この変?なイラストのCDは、スウェーデンのロックバンド Moon Safari が2008年にリリースしたBlomljudという2枚組のアルバムである。各曲のタイトル、歌詞共に英語なのだが、アルバム・タイトルはスウェーデン語。英訳すると、flowersound の意味らしい。You Tube を見ている時に偶然見つけ、ジャケットの奇妙さからどのような音楽なのだろうとクリックしてみた。結論としては、ビーチ・ボーイズがプログレをしている、という印象。決して悪い意味ではない。曲、演奏は間違いなくプログレ的、つまり長尺の静と動を併せ持つ曲が多く、シンセのフレーズが多用され、メロトロン的音色が加わり、さらにギターの泣きのフレーズ有り、そしてメロディも美しい。Camel 的という人いるようだが、部分的にはそうかもしれない。
注目なのは歌。そのコーラス・ワークがとても素晴らしいのだ。恐らくメンバー全員が歌い、本当にビーチ・ボーイズのような美しいハーモニーを聞かせる。Disc1の1曲目がアカペラの小品で、まずそこからぐいぐい引き込まれ、さらに2曲目Methuselah’s Children 5分20秒過ぎからのコーラスには鳥肌が立ってしまった。このアルバムは両ディスク合わせて100分くらいあるのだが、その長さを感じさせることなくあっという間に聞くことができ、最初から最後までその音楽に癒されていく。
メンバーのプロフィールなどはよくわからないが、アルバムとミニ・アルバム合わせて5枚がリリースされている(うち1枚はライブ盤)。本アルバムは2枚目の作品で、3枚目の Lover’s End も評判が良い。ただ、知っている人には人気が高いせいか主なネット・ショップでは安価な輸入盤は在庫切れとなっている。私はいろいろ探してTower Records のオンライン・ショップで何とか購入できた。ブックレット中のイラストも曲毎に描かれており楽しめる(写真下)。プログレ大好き人間には間違いなくお薦めできるアルバムである。
注目なのは歌。そのコーラス・ワークがとても素晴らしいのだ。恐らくメンバー全員が歌い、本当にビーチ・ボーイズのような美しいハーモニーを聞かせる。Disc1の1曲目がアカペラの小品で、まずそこからぐいぐい引き込まれ、さらに2曲目Methuselah’s Children 5分20秒過ぎからのコーラスには鳥肌が立ってしまった。このアルバムは両ディスク合わせて100分くらいあるのだが、その長さを感じさせることなくあっという間に聞くことができ、最初から最後までその音楽に癒されていく。
メンバーのプロフィールなどはよくわからないが、アルバムとミニ・アルバム合わせて5枚がリリースされている(うち1枚はライブ盤)。本アルバムは2枚目の作品で、3枚目の Lover’s End も評判が良い。ただ、知っている人には人気が高いせいか主なネット・ショップでは安価な輸入盤は在庫切れとなっている。私はいろいろ探してTower Records のオンライン・ショップで何とか購入できた。ブックレット中のイラストも曲毎に描かれており楽しめる(写真下)。プログレ大好き人間には間違いなくお薦めできるアルバムである。