昨日までの肌寒さから一転、秋晴れとなった。雲も心なしか爽やかな感じがする。
空模様に誘われ、サクラのこみちからツツジのこみちを歩いてみた。歩道沿いの木々は
秋の稔りの季節を迎えようとしている。
いつものコナラのドングリも色付き始めた。早いものはもう落下し始めており、来月の
上旬頃にはピークとなるだろう。ツルシキミも鮮やかな赤い実をつけている。この実は
冬までつけているため、殺風景な冬場の森の貴重な色どりとなる。
オオアキギリも鮮やかな青紫色の花を咲かせている。秋は木の実や草花が多様であり、
色合いもきれいである。頼成の森へ足を運んでもらい、植物の移り変わりを楽しんでも
らいたい。
そんな思いで、森林科学館へ戻ってくると、玄関前のアスファルトにカマキリが出迎
えてくれた。「お前はだれだ?」という表情であった。
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