上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

尾道といえば★

2018-02-13 | うぐいすとお仕事

 「芙美子と尾道」 水彩画 205×150mm

↑広島個展ということで、前回・今回と宮島モチーフの絵を描いたので、
今回は「尾道」もトライしてみました。
林芙美子の碑の前で、むか~し記念写真撮りましたねえ~。
もう何年前なんだろう(笑)。友達と尾道から因島へめぐったことを思い出します。
私の若い頃って、尾道といえば「大林監督」でした。
映画「時をかける少女」などで有名な方ですね。ロケ地跡とか(今で言う“聖地”)、
大林監督ゆかりの喫茶店とか訪れるのが、なんだか「若者のお約束」でした。

私は瀬戸内のあの空気感がすごく好きで、旅行したときも、
「思ってた通り!」の感覚でした。
のんびり時間が流れていて、海からの風を全身で感じ気持ちがスコーンと抜けていく。
海はキラキラ太陽を反射していて、波はあくまでも穏やか。
きつい坂道を友達とフウフウ言いながら、笑い合いながら上がっていきました。

芙美子が瀬戸内の海を見つめながら育って、何を思っていたのか。
思いをめぐらせるのも楽しい。
そして、芙美子さんの生きている時代は、尾道大橋も当然なかったわけですが、
妄想で(笑)登場させてみました。
(彼女の生家からこうは見えなかったでしょうがこれも妄想)
「放浪記」は、泣けてくるお話で、女の人生ってなんじゃろな、と考えさせられます。
これはまた別に感想を書こうと思います★
コメント
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