上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

作家懇親会に参加

2005-12-12 | うぐいすとお仕事
昨日は、画廊さん主催で作家懇親パーティに呼んでいただいた。はっきり言って私より上の「師匠」クラスの作家さんが多く、私は一番のみそっかす状態だ。隅っこで小さくなってる…はずが、ワインが入るとドンドン饒舌になり、「どこまで飲む気やねん」状態になってしまった。陶芸家のMさん、あの遠い所から私を自宅まで送ってくれてありがとう。もう、酒は飲みません…海よりも深く反省します。なんて。
やはり他の皆さんは気鋭の作品ばかりで、メゾチントなんて宝石みたいに綺麗。私も精一杯やったのだけど、「まだまだやなあ」と痛感せざるを得ない。「版」の持つパワーみたいなもんが、やはり薄くて軽いというか。先輩作家さんたちがプルシェンコやジュベールだとすると、私の立ち位置はソン・ガオ君といったところだ(これ、フィギュアファンでない方にはサッパリ意味不明?すみまへん)。
スタッフの方々にも、作家さん達にもとても良くして頂いたのに、自分のレベルを冷静に見つめると、くじけてしまいそうになる。でも、高いレベルで揉まれないと強くならないのも確か。いろんな事を考え込んでしまった。お酒には酔うけど、いつもどこかで、醒めて現実を見てる自分がいる。
先輩達のお話を聞いていると、皆、とんでもない人生経験でもスイスイとこなしてきているようで、「苦労も楽しんじゃえ」みたいなパワーに満ちている。私がいつも言う「作家筋力」だ。筋肉があるんだ。私のひ弱いこと。やはりトレーニングを積んで筋力をつけよう。それに、そういう自分のほうが楽しいように思える(?)。
コメント (4)
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