三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

東北の住まい再生2 もうすぐ出版

2011年11月24日 16時29分04秒 | Weblog






きょうは、朝起きてからずっと作業し続けていて
ブログを書く時間がありませんでした。
ようやく、すこし一段落なのですが、
朝4時くらいから作業や、なにやかややっているので
アタマの整理がつきません。
まぁ、もともと整理はついていない(笑)。

でもここまで休みなしのブログですので
もったいないので、きょうも若干書きます。
もうすぐ、来週28日には表題のように
「東北の住まい再生2」を発行いたします。
これは、Replan東北を出版している住宅雑誌出版元として
今回の大震災になにかの行動をしたいと考えた活動です。
具体的には、被災した3県と山形県の4県庁から「後援」いただいて
被災して住まいにダメージを負ったみなさん向けに
無料配布の住宅情報誌をお送りしようという企画。
第1号を6月初旬に発行し、好評をいただいたので
ふたたび11月末と言うことで2号を発行する次第です。

配布については、各県の窓口からの配布になりますが、
今回は各県が確保しているコンビニ店頭の「情報配布ラック」に差し込まれる予定。
ぜひ多くのみなさんに見ていただきたいと思います。
特集は、木造での応急仮設住宅の東北全域での動きについて。
多くの仮設住宅が、国の「随意契約」によって
「プレハブ建築協会」傘下の大手住宅企業に独占されてきた流れが、
今回の震災では、地域の工務店が協同して木造での仮設住宅を実現させています。
これは、寒冷地である東北全域での
「鉄骨住宅」の寒さに対して、有効な建築方法であると思います。
鉄骨住宅がほぼ北海道では歴史的に見限られてきた経緯があり、
それが大量に、5万戸以上、仮設とはいえ建てられていることは、
大きな「寒さ」問題を引き起こすと推定されます。
そういった切り口から、今後の復興住宅への住宅のあり方を
考えていく、参考にしていただければと考えています。
ぜひ、ご覧ください。
なお、いろんなところで講演すると、みなさん、「見たい、読みたい」
といわれるので、一般への配布手段も検討中であります。
コメント
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