頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

バーべーキュー

2012年04月29日 | インポート

今日は3連休の中日。 風もなく温かい日になりました。

頼成の森には10卓の屋根付きバーべーキュー施設があります。

1卓は8人ほどが利用できます。

一帯は、森林法による保安林に指定されていますので、炭、焚き火は利用できません。

燃料は備え付きのプロパンガス 、 鉄板、返し板、燃料込みで1卓2000円です。

本日楽しまれたご家族を掲載します。

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今日は昭和の日

2012年04月29日 | インポート

昭和44年(1969)5月26日 この頼成の森において昭和天皇皇后両陛下ご臨席のもと

第20回全国植樹祭が開催されました。

このとき、富山県の主要な杉品種である、立山杉、増山杉、ぼか杉 が植えられました。

頼成の森の入口、円形の車道内に、それぞれ特徴のある生育状況が観察できます。

東側の朝日に輝く増山杉、手前はアジサイです。

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40年余が経過していますがゆっくりと成長しています。

いわゆる"かたぶとり"でしょうか。

こんなに足場の良いところで、3種類同時に見られるのはココぐらいのものです。

昭和44年(1969)5月26日は、東名高速道路が全線開通した日でもあるようです。

この頃は、日本中、「住宅の資材不足」で悩んでおり、「早く大きくなってね」との全国民の

期待を受けての植樹祭でした。

アケビの葉が開き、ユキグニミツバツツジのピンクの花が青空に映えます。

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変わるもの 変わらないもの

2012年04月28日 | インポート

頼成の森には針葉樹 広葉樹 その他沢山の植物が育っています。

これらのの春の激変ぶりには驚くものがあります。

毎日毎日 咲き・散り・芽生え・開葉が進み、しばらく見ないと一変します。

写真は、林道ヒヨドリ線の「森森」を感じる場所です。

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杉は年輪を重ねどんどん成長し変化しているのですが、一見したところ

不変のような安定感があります。

垂直の荘厳さと併せて、神社の境内に多用される理由かもしれません。

一方、広葉樹林は、見上げるたびに何か違っている感じがします。

特に今の枝の先端部は芽吹きのため、動いているかのように変化の激しさがあります。

ぼんやりした若芽色から、鮮明な新緑に間もなく生まれ変わります。

そして春を告げた桜は散り頼成の森では、桜の花びらによるピンクライン見られます。

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長井小紫さんも成長しています

2012年04月27日 | インポート

昨日とは打って変って、青空が大きく広がりました。

桜のピンクは青空に映えるのですが、今は、どの木も散り急いでいます。

車道の縁には白線ならぬ、散り桜のピンク線が描かれ一瞬の輝きを放っています。

これだけ陽光が強くなってくると長井小紫さんが気になります。

ちょっと覗いてみましょう。

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紅白の1区間が10センチですから、もう20センチに伸びました。

順調に成長しています。

可憐な花が咲くのが今から楽しみです。

頼成の森の入口でも、チュ-リップと枝垂れ桜が皆様をお待ちしていますよ。

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緑に親しむ集い(5月4日(金祝))散策ルートの事前踏査

2012年04月27日 | インポート

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5月4日9時30分開始の緑に親しむ集い(5月4日(金祝))散策ルートの事前踏査に、当日案内していただけるフォレストリーダーの代表の皆様にチェックしていただきました。

春雨の中、遊歩道に次々現れる植物の話を聞きながら歩くと、標高152.7mの八が峰まであっと言う間で、標高差50mを登った実感がありません。

新緑に少し早い今の季節は、林間の見通しがよく尾根歩きはとても楽しい。

屋根つき展望台のあるホオノキ台からは、弥陀ヶ原が青く霞んで見えました。

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稜線が不明瞭だが雲間に見える青い立山連峰は、なかなか良いと好評でした。

4月3日の暴風で倒れた歩道の木は、すべて安全に措置されています。

伐採された風倒杉からは年輪が間近に観察でき、森からの手紙を読み解くことができます。

超ゆっくりと歩いて1時間30分ほどの工程でした。

お手上杉の近くの苔の上に散った桜がとてもきれいでした。

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さくら ②

2012年04月22日 | インポート

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花しょうぶ園に沿って伸びている 林道ひよどり線です。

白い花は「大島桜」です。

カタカナ表記より漢字のほうがイメージが膨らみますね。

前号に書いた「サクランボは苦い」は「酢っぱいに」訂正します。

桜の野生種でサクランボのおいしいのは少ないのです。

大抵は苦いか酸っぱいかですが、近畿豆桜は甘くておいしかった。

「大島桜」の種子から芽生えた苗は桜の接ぎ木の台木になります。

種子をまいてから直径8mmくらいになるまで、2~3年かかります。

9月中頃に芽接ぎすると、自分でも接ぎ木を作れます。

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さくら

2012年04月21日 | インポート

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杉を背景にしたソメイヨシノも美しい。

頼成の森の桜には、湧き立つような華やかさはないかもしれない。

しかしながら、森との組み合わせで、他には見られない景色が楽しめます。

林道ひよどり線沿いには、オオシマザクラか、白い控え目な桜が咲いています。

6月末の「花しょうぶ祭」の頃には、沢山のサクランボが舗装道路に落ちます。

残念なことに、このサクランボは苦いです。

今、頼成の森では、いろいろな桜が楽しめます。

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緑に親しむ集い

2012年04月21日 | インポート

緑に親しむ集い 参加募集日 時:平成2454日(祝)

会 場:県民公園頼成の森 <森林科学館前集合①林内散策とクイズラリー      9:30~11:00

クイズを解きながら新緑の森を散策します。

②園内花壇づくりボランティア活動11:00~12:00

花苗のプランター植え付けに、ご協力お願いします。

③シイタケの植菌体験                      13:00~15:00

栽培用の丸太にドリルで穴(25/)をあけて植菌します。
出来上がったほだ木を持ち帰ってキノコ栽培に挑戦します。
定 員:150名(事前申し込みが必要)

材料代:ほだ木1本あたり300

予約先     県民公園 頼成の森  TEL 0763-37-1540

主催  公益財団法人花と緑の銀行(頼成の森)

共催 社団法人とやま緑化推進機構

指導 富山県農林水産公社(森の寺子屋)

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長井小紫さん

2012年04月19日 | インポート

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今朝は黄砂でしょうか。

晴れているのにぼんやりとした風景。

印象派の絵のイメージですね。

6月末の花しょうぶ祭りに向け、花しょうぶの成育状況を写真で報告します。

沢山の種類の中から「長井小紫さん」に代表してもらって撮影します。

本日は、10センチくらいです。

沢山の芽があるので数値はあくまで、「だいたい」の値です。

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花しょうぶを待つ花々

2012年04月18日 | インポート

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例年、6月末に10日間、 花しょうぶ祭りが開催されます。

沢山の愛好家が訪れ、頼成の森は今とは見違えるほど賑わいます。

大きな花しょうぶは、晴れてもよし、曇ってもよし、雨後はなおよし、です。

朝露に光る新鮮な花を撮りたいと、早朝にも大きなカメラを携えて来られます。

今朝は、くもり時々小雨、 早いツツジと清楚なサクラが、花しょうぶの成長を促すように

静かに咲いています。

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新第三紀泥岩

2012年04月15日 | インポート

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広葉樹の転倒

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杉の転倒

頼成の森の地質は新第三紀泥岩で、地質年代的には比較的新しい地層です。

泥岩は柔らかいが、木の根が進入できるほど柔らかくはない。

泥岩の風化は岩盤から突然、泥に変化する特徴がある。

この泥は浸食されやすく、風化土層は浅くなる。

頼成の森の樹木の多くは、この浅い土層に根を張っている。

根の強度は、広葉樹、針葉樹の区別よりも、土層の厚さが耐力を決定すると言える。

このため、4月3日の強風では広葉樹、針葉樹とも転倒した。

ただ、湿潤地の土層を好む杉が、より多くの被害を受けたといえる。

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頼成の森のブナ林

2012年04月14日 | インポート

標高150m位の低標高山地にブナの純林がある。

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樹木は、植えても中々根付かないのですが、ブナは特にその傾向が強いように思います。

これだけの範囲に、ほぼ同年齢のブナが密生しているのは、種子から育ったものと思われます。

発芽から若い苗の時期に、超幸運が続かなければ到底不可能な現象です。

よく育ったなぁ!との敬意から、「幸運の森」と名付けましょうか。

このブナ林からは、「超幸運」がもらえそうです。

まもなく、美しい新緑に覆われることでしょう。

緑の部分は蔓性の芽でブナの芽ではありません

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たくさんのいのち

2012年04月13日 | インポート

花しょうぶ祭りの会場の谷から一つ東の谷に沢山のオタマジャクシがいます。

10日ほど前には、遠目には黒いかたまりに見えましたが、今は群れから独立する

勇者もいて池全体に広がりつつあります。

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水面から撮っているので反射しやや不鮮明です。

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しかしながら、こんなに多くの大人のカエルを見たことがありますか?

想像ですが、この谷なら、せいぜい数匹かと思います。

残りのオタマジャクシはどうなるのでしょう!!

鳥の生き餌?

思わず、合掌!!

上流には、水芭蕉が咲いています。

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千光寺展望台

2012年04月12日 | インポート

頼成の森の西端、標高148.5mの千光寺展望台です。

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山頂は結構広く、真ん中に小さな祠が安置されています。

登頂したことを神様が承認してくれたような、「ありがたい」場所です。

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遊歩道「松風のみち」は幅広く、絶対に迷うことはない。

(※ 森林科学館の窓口では、遊歩道の見取り図を配布しています。)

今の季節は、広葉樹の枯れ枝が沢山落ちている。

大概は、木々の光の争奪戦に負けた枝たちと思われる。

降雪期には、危険な枯れ枝は落ちてしまうという、雪国の恩恵がある。

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祠に至る遊歩道の途中で発見した赤松の根です。

門番のように見えませんか。

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久しぶりの大快晴

2012年04月12日 | インポート

思わず歩きたくなる日です。

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キンキマメザクラは遊歩道でよく見かけます。

残念なことに、温かくなってくると、もう散り始めています。

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青空に逆Vサイン。

マツは家の梁にも使用されるくらい、曲げ強度に強い木です。

しかし、世の中にはもっと強い自然=風があったのですね。

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折れ方にはいろいろな形態があります。

これはノコギリで切ったように真横で折れています。

ありのままの自然を見学できる今がチャンスです。

今月中には被害木は全て整理してしまう予定です。

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