上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

関西大学アイスショー★つづき

2006-07-23 | 大ちゃんたら大ちゃんたら

関大リンクは、やはりピンスポット等は無いみたいです。普通に明るい照明のまま。でも、演技がクリアに見えてイイ感じ。アイスホッケーのライン(?)が氷の上に描いてあるようです。
続きを。

★村主章枝選手「カルメン」
トリはすぐりんです。黒扇と黒のビスチェがお似合い。さすが~の貫禄で、素晴しい表現力です。コケティッシュ?
顔の作り方や腕・首の使い方なんかは、ジュニアの選手もお手本にして欲しい。こないだ真央ちゃんのカルメンを見た所だったので、やはり如実に差を感じてしまいました。それに、あの背中の肩甲骨のラインは、一朝一夕に作られるもんとちゃいまっせ。長い間、毎日鍛錬してないとあんな体にはならないよ、きっと。
このリンクは1階の座席は無くて、立っているお客さん(学校関係者?とマスコミ)とは透明フェンスで隔てられていますが、すぐりん、お若いお姉さんとしばしやりとり(「キャー!」とウケる)。
扇を置いて、短いイーグルからかなりの助走で3ループ。すぐりんはループとサルコゥが苦手らしいので、オフ期にこうやって練習してはるのでしょうか。も1個、3ルッツ。ルッツはお得意。
まだ体がキレてない感じですが、お客さんを楽しませる力はダントツで素晴しいです。信夫コーチは「もうちょっと力強さが欲しい」と注文を。やっぱり御自身の生徒さんには厳しいですね。
「今季は(東京の世界選手権ということも踏まえて)ちょっと冒険は抑えます」ということですが、でもFS振付は「ずーりん氏」なんだよねえ?

…佐藤ご夫妻の解説が多いというより、アナが話を振りまくってる感じでしたが、なかなか貴重な解説?と言えますか。普段なら、絶対無いものね。
大ちゃんの時は、「オリンピックで、スタート位置についた途端、ガーッと緊張してしまった」という逸話に対して「先輩達にいろいろ話を聞いていても、それは実際に経験しないとわからないんです。本当に自分があの場に立つまでは…」と答えてはりました。
五輪ってやはり大変な舞台なんですねえ。なのに何故、皆、大変な思いをしに行くんでしょうね。大変だけど、喜びも代え難いものがあるからかな。
ロクサーヌPGの個性やステップに関しても、とても褒めておられました。何気に嬉しかったな。

演技以外に、美味しいコーナーが挿入されてます。
『キャベツの千切り』ね…

★宮根誠司アナと大・信コンビが関大を探検
関西ローカルではお馴染みの宮根アナですが、確かにマスコミ関係者は関大卒が多いよね…(一番、芸能人が多いのが大阪芸大か?)。偉大な後輩二人と、大学構内の広場みたいな所で合流。周りはヤジウマ学生がわんさか。
のぶりんは茶色のトレーナーに黒パンに雪駄(?)。大ちゃんは白のTシャツに黒パン、薄茶の先の尖った革靴。ブランド知りまへん。夏場は髪をアップにしてはどーですか。そこまで伸ばしたいならね…(怒)。
二人ともゆるい。ゆる~い「そのへんにいる若者」で笑えます。大ちゃん、リンクでは姿勢が良いのに、なぜ私服になると猫背になるのか(治しましょう)。
広場ではジャグリング部の即興があり、パチパチと拍手。「お手玉3つ」みたいなワザに(信)が挑戦するも、敢え無く失敗。(大)は、でかい糸巻きみたいな?もんを空中に放り上げて糸で受ける、というワザに。これもダメ。
構内の生協(?)で「関西大学」のロゴ入りTシャツを見つける。「こんなんあるんやー!(大)」今まで知らんかったんかいな。「これにスパンコールつけまくって演技したら、ええ宣伝になるで~」という宮根アナのフリに、かなり真剣にウケる二人。
食堂でお昼だ~。確か関大の食堂って一般人も入れたよね…私も大昔の学祭の時、入った記憶が。でも綺麗になってるな。
のぶりんはとんこつラーメン。大ちゃんは中華丼・サラダ付き(丼なのになぜか皿に入っている)。
食事制限は、(大)はしてないけど、(信)は気をつけてるらしいです。
「でも、太れへんやろ?(大)」「ううん。気ィ許したら太るねん(信)」という会話がなされる。太らなさそうに見えるから意外。のぶりんのあの軽い軽いジャンプは、この、日々の節制から生まれるのね。
ここで(大)は自分のサラダを「食わへん?」と(信)にススメる。あら優しー、と思いきや「キャベツの千切り、嫌い。」と言うではないか。
「葉っぱまるごとをマヨネーズつけて食べるのはOKだけど、千切りにしちゃうと味がわかんないから嫌い。」
「味、一緒やてー(信)。」
「あかんでー。何でも食べなー(宮根)。」
と、二人にツッこまれる。アンタね…野菜食わんかい。

★大学生座談会
トップスケーターでありながら現役大学生…という、ゆかりん、美姫ちゃん、大ちゃん、のぶりん、の4人がホテルらしき所で宮根アナと本音トーク。皆、仲良しだし、青春しててホノボノ楽しい。

「スケートを辞めたいと思ったことのある人」「学業との両立は大変」
→全員、挙手。
(信)と美姫ちゃんはロシア語専攻ということで、簡単な会話披露。美姫ちゃん落ち着いてる。(信)はやや焦り気味。「How are you?」「I'm fine, thank you
」…みたいな会話がなされる(「すぱしーば」しか解りまへん、わたし)。ゆかりんが「あ、今、“お元気ですか?”って言ったあー」と反応。
(宮)は、一人だけ露語を理解してなさそうな(大)に「わかる~?わかれへんやんなあ?」と振るが「わっかりますよー。僕も5ケ月、モスクワ滞在してたもん」と弁明する(大)。03-04シーズンの事ですね。
「じゃーみんな、ロシア語わかるんや。へー。えら~(宮)」
「フィギュアはロシア選手(やコーチ)多いから~(大)」

「合コン行ったことある人」
→全員、挙手せず。
(大)が(信)に「行ってるやろ!」と指差し突っ込み、一同笑い。「行ってへん!」否定する(信)。
「行ってみたいけど、初対面の人とは恥ずかしいしー(大)」「でも、チヤホヤされるよ。“あ、高橋君だ~♪”って(ゆかりん、大ちゃんにスリ寄るポーズ)」「あ、でもどーせスケートの話で終わってまうねん~(大)」
…その先まで発展しないって事だね。男なら積極的に頑張れよ。
「時間があれば行きたいけど…モニョモニョ(信)」「彼女と遊んでるから時間あれへんのやろ^^;(宮根)」(…彼女の手前、行きたいとは言いづらいんじゃないですか?)

あと、「演技中に他のこと考えてたりする人」は、美姫ちゃん以外が挙手。
「これ終わったら何しよかな~(ゆかりん)」
「早く終わりたい!早くお菓子とか食べたい!とか思う時ある(信)」
…のぶりんの逸話にはしょっ中、お菓子が出てきます。お母さんコーチに叱られてヤケ食いしちゃった、とか。子供みたいで可愛い。
「自分が、いっぱいいっぱいな時は違うけど、余裕のある時はお客さんの顔が見える。“あ、こいつ(オレの演技を)見てへんやんー!”とか(大)」
一同「うんうん」とうなずく。特に大きな試合ほど、そういう現象が起きるとか。大ちゃん、観客全員を自分に釘付けにしたいのね。五輪では観客、見えてなかったよな…たぶん。
美姫ちゃんだけが、
「私、お客さんの顔が見えたこと、あんまりないよ~」
と、ノンビリつぶやく。しばし沈黙のあと、
「…頑張っていこっ!(大)」
「…頑張って練習しよっ!(信)」
と男子二人がフォロー。美姫ちゃんは余裕が無いのかな。意外だ~。

最後は
「4人共、バンクーバーに行けるよね!ねっ?ねっ?」の宮根アナの鼓舞に、
「…バンクーバーに…」「行くぞお~?」「おー????」「おー?」
と、互いに顔を見合わせて、まるきし噛みあわない大団円(コケる宮根)。
皆、トレーニングウェア姿ですが、大ちゃんはヒザから下がヌードなので、ふくらはぎの筋肉のスゴさがまるわかり。いやスゴイ。必見や。

★フィナーレ
井上はるかちゃん(だよねえ?)や、京都組と大阪組、倉敷組?が合流して10人くらいでフィナーレの踊り。「エアロビクス初級」って感じの振付だ。大ちゃんを右、のぶりんを左に従えて、すぐりんが中央。演技衣装のままですが、大ちゃんもノッてよく踊ってる。
一人、黒い衣装のスリムで可愛い男の子が。あれは?あれが町田君なの?刑事君ではないよね?どなたか教えてくださいませ。なかなか見た目も踊り方も美しいので、目を惹いてしまった。

結局、Jさんはカケラも映りませんでしたが。でも見に来てたのはほぼ確かです…。あと、しーちゃんと真央ちゃんの「おめでとう」コメントのVもありました。
適度に笑いを取り、適度に真面目、適度に大学アピール。無駄な映像も極力少なく、ナイスな作り。冒頭でも書いたけど、全員の演技もみたいな~。スカイAにメールしとこかしらん。
テレ朝もフジも、結局、全国ネット版は女子アイドルを優先するんだよね。でも、DOIに通い詰めるような熱心なお客層は、男子お目当てが断然多いのに激しいギャップがあるわ。
今回は関大コンビに焦点を当ててくれたので、誠に有難かったです。私の、関西~な人生始まって以来の有難さです(笑)。
今後の全国ネット版も、女子ばっか終始せず、男子も配慮せえ!頼むわほんま。

なんか大ちゃん、嫌いな食べ物多そう。甘やかされとるな。
千切りにしないと食べない人よりは、まだマシか。手間いら~ずで(笑)。
コメント (9)
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関西大学アイスショー★

2006-07-23 | 大ちゃんたら大ちゃんたら

良い内容でした!(↑五つ星っ!)
これは全国放映する価値がありますよ…スカイAでも同じ内容なのかしら?
出来ればバージョンアップ版をスカパーで見たいな。5人の演技はノーカットだったけど、澤田亜紀ちゃんがダイジェストで、あとの選手も見たかった~。
ネタバレになってしまうのだろーか。でもいい。書こ。
演技の感想は、あくまで私の個人的なものです。

★解説は佐藤信夫&久美子コーチ。お二人の白黒映像もあった~うわ~。
信夫コーチのスピンは速い…久美子コーチはあの時代に2アクセルを跳んでいる!?(偉大)
写真パネルはやはりでかいな~。あれを床に敷いたら、人間が30人は寝っ転ぶ事が出来るよ。選手が出て行く所が、丁度のぶりん(織田君)の座頭市「とりゃ!」の写真の真下。ということで、のぶりんは自分の勇姿の下から登場。感慨深いやろね。

★織田信成選手「Fly me to the moon」
この曲名を聞いて竹宮恵子センセイを連想するのは、きっと現代日本で私だけでしょう。いやいいんですが(ラブコメディマンガでした)。
私は初見の新SPです。
最初のアクセルは今日はシングル。コンビは綺麗~(会場拍手)。3フリップで目測を誤ったか、危うくフェンスに激突しかけ(でも頑張る)。
スピンはトラベリング気味ながらも、やはり変化が素晴しい。サーキュラーはこれ、レベル3くらいなんでしょうか?(誰か答えて)なかなかステップも凝ってます。
う~~~ん。ジェフがこれを滑ったら…と思わずにおれない。
「小粋で小洒落た」ナンバーは、ウィルソン+ジェフのお得意とする所。そこから別の「のぶりんカラー」に持っていくには、何か足りないような。でもま、まだまだこれから練り込んでいくのでしょう。信夫コーチは「強烈な個性を出して欲しい」とのアドバイス。お花も降ってきましたが、あれ、関大で売ってるのか?(ちゃんとビニールに包まれてる、投げ込み用っぽい花)
織田君は、ちょっぴり大人っぽくなったのかな。顔の表情が「青年」になった感じ。そして4回転対策として、京都のスポーツジムで筋トレに励む映像が挿入されました(ベンチプレスだ)。クワド飛ぶとなると、上半身の筋力も相当必要になるものね。そして第二外国語はロシア語、と判明。お勉強も頑張ってます。
のぶりんのSP、どう進化していくのか。FSは…。まだ今の段階では、今季は読めないなあ~。

★安藤美姫選手「I believe」
JOで見た時とちょっと違う感触で、全体が「豊潤な」感じになってました。体が大きくてバネのある彼女の特性を、良く良く生かした振付だな~と。私、好きだな。無理なく自然に湧き出る明るさがあります。
モロゾフ・ステップ?も、勢いがあってグー。3-2と2アクセルがやや高さが無いのが気になりますが、まだオフ期だしね。大きな拍手。
「作年は自分の甘さを痛感したので、今年は、またトップ選手と競えるレベルにまで、自分を持っていきたい」というコメント。就職して進学して、ひと皮むけた感じ。環境も変わって良かったのかな。期待しています。
(美姫ちゃんと誕生日が全く同じという綾香さんは、大阪出身だったのね?)

★澤田亜紀選手「古事記」
「赤い花笠3連チャン」は、練習では麦わら帽子を使っていました。ジャンプ少しとスピン少し、のダイジェストなのが勿体無い。でもハツラツとした亜紀ちゃん。DOI放映では見たいものです。
この番組は亜紀ちゃんを「若手イチ押し」とクローズアップしています。予告編と大差ない内容ですが、京都から柏原まで練習に通う大変な日々を映していました。バンクーバーが最終目標ということ。可愛い亜紀ちゃん、頑張れ!

★中野友加里選手「SAYURI」
青衣装版です。「今年は去年とは違う中野を見て欲しい」と。
信夫コーチは「色んな経験を積んで成長して欲しい」ということですが、舞台や映画やバレエやらに接して、「表現する・魅せる」深みを増して、演技にバリエーションをつけて欲しいという意味じゃないかな。技術はいいのだけど、感情表現が淡白な感はありましたから。
でも、ちょっと驚いてしまった。作シーズンに比べて、緩急の効いた良い演技になってる!なんかこう「表現したいっ!するぞっ!」って意欲を強く感じます。
今季はもしかして…もしかする????

★高橋大輔選手「ボーカル版ロクサーヌ」
出て行く時、苦笑い。五輪フリーのステップとキスクラ映像が流れる。あー今と見比べると、この頃は可愛い子供だったわね(笑)。
スタートポジションとってから意味不明の掛け声が客席から飛んで、目を見開いて「ははっ」と笑う。「にやり」じゃないわよ。「ははっ」よ。しかし目がデカイな。
JOで不完全燃焼に終わった私でしたが、こうしてTVでじっくり見て、やっと全貌が解りました。
なんといいますか…あの可愛いかった大ちゃんが、こんなナンバーを滑れるよーになるなんて(!)感慨深いもんがあります。
上半身の表情の作り方の素晴しさは、やっぱモロゾフ仕込だと思うわ。勿論まだ本調子ではありませんが、「グン!」「グン!」と緩急のメリハリをつける男っぽい強さと、氷の上をなめまわすかのような、いやらしい(笑)エッジワークのカラミ。癖になるね。いやこれ、真近で見たら(そして目が合ってしまったら)「どーにでもしてください」状態になるね。
カメラワークがイマイチで(なぜ足元だけ映すのよー)、顔がわかんない所も多々ありましたが、中盤の色っぽさは確かに網膜に焼きつくな…。
えーと、ジャンプは3フリップ、2アクセル、3ルッツ、最後はバレエジャンプ(くるっと1回転して下りる版)。スピンでグオーッと最後、盛り上がります。大きな拍手。
…これでJOの不満は一掃された…ありがたや。
全体的に素晴しいテンションで、「熱演」でした。「自分が一番しっかりしなくてはイカン立場」という事を自覚したかのような。スタミナ的にも余裕が感じられました。花束も飛ぶ飛ぶ
昨年の世界選手権(15位)の頃はもう「どーなるのか?高橋!?」状態だったので(まあワタクシ個人的にですが)この、今の華やかな展開が涙出るほど嬉しいです。誰になんと言われてもえーわい。成長していく大ちゃんを、見続ける事が嬉しいのだわ。
(DOIの放映時に、まためいいっぱいロクサーヌを語りたいです)
コメント (3)
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ジョニーのスキンケア!

2006-07-23 | ジョニー美しきワルツ
はい。リフォーム終わって脱力。
DOI「氷上の夢」醒めやらず…ということで。
今回あらためてジョニーファンになられた方々、ジョニー翻訳ブログが、またまたUPされていますよ。翻訳してくれた方にもどしどしコメントを。
jujuさんのQ&Aも載ってる~ふふふ。アニシナさんとの初めての仕事、うまくいってくれそう。双方、やる気マンマンか!?でも、ジョニー、ペーゼラとも仲良くしなさいね…^^;
「改革」はね。タラソワさんと試みて徐々に進行して…「マキシムさん」でかなりその兆しが見えていたので、私は続きを見たいです。私、ごひいき選手には注文が厳しいなア。
それにしても「僕のスキンケア論」
…いや、恐れ入りました(笑)。もー。
私の10倍は手間も暇もお金もかけてる…いやスゴイ。
資生堂開発研究室もマッ青な探求っぷりだ(笑)。
スキンケアDVDが出せるよ^^;

ジョニーの顔面に関しては、去年もあんだけしつっこくブログで書きましたが、本当に難しいです。絵にするのが。目、眉、鼻、口、のパーツが全て破綻が無いでしょう?整い過ぎて難しい!という。プルさんなら鼻を強調、ショーエンフェルダーなら口(Big)を…と出来ますが、ジョニーは大体、パーツが繊細で小ぶりなのよね(欧米の方にしては)。強いて言えば「ぐるりんこ睫毛」が特徴か?

あの睫毛の上にマッチ棒が何本乗るのか…今度、大ちゃんと日米対決して欲しいわ(ジョニーの方が「ぐるりんこ」とカールしてる分だけ圧勝に見えますが、大ちゃんの睫毛は意外と強度がありそうですよ)。
私、ヘンなとこばっか見てるな~
コメント
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