難読漢字その3となります。
また、前回に引続きの頼成の森の爬虫類シリーズでもあります。
爬虫類を系統的にみると、カメ、ワニ、昔の恐竜、トカゲ、ヘビなどに大きく分けられるみたいです。
その中でトカゲとヘビは比較的近いみたいです。
両生類は、幼生期はエラ呼吸、成長すると肺呼吸といった水辺の生活が基本です。
爬虫類は、幼生期から肺呼吸ができるよう両生類から進化し、陸で生活できるようになった最初の動物です。
最近よくヘビやトカゲを見ます。
おそらく変温動物なので、夏場は暑くて陰に隠れていることが多かったからでしょうか。
やっと、涼しくなって活動的になったり、あるいは、日向ぼっこで体を温めたりでよく見るのでしょう。
頼成の森で見られるトカゲの仲間は、
・ヒガシニホントカゲ
・カナヘビ
・ヤモリ、森林科学館で同居しています、タモリはいません。
ヒガシニホントカゲの幼体です。
尻尾のブルーが特徴です。
ヒガシニホントカゲの成体
日向ぼっこ中らしかったです。
ずいぶん幼体と色合いが違います。
幼体の尻尾が青いのは、尻尾切り(自切)した後の、ひくひく動く尻尾が青でより目立ち非力な幼体に有利だから、とも言われています。
いろいろ調べると、自切はトカゲ自身を相当消耗させるようです。
なので、遊びで尻尾を踏むのをやめようと思いました。
次はカナヘビ
カナヘビほぼ全景
ヒガシヒホントカゲとカナヘビの違いがおわかりでしょうか。
尻尾の長さがカナヘビがかなり長いです。
体の艶が、カナヘビが艶消し調でざらざらしています。
もう一つ、
後ろ足の薬指は双方長いのですが、カナヘビは前足もそれなりに長い気がしました。
ヘビとトカゲの違い。
脚の有る無しは無論ですが、トカゲにはまぶたがあり、ヘビにはないということです。
ヘビは目を閉じない、改めて、そうかと思いました。
ヘビの目の表面は透明な鱗でおおわれており、目も含めて脱皮するそうです。
抜殻があったら確認してみましょう。
最後にヘビの話になりましたが、今回のタイトルはもちろんトカゲでした。