)は細長く前方に伸び、中央から前方1/3くらいの位置に内歯が1対(よく似たスジクワガタでは二股に分かれています)、先端にも1対の小さい内歯があります。

頼成の森で昨年から見かけたクワガタムシは、スジクワガタとコクワガタの2種類だけです。ノコギリクワガタやミヤマクワガタなどその他のクワガタムシの情報をお持ちの方は、教えていただければ幸いです。

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《コクワガタ 2010/07/23》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『野鳥と昆虫の観察会』 7月25日(日) 

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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シロシタホタルガ

2010年07月24日 | 昆虫

頼成の森は、午前8時現在、天候は晴、気温は27.5℃です。

森林科学館周辺では、ホオジロ、ヒヨドリ、ヒガラ、キビタキ、ウグイス、ハシブトガラスなどの鳴声がします。

真夏は、案外昆虫の姿が少ないように思います。また、チョウより昼間に飛ぶガの仲間の方が目につきます。シロシタホタルガもその一つで、黒い羽と前翅の白い帯が目立ちます。以前に紹介したホタルガとよく似ていますが、前翅の白い帯の位置が異なるので、見分け方ることができます(下の写真を参考にしてください)。幼虫の食樹は、サワフタギなどです。

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《シロシタホタルガ 2010/07/21》

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《ホタルガ 2010/07/04》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『野鳥と昆虫の観察会』 7月25日(日) 

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

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※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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スミナガシ

2010年07月23日 | 昆虫

頼成の森は、午前8時現在、天候は晴、気温は28℃です。

森林科学館周辺では、ホオジロ、ヒヨドリ、ハシボソガラスなどの鳴声がします。

コナラの樹液にやってくるチョウのひとつに、スミナガシがいます。スミナガシ(墨流し)という名にピッタリの特徴的な模様で、似たチョウはいません。幼虫の食樹は、アワブキの仲間です。
樹液にやってくるチョウで、頼成の森で是非確認したいのは、オオムラサキです。昨年以来探していますが、見つかっていません。ナチュラリストのYさんは、何年か前、観察会のさいにオオムラサキが樹液を吸っているのを見かけたそうです。

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《スミナガシ 2010/07/21》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『野鳥と昆虫の観察会』 7月25日(日) 

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

     『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月) 

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アブラゼミと羽化殻

2010年07月22日 | 昆虫

アブラゼミは、富山県の平野部から丘陵地ではもっとも普通なセミです。セミのなかでは大型で、褐色・不透明な羽をもっていることが特徴です。(セミの多くは透明の羽をもっていますが、アブラゼミのように前後とも不透明の褐色の羽をもつ世界的にはセミは珍しいそうです。)

頼成の森では、昨日(7月21日)、今年初めてアブラゼミ(羽化殻と成虫)を確認しました。今年はまだ鳴声を聞いていませんが、昨年の初鳴きは7月16日でした。まもなく、油照りの夏にふさわしいアブラゼミの鳴声が頼成の森でも聞こえるようになります。

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《アブラゼミ(羽化殻) 2010/07/21》

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《アブラゼミ 2010/07/21》

※ 頼成の森のイベント(「夏休みキッズ広場に集合」)

     『野鳥と昆虫の観察会』 7月25日(日) 

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     『木工手作り教室』 7月31日(土)、8月1日(日)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)

     『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)

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クロヒカゲ

2010年07月21日 | 昆虫

頼成の森は、午前8時現在、天候は晴、気温は27.5℃です。梅雨が明けてから、連日猛暑が続いています。

森林科学館周辺では、ホオジロ、ヒヨドリ、ウグイスなどの鳴声がします。朝からニイニイゼミがさかんに鳴いています。

コナラの樹液にやってくる常連のひとつが、クロヒカゲです。薄暗い林の中を好み、開けた明るいところにはあまり出てきません。幼虫の食草は、ササ類です。

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《クロヒカゲ 2010/07/21》

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アオカナブン

2010年07月20日 | 昆虫

コナラの樹液には、カナブンに交じってアオカナブンもきています。カナブンは、銅色から緑色まで色彩に変化が多いのですが、アオカナブンは鮮やかな緑色をしています。

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《アオカナブン 2010/07/16》

カナブンとは、下の写真のように、後足の基節がアオカナブンでは接する(カナブンは離れる)ことで見分けることができます。

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《アオカナブンの後足の基節》

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ヤマトゴキブリ

2010年07月19日 | 昆虫

樹液の出ているコナラの木には、ヤマトゴキブリもやってきています。日本在来種で、本州に分布し、野外に生息していますが、クロゴキブリなど海外からの侵入ゴキブリがやってくるまでは、日本の屋内で見られる唯一のゴキブリでした。巣箱がかけてあると、その中にたくさんのヤマトゴキブリが棲んでいることもあります。

ヤマトゴキブリの♂の成虫はクロゴキブリに似ていますが、♀の成虫は羽が短く、腹部後半がむき出しになっています。頼成の森では、ゴキブリの仲間では、ほかにモリチャバネゴキブリを見かけることがあります。

Pict100716

《ヤマトゴキブリ♀ 2010/07/16》

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