関大リンクは、やはりピンスポット等は無いみたいです。普通に明るい照明のまま。でも、演技がクリアに見えてイイ感じ。アイスホッケーのライン(?)が氷の上に描いてあるようです。
続きを。
★村主章枝選手「カルメン」
トリはすぐりんです。黒扇と黒のビスチェがお似合い。さすが~の貫禄で、素晴しい表現力です。コケティッシュ?
顔の作り方や腕・首の使い方なんかは、ジュニアの選手もお手本にして欲しい。こないだ真央ちゃんのカルメンを見た所だったので、やはり如実に差を感じてしまいました。それに、あの背中の肩甲骨のラインは、一朝一夕に作られるもんとちゃいまっせ。長い間、毎日鍛錬してないとあんな体にはならないよ、きっと。
このリンクは1階の座席は無くて、立っているお客さん(学校関係者?とマスコミ)とは透明フェンスで隔てられていますが、すぐりん、お若いお姉さんとしばしやりとり(「キャー!」とウケる)。
扇を置いて、短いイーグルからかなりの助走で3ループ。すぐりんはループとサルコゥが苦手らしいので、オフ期にこうやって練習してはるのでしょうか。も1個、3ルッツ。ルッツはお得意。
まだ体がキレてない感じですが、お客さんを楽しませる力はダントツで素晴しいです。信夫コーチは「もうちょっと力強さが欲しい」と注文を。やっぱり御自身の生徒さんには厳しいですね。
「今季は(東京の世界選手権ということも踏まえて)ちょっと冒険は抑えます」ということですが、でもFS振付は「ずーりん氏」なんだよねえ?
…佐藤ご夫妻の解説が多いというより、アナが話を振りまくってる感じでしたが、なかなか貴重な解説?と言えますか。普段なら、絶対無いものね。
大ちゃんの時は、「オリンピックで、スタート位置についた途端、ガーッと緊張してしまった」という逸話に対して「先輩達にいろいろ話を聞いていても、それは実際に経験しないとわからないんです。本当に自分があの場に立つまでは…」と答えてはりました。
五輪ってやはり大変な舞台なんですねえ。なのに何故、皆、大変な思いをしに行くんでしょうね。大変だけど、喜びも代え難いものがあるからかな。
ロクサーヌPGの個性やステップに関しても、とても褒めておられました。何気に嬉しかったな。
演技以外に、美味しいコーナーが挿入されてます。
『キャベツの千切り』ね…
★宮根誠司アナと大・信コンビが関大を探検
関西ローカルではお馴染みの宮根アナですが、確かにマスコミ関係者は関大卒が多いよね…(一番、芸能人が多いのが大阪芸大か?)。偉大な後輩二人と、大学構内の広場みたいな所で合流。周りはヤジウマ学生がわんさか。
のぶりんは茶色のトレーナーに黒パンに雪駄(?)。大ちゃんは白のTシャツに黒パン、薄茶の先の尖った革靴。ブランド知りまへん。夏場は髪をアップにしてはどーですか。そこまで伸ばしたいならね…(怒)。
二人ともゆるい。ゆる~い「そのへんにいる若者」で笑えます。大ちゃん、リンクでは姿勢が良いのに、なぜ私服になると猫背になるのか(治しましょう)。
広場ではジャグリング部の即興があり、パチパチと拍手。「お手玉3つ」みたいなワザに(信)が挑戦するも、敢え無く失敗。(大)は、でかい糸巻きみたいな?もんを空中に放り上げて糸で受ける、というワザに。これもダメ。
構内の生協(?)で「関西大学」のロゴ入りTシャツを見つける。「こんなんあるんやー!(大)」今まで知らんかったんかいな。「これにスパンコールつけまくって演技したら、ええ宣伝になるで~」という宮根アナのフリに、かなり真剣にウケる二人。
食堂でお昼だ~。確か関大の食堂って一般人も入れたよね…私も大昔の学祭の時、入った記憶が。でも綺麗になってるな。
のぶりんはとんこつラーメン。大ちゃんは中華丼・サラダ付き(丼なのになぜか皿に入っている)。
食事制限は、(大)はしてないけど、(信)は気をつけてるらしいです。
「でも、太れへんやろ?(大)」「ううん。気ィ許したら太るねん(信)」という会話がなされる。太らなさそうに見えるから意外。のぶりんのあの軽い軽いジャンプは、この、日々の節制から生まれるのね。
ここで(大)は自分のサラダを「食わへん?」と(信)にススメる。あら優しー、と思いきや「キャベツの千切り、嫌い。」と言うではないか。
「葉っぱまるごとをマヨネーズつけて食べるのはOKだけど、千切りにしちゃうと味がわかんないから嫌い。」
「味、一緒やてー(信)。」
「あかんでー。何でも食べなー(宮根)。」
と、二人にツッこまれる。アンタね…野菜食わんかい。
★大学生座談会
トップスケーターでありながら現役大学生…という、ゆかりん、美姫ちゃん、大ちゃん、のぶりん、の4人がホテルらしき所で宮根アナと本音トーク。皆、仲良しだし、青春しててホノボノ楽しい。
「スケートを辞めたいと思ったことのある人」「学業との両立は大変」
→全員、挙手。
(信)と美姫ちゃんはロシア語専攻ということで、簡単な会話披露。美姫ちゃん落ち着いてる。(信)はやや焦り気味。「How are you?」「I'm fine, thank you
」…みたいな会話がなされる(「すぱしーば」しか解りまへん、わたし)。ゆかりんが「あ、今、“お元気ですか?”って言ったあー」と反応。
(宮)は、一人だけ露語を理解してなさそうな(大)に「わかる~?わかれへんやんなあ?」と振るが「わっかりますよー。僕も5ケ月、モスクワ滞在してたもん」と弁明する(大)。03-04シーズンの事ですね。
「じゃーみんな、ロシア語わかるんや。へー。えら~(宮)」
「フィギュアはロシア選手(やコーチ)多いから~(大)」
「合コン行ったことある人」
→全員、挙手せず。
(大)が(信)に「行ってるやろ!」と指差し突っ込み、一同笑い。「行ってへん!」否定する(信)。
「行ってみたいけど、初対面の人とは恥ずかしいしー(大)」「でも、チヤホヤされるよ。“あ、高橋君だ~♪”って(ゆかりん、大ちゃんにスリ寄るポーズ)」「あ、でもどーせスケートの話で終わってまうねん~(大)」
…その先まで発展しないって事だね。男なら積極的に頑張れよ。
「時間があれば行きたいけど…モニョモニョ(信)」「彼女と遊んでるから時間あれへんのやろ^^;(宮根)」(…彼女の手前、行きたいとは言いづらいんじゃないですか?)
あと、「演技中に他のこと考えてたりする人」は、美姫ちゃん以外が挙手。
「これ終わったら何しよかな~(ゆかりん)」
「早く終わりたい!早くお菓子とか食べたい!とか思う時ある(信)」
…のぶりんの逸話にはしょっ中、お菓子が出てきます。お母さんコーチに叱られてヤケ食いしちゃった、とか。子供みたいで可愛い。
「自分が、いっぱいいっぱいな時は違うけど、余裕のある時はお客さんの顔が見える。“あ、こいつ(オレの演技を)見てへんやんー!”とか(大)」
一同「うんうん」とうなずく。特に大きな試合ほど、そういう現象が起きるとか。大ちゃん、観客全員を自分に釘付けにしたいのね。五輪では観客、見えてなかったよな…たぶん。
美姫ちゃんだけが、
「私、お客さんの顔が見えたこと、あんまりないよ~」
と、ノンビリつぶやく。しばし沈黙のあと、
「…頑張っていこっ!(大)」
「…頑張って練習しよっ!(信)」
と男子二人がフォロー。美姫ちゃんは余裕が無いのかな。意外だ~。
最後は
「4人共、バンクーバーに行けるよね!ねっ?ねっ?」の宮根アナの鼓舞に、
「…バンクーバーに…」「行くぞお~?」「おー????」「おー?」
と、互いに顔を見合わせて、まるきし噛みあわない大団円(コケる宮根)。
皆、トレーニングウェア姿ですが、大ちゃんはヒザから下がヌードなので、ふくらはぎの筋肉のスゴさがまるわかり。いやスゴイ。必見や。
★フィナーレ
井上はるかちゃん(だよねえ?)や、京都組と大阪組、倉敷組?が合流して10人くらいでフィナーレの踊り。「エアロビクス初級」って感じの振付だ。大ちゃんを右、のぶりんを左に従えて、すぐりんが中央。演技衣装のままですが、大ちゃんもノッてよく踊ってる。
一人、黒い衣装のスリムで可愛い男の子が。あれは?あれが町田君なの?刑事君ではないよね?どなたか教えてくださいませ。なかなか見た目も踊り方も美しいので、目を惹いてしまった。
結局、Jさんはカケラも映りませんでしたが。でも見に来てたのはほぼ確かです…。あと、しーちゃんと真央ちゃんの「おめでとう」コメントのVもありました。
適度に笑いを取り、適度に真面目、適度に大学アピール。無駄な映像も極力少なく、ナイスな作り。冒頭でも書いたけど、全員の演技もみたいな~。スカイAにメールしとこかしらん。
テレ朝もフジも、結局、全国ネット版は女子アイドルを優先するんだよね。でも、DOIに通い詰めるような熱心なお客層は、男子お目当てが断然多いのに激しいギャップがあるわ。
今回は関大コンビに焦点を当ててくれたので、誠に有難かったです。私の、関西~な人生始まって以来の有難さです(笑)。
今後の全国ネット版も、女子ばっか終始せず、男子も配慮せえ!頼むわほんま。
なんか大ちゃん、嫌いな食べ物多そう。甘やかされとるな。
千切りにしないと食べない人よりは、まだマシか。手間いら~ずで(笑)。