今回は症例を提示しよう。
初診時44歳男性、家族からの紹介で当院を受診。
食事しにくいことを理由に、当院でしっかり治療をしたいということが主訴。
初診時、カリエスによる歯冠崩壊が臼歯部に多数みられた。
当院で行っている通法の基本治療に合わせ、
確定的外科処置や矯正治療を行った。
欠損部補綴は、右上4はインプラント補綴(抜歯即時インプラント埋入)
左上8埋伏歯を挺出処置後、右下7部に移植を行いブリッジ補綴を行った。
咬合位を確立し、治療後は患者から非常に高い満足を得られた結果となった。
術前術後の写真を提示する。
因みにインプラントを用いた理由は、右上4部にブリッジ補綴において
右上3を補綴のために削りたくなかったことと、右上5を守りたかった理由があった。