ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

サッポロ・ギター・フェスタ2017に行ってきた(3)

2017年11月18日 | ギター
 圧巻はテイラー・ギターであった。写真のとおり、これだけの個体が一堂に会したのは恐らく札幌では初めてではないかと担当者も言うくらい、たくさんのギターが並んでいた。
        
 「折角だから弾いてみてください」と言われるがまま、ここでも何本かを試奏した。いろいろ違った木材がある中で、まずオバンコールの414ceをお願いした。記憶ではオバンコールは一度も手にしたことがない。サイド&バックに赤や緑が混ざったような筋模様で目を引く木目がくっきり現れている。マイルドだが高音が明るい力のある音を出していた。これは40万円クラス。説明ではオバンコールはローズウッドの親戚で似た音質を出すらしい。
 次は50万以上する高価なインディアン・ローズウッド814ce DLX。そんな高級品でも、はいどうぞと気軽に持たせてくれるのが凄い。低音がさらにしっかりして力強いサウンドだったが、好みとしてはさっきのオバンコールの方が良い感じが、、、。高いギターなのでしっかり弾くことに躊躇してしまったのかもしれないが、何となくしっくりこなかった。
 そこでもう少し廉価版をということで別の一台を弾いたが(型番忘れ)それでも20万円台だった。耳に馴染む普段どおりの良い音という感じだが、総じてテイラー・ギターは評判どおりだということがわかった。
 こうして、普段手にすることのできないギターを、何本も弾くことができたのはとても良い経験であった。(続く)