★本田くん
日本フィギュア界を10年近くも牽引してきた本田君の最後の全日本を、殆ど
無視するマスコミ。いいかげんにしなさい。敬意を払う、ということを知らん
のか。あんだけ「メダル、メダル」と騒いでおいて!
SPではジャンプの2ミスが響き、7位で迎えたフリー「トスカ」。
泣かずにはおれません。全身全霊で滑る姿はソルトレイクの「アランフェス」を
思い起こさせる。苦悩する姿。訴える姿。そして羽ばたく姿。
ドラマチックで重厚なまさに大人の表現力。冒頭の4回転は惜しくも手をついて
しまったけど、あの「本田の4回転」だ。もうここで泣けてしまう。
アクセルが抜け、フリップが…と、ジャンプミスはあれど、N杯よりずっと良い
出来でした。いやもうジャンプ云々を言うのは意味が無い。
最後のステップで大拍手。今までの全てが、万感の思いでよみがえる…初優勝
した14歳の演技、長野の泣き虫フリー、ターニングポイントになった「仮面の
男」、「アランフェス」、「ワルシャワ」、「ドンキホーテ」…エトセトラ。
両手を突き上げて「終わった!」と、最後のポーズをとる本田君に万雷の拍手と
花束が降る。こうやって書いてても泣けてしまうわ。
ダグ・リーと固く抱き合い、総合5位。すごーく爽やかな表情でした。
この後、四大陸選手権へ派遣が決まり、これが本当の最後の試合になるのかな。
応援しますよ。最後に優勝してほしい。そして「引退セレモニー」を、シーズン
末に是非、やってほしい。
★織田くん
初優勝もじゅうぶん可能な位置につけ、でもいつもの笑顔でリンクに出ていく。
この緊迫した状況でやはり肝が据わっているというか。立派です。
問題になった冒頭の3-3-3ですが、私にはやはり3ループを回っているよう
に見える(足元で)。結局ここを3-3-2でおりておけば、最後の3ルッツは
カウントに入り、問題なかったということ(?)
でも、勝負に出たわけだからここはそのガッツを買いたい。
大きく転倒してどこか痛めなかったのかしら…という心配をヨソに、めげること
なくトレードマークの柔らかいジャンプを跳んでいく。「巻き返しの織田・強心
臓の織田」はすっかり定着しそうだ。あとのジャンプは危なげなく、最後の3ル
ッツは体力的にも一番苦しいところなのに確実に。
「攻めて攻めて」いく姿勢は、やはりお客さんにも伝わる。手拍子に支えられ、
ストレートラインステップを終え、ラストのスピンでバランスを崩すも持ちこた
える。
後半のスタミナ切れはやはり気になるけれど、本当に懸命に滑るその姿から気迫
が伝わってくる。「座等市」は、これ欧米の方から見たら「ジャパニーズ・スパ
イ」=「ニンジャ」なイメージでしょうな。やはり良く出来たPGだ~。
演技終了後、やや浮かない表情だったけど、なんか一戦ごとに「大人の競技者」
になっていく様子がドラマチックですごい。とにかくやるべき事はやって、キス
クラへ。バーケル氏は微妙な表情。空気が緊迫する。点数が出た!…一転、安堵
の表情でいつもの笑顔が戻る。この時点でパーソナルベスト点(?)。
彼の持ち味はじゅうぶんに出ていたフリーでした。歓声の中を満足気に引き上げ
る織田君。うわー。なんかもう貫禄だ。
★大ちゃん
SPの痛恨のミスで織田君に5点の差をつけられ、もはや「崖っぷち」。
全日本2位でも、五輪代表に一番近い位置にはとどまれるけど、やはりチャン
ピオンとして行かないと、本人も周囲も納得できないだろうと思う。
そんな状況下でどうするのか。「男」になれるのか、あるいは「ヘタレくん」の
ままなのか。ある意味、人生のターニングポイントとも言えるこの大事な大事な
フリー。さあ…。
名前がコールされると大歓声。ほんま、今年はブレイクしました(?)。
ゆ~っくりとリンクを半周し、「自分で小さい拍手」をパンパンッとやって出て
いった。あ!世界Jrの決勝の時とおんなじ仕草だ!つうことはリラックスして
るから大丈夫なのか。
冒頭の4回転は、ウォームアップでは綺麗に降りていたらしいのに、惜しくも
3トゥ認定でステップアウト。でも転倒はしていない。めげるな!
3アクセル+3トゥ綺麗に降りる。次の3ルッツ+3トゥはセカンドジャンプが
2回転…で「あれ?」と思えど、失敗した4回転を「3回転」と審判に取られる
と、ここで3トゥでは「3つ目の同種ジャンプを跳びノーカウント」になると
思ったのでしょうか。なるほど。こんな事考えなから滑っていくって、新採点法
ってイヤだなあ。うーん。
今日はスピン、ステップ、滑り…すべてがキレ良くスピードもある。
音楽にノッていて、唄ってる、唄ってる、のよ。スケアメの時以上!
中盤の見せ場、3アクセルが本当に勿体無かったけど、あそこを2アクセルに
しておけば…くくく。でも「たら」「れば」は無いのよね。勝負には。
しかし3ループ、も一度3ルッツ、3フリップ…とスピードが落ちない中を、
高く軽く跳んでいく。最後のジャンプの3サルコウに2トゥをくっつけて意地を
見せ、さあ得意のステップだ。もう、私はこの時点でずわーんと感極まって涙が
溢れ出る。
大拍手の中をステップで進んでいく大ちゃんのストレートラインは、タイプは
違えど、ヤグディンを彷彿とさせる。
ラフマニノフの、悲愴なまでに美しい盛り上がりに併せて加速していく、この
後半が私はゾクゾクするほど好き。気持ちを爆発させて、観客と一体になって
滑る滑る。やはりここは、大ちゃんの真骨頂!
去年までもだいぶ出来てたんだけど、今年はパワーがついたことで「グッ」と
前面に演技が押し出せるようになった。ラストの変形スピンもすごい軸と加速。
あー。この最高潮のフィニッシュを五輪で見せてくれ。祈るわ。神様に。
大歓声のスタオベの中、ペコンと頭を片手で叩く。「あー。ミスしちゃった!」
という意味でしょうか。
でも今日は素晴しかったよ。入魂よ。「音楽の化身」みたいに滑ってたわ。
フリー前に長光コーチに「余り考えすぎず、音楽を感じるままに滑ってごらん」
とアドバイスされたそうですが、まさにまさに。大ちゃんは、突き詰めすぎると
駄目なのだ。リラックスして「本能のままに」滑ってるのが一番!
試合だから難しいけど、その辺の気持ちのコントロールが、今後、勝つための
最大のポイントかも。
満足気にキス&クラへ。大ちゃんがリンク上がって、花束を託した男性、あれ
はもしや竹内洋輔くんでしょうか。あれれ。今は役員として活動してるの?それ
ともコーチ?ヤマト君のコーチ姿といい、OBの姿も嬉しい。
舞台裏でガッシと腕を組み、モニターを真正面から見てる織田君も映る。
なんか二人ともリンク外で仲良くじゃれあってる時は「お子ちゃまっぽい~」と
思ってたのに、すっかり「闘う男」ではないか。しびれるわ。
電光掲示板が表示されるまで、大ちゃんは余裕が感じられた。
そりゃこの出来なら「逆転で勝った」と思うのではないだろか。普通。
ただ2ミスがどの程度響くのか不安…とTESはまあまあ、PCSは高得点。
が、「順位 2」と出た瞬間、両手で顔を覆ってしまう。
私は最初この映像を見た時は「負けちゃったんだね」と結果を知ってたので、
なおさらのこと胸がつまった。3点差…SPで失敗しなければ、の点差。
FSは1位。でも負けた。負けたのだった。
長光コーチが「よくやった。頑張ったよ」と、懸命に背中をなでて慰める。
まだしばし呆然とするも、「先輩」としてここで涙をさらす訳にはいかないの
だった。ググッとこらえて席を立つ。
楽屋裏の織田君は歓喜の表情でコーチと抱き合う。
★中庭くん
最終滑走は「健ちゃん」。
王子・健ちゃんも24歳。GP大会に出てほしい。寂しいわ。
振付をD・ウィルソンに変えてからは、ノーマルな滑りからぐっと個性派に
なった。昨年と同様の「指環」ですがかなり衣装も凝って、マイム(演技力)も
抜群。ベテランさんの味がある。
4回転トゥはSPに続き成功。今大会、唯一の「クリーン4回転成功者」として
讃えられるべきですか。あとのジャンプがいまひとつだったけど、最後まで滑り
ぬきました。
四大陸派遣が決まったので、織田君、本田君、と3人でまた「3枠」をお願いし
ましょう(あ、健ちゃん、短くてスマン)。
…と、男子も存分に見応えが。無視するTV、本当に情けない。特に大ちゃんと織田君の一騎打ちは、昔々の「五十嵐VS松村」の全日本王者争いをホーフツとさせましたわ。いやそれを越えてたか。はるかに。
結局、大ちゃんは五輪へ。織田君は世界選手権へ。それぞれ1枚ずつ切符、ということで、連盟側は丸くおさめようとしてるのだろうか(私にはそう思える)。
采配のバランス的には良いな、と思うけど、そして織田君もこれでまたはりきってくれる、と思うけど。もちろんしこりは残る。女子も男子も素晴しかっただけに。
選手の演技の「キラキラした宝石」を、大事に脳内記憶ビデオに保存して、この腹立ちをおさえるしかないのか…。
日本フィギュア界を10年近くも牽引してきた本田君の最後の全日本を、殆ど
無視するマスコミ。いいかげんにしなさい。敬意を払う、ということを知らん
のか。あんだけ「メダル、メダル」と騒いでおいて!
SPではジャンプの2ミスが響き、7位で迎えたフリー「トスカ」。
泣かずにはおれません。全身全霊で滑る姿はソルトレイクの「アランフェス」を
思い起こさせる。苦悩する姿。訴える姿。そして羽ばたく姿。
ドラマチックで重厚なまさに大人の表現力。冒頭の4回転は惜しくも手をついて
しまったけど、あの「本田の4回転」だ。もうここで泣けてしまう。
アクセルが抜け、フリップが…と、ジャンプミスはあれど、N杯よりずっと良い
出来でした。いやもうジャンプ云々を言うのは意味が無い。
最後のステップで大拍手。今までの全てが、万感の思いでよみがえる…初優勝
した14歳の演技、長野の泣き虫フリー、ターニングポイントになった「仮面の
男」、「アランフェス」、「ワルシャワ」、「ドンキホーテ」…エトセトラ。
両手を突き上げて「終わった!」と、最後のポーズをとる本田君に万雷の拍手と
花束が降る。こうやって書いてても泣けてしまうわ。
ダグ・リーと固く抱き合い、総合5位。すごーく爽やかな表情でした。
この後、四大陸選手権へ派遣が決まり、これが本当の最後の試合になるのかな。
応援しますよ。最後に優勝してほしい。そして「引退セレモニー」を、シーズン
末に是非、やってほしい。
★織田くん
初優勝もじゅうぶん可能な位置につけ、でもいつもの笑顔でリンクに出ていく。
この緊迫した状況でやはり肝が据わっているというか。立派です。
問題になった冒頭の3-3-3ですが、私にはやはり3ループを回っているよう
に見える(足元で)。結局ここを3-3-2でおりておけば、最後の3ルッツは
カウントに入り、問題なかったということ(?)
でも、勝負に出たわけだからここはそのガッツを買いたい。
大きく転倒してどこか痛めなかったのかしら…という心配をヨソに、めげること
なくトレードマークの柔らかいジャンプを跳んでいく。「巻き返しの織田・強心
臓の織田」はすっかり定着しそうだ。あとのジャンプは危なげなく、最後の3ル
ッツは体力的にも一番苦しいところなのに確実に。
「攻めて攻めて」いく姿勢は、やはりお客さんにも伝わる。手拍子に支えられ、
ストレートラインステップを終え、ラストのスピンでバランスを崩すも持ちこた
える。
後半のスタミナ切れはやはり気になるけれど、本当に懸命に滑るその姿から気迫
が伝わってくる。「座等市」は、これ欧米の方から見たら「ジャパニーズ・スパ
イ」=「ニンジャ」なイメージでしょうな。やはり良く出来たPGだ~。
演技終了後、やや浮かない表情だったけど、なんか一戦ごとに「大人の競技者」
になっていく様子がドラマチックですごい。とにかくやるべき事はやって、キス
クラへ。バーケル氏は微妙な表情。空気が緊迫する。点数が出た!…一転、安堵
の表情でいつもの笑顔が戻る。この時点でパーソナルベスト点(?)。
彼の持ち味はじゅうぶんに出ていたフリーでした。歓声の中を満足気に引き上げ
る織田君。うわー。なんかもう貫禄だ。
★大ちゃん
SPの痛恨のミスで織田君に5点の差をつけられ、もはや「崖っぷち」。
全日本2位でも、五輪代表に一番近い位置にはとどまれるけど、やはりチャン
ピオンとして行かないと、本人も周囲も納得できないだろうと思う。
そんな状況下でどうするのか。「男」になれるのか、あるいは「ヘタレくん」の
ままなのか。ある意味、人生のターニングポイントとも言えるこの大事な大事な
フリー。さあ…。
名前がコールされると大歓声。ほんま、今年はブレイクしました(?)。
ゆ~っくりとリンクを半周し、「自分で小さい拍手」をパンパンッとやって出て
いった。あ!世界Jrの決勝の時とおんなじ仕草だ!つうことはリラックスして
るから大丈夫なのか。
冒頭の4回転は、ウォームアップでは綺麗に降りていたらしいのに、惜しくも
3トゥ認定でステップアウト。でも転倒はしていない。めげるな!
3アクセル+3トゥ綺麗に降りる。次の3ルッツ+3トゥはセカンドジャンプが
2回転…で「あれ?」と思えど、失敗した4回転を「3回転」と審判に取られる
と、ここで3トゥでは「3つ目の同種ジャンプを跳びノーカウント」になると
思ったのでしょうか。なるほど。こんな事考えなから滑っていくって、新採点法
ってイヤだなあ。うーん。
今日はスピン、ステップ、滑り…すべてがキレ良くスピードもある。
音楽にノッていて、唄ってる、唄ってる、のよ。スケアメの時以上!
中盤の見せ場、3アクセルが本当に勿体無かったけど、あそこを2アクセルに
しておけば…くくく。でも「たら」「れば」は無いのよね。勝負には。
しかし3ループ、も一度3ルッツ、3フリップ…とスピードが落ちない中を、
高く軽く跳んでいく。最後のジャンプの3サルコウに2トゥをくっつけて意地を
見せ、さあ得意のステップだ。もう、私はこの時点でずわーんと感極まって涙が
溢れ出る。
大拍手の中をステップで進んでいく大ちゃんのストレートラインは、タイプは
違えど、ヤグディンを彷彿とさせる。
ラフマニノフの、悲愴なまでに美しい盛り上がりに併せて加速していく、この
後半が私はゾクゾクするほど好き。気持ちを爆発させて、観客と一体になって
滑る滑る。やはりここは、大ちゃんの真骨頂!
去年までもだいぶ出来てたんだけど、今年はパワーがついたことで「グッ」と
前面に演技が押し出せるようになった。ラストの変形スピンもすごい軸と加速。
あー。この最高潮のフィニッシュを五輪で見せてくれ。祈るわ。神様に。
大歓声のスタオベの中、ペコンと頭を片手で叩く。「あー。ミスしちゃった!」
という意味でしょうか。
でも今日は素晴しかったよ。入魂よ。「音楽の化身」みたいに滑ってたわ。
フリー前に長光コーチに「余り考えすぎず、音楽を感じるままに滑ってごらん」
とアドバイスされたそうですが、まさにまさに。大ちゃんは、突き詰めすぎると
駄目なのだ。リラックスして「本能のままに」滑ってるのが一番!
試合だから難しいけど、その辺の気持ちのコントロールが、今後、勝つための
最大のポイントかも。
満足気にキス&クラへ。大ちゃんがリンク上がって、花束を託した男性、あれ
はもしや竹内洋輔くんでしょうか。あれれ。今は役員として活動してるの?それ
ともコーチ?ヤマト君のコーチ姿といい、OBの姿も嬉しい。
舞台裏でガッシと腕を組み、モニターを真正面から見てる織田君も映る。
なんか二人ともリンク外で仲良くじゃれあってる時は「お子ちゃまっぽい~」と
思ってたのに、すっかり「闘う男」ではないか。しびれるわ。
電光掲示板が表示されるまで、大ちゃんは余裕が感じられた。
そりゃこの出来なら「逆転で勝った」と思うのではないだろか。普通。
ただ2ミスがどの程度響くのか不安…とTESはまあまあ、PCSは高得点。
が、「順位 2」と出た瞬間、両手で顔を覆ってしまう。
私は最初この映像を見た時は「負けちゃったんだね」と結果を知ってたので、
なおさらのこと胸がつまった。3点差…SPで失敗しなければ、の点差。
FSは1位。でも負けた。負けたのだった。
長光コーチが「よくやった。頑張ったよ」と、懸命に背中をなでて慰める。
まだしばし呆然とするも、「先輩」としてここで涙をさらす訳にはいかないの
だった。ググッとこらえて席を立つ。
楽屋裏の織田君は歓喜の表情でコーチと抱き合う。
★中庭くん
最終滑走は「健ちゃん」。
王子・健ちゃんも24歳。GP大会に出てほしい。寂しいわ。
振付をD・ウィルソンに変えてからは、ノーマルな滑りからぐっと個性派に
なった。昨年と同様の「指環」ですがかなり衣装も凝って、マイム(演技力)も
抜群。ベテランさんの味がある。
4回転トゥはSPに続き成功。今大会、唯一の「クリーン4回転成功者」として
讃えられるべきですか。あとのジャンプがいまひとつだったけど、最後まで滑り
ぬきました。
四大陸派遣が決まったので、織田君、本田君、と3人でまた「3枠」をお願いし
ましょう(あ、健ちゃん、短くてスマン)。
…と、男子も存分に見応えが。無視するTV、本当に情けない。特に大ちゃんと織田君の一騎打ちは、昔々の「五十嵐VS松村」の全日本王者争いをホーフツとさせましたわ。いやそれを越えてたか。はるかに。
結局、大ちゃんは五輪へ。織田君は世界選手権へ。それぞれ1枚ずつ切符、ということで、連盟側は丸くおさめようとしてるのだろうか(私にはそう思える)。
采配のバランス的には良いな、と思うけど、そして織田君もこれでまたはりきってくれる、と思うけど。もちろんしこりは残る。女子も男子も素晴しかっただけに。
選手の演技の「キラキラした宝石」を、大事に脳内記憶ビデオに保存して、この腹立ちをおさえるしかないのか…。