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この帯というものはレコードやCD、そして単行本などで当たり前に見られるが、日本独自の文化のようである。それだけ海外からも注目される珍しいものらしい。確かに英語表記の洋楽のアルバムでは帯を見て内容を理解することにつながっていた。ビートルズで言えば、例えばホワイト・アルバムなどは帯がついた日本盤と帯なしの輸入盤とでは見た目の印象がかなり違っている。私としては白地に緑の帯付きの方がしっくり来る。
アナログ盤をやり取りする時には帯の有無で値段がかなり違うことも多い。昔はLPを購入したらすぐ帯を外して捨てるという、今ならば「無謀」と言える行為をよくしていたものである。その結果自分の持つレコードも帯付きは約半分くらいしかない。ということで、今回の帯もコレクターとしては欠かすことができない。しかし問題は、私は輸入盤の方を注文しているということだ。そちらに帯は封入されるのだろうか。あるいは日本で単体で発売される各アルバムには付くのだろうか。価格的には3万近くの差があるため今更国内盤に変えることはしない(できない)ので、もし付いていないのならかなり残念である。盤は輸入盤だがブックレットの翻訳などが国内仕様として追加されるようなので、多分帯もそうなるのだろうなぁ・・・真相は10日後に。(写真はhttp://sp.universal-music.co.jp/beatles/ より)