今朝は特に涼しく感じられた。もう秋模様なのだろう。そういえば、てんたかく等の早生品種の
稲刈りがピークとなり、来月早々にはコシヒカリが始まる。月日の経つのはなんと早いことか。
頼成の森の芝生広場にある20本ほどのサルスベリの花が満開である。別名「百日紅」。夏の盛り
に百日近く咲き続けることから、この漢字を書く。花の色は、ピンク、白、赤紫が一般的である
が、頼成の森のサルスベリは赤色が濃いように思われる。どんなに暑くても、咲き続けるこの花
には情熱さが感じられるが、ネットで調べると、意外な伝説があるので紹介したい。
・・・ある王子が恋人に百日後の再会を約束して旅立つものの、戻ってみるとすでに恋人は亡く
なっており、埋葬された場所から、この木が生えたという・・・
そんなことを知ると、ますますこの花が愛おしくなる。
さて、定期的に紹介しているコナラのドングリの生長具合はどうか見てみた。ずいぶんと大きく
なっている。まだ実は青いのでさしずめ青年といったところだろう。その実の上にカマキリが悠々
と鎮座していた。商売道具である前足の鎌の手入れに余念がないといった風情である。