上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

再開後のエール★

2020-09-26 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
ウチの母は、コロナ自粛中にこ~んなにお手玉作ってしまいました!
小豆がね。姉の家に乾燥小豆がいっぱいあってお手玉の中に入れてます。
こんなにどする?フリマで売ります?

さて「エール」再開後の感想を二週分まとめて書きます。
第14週は「弟子がやってきた!」。
おにぎりみたいな田舎っぺの青年、五郎君が「押しかけ弟子」として転がりこみ、文学賞をとった梅ちゃんも同時に古山家に住み着きます。
久志がちょっかい出すものの、若い二人は惹かれ合い。。。可愛い恋物語が展開します。
これから辛い太平洋戦争時代に入るので、箸休め的ほっこり感が嬉しい週でした(^.^)
カタブツとも言える梅ちゃんを、まっすぐ愛する五郎ちゃん。
師匠の奥さんの妹が相手だから、考えてみたら大それた恋?
作曲の才能が無いと悟り古山家を去る五郎を探し、「自分に着いてこい!」と一括する男前な梅ちゃん。
関内家の女子はみんな強くて清々しい。
梅ちゃん、豊橋の実家に婿(候補)を連れ帰り、馬具製作見習いの職を与え。。。「私があなたの居場所になってあげる」って凄いな。男でもなかなか言えないよ!
文学の道も順調で、でも見習い五郎が一人前になる=結婚までにはまだまだ時間がかかりそう。その日が楽しみだな!

さて第15週「先生のうた」からは本格的に裕一さん&音ちゃんの戦争期に。
一人娘の華ちゃんは素敵なお兄ちゃん?ボーイフレンドも出来て、音ちゃんは自宅音楽教室をスタート。
裕一さんの新曲「露営の歌」が当たり古山家にオルガンが来まして、「音楽ファミリー」の色が出てきました。
この「露営の歌」は、裕一さんが満州旅行から帰国した際にコロンビアレコードから「作曲して欲しい詩があるから急いで帰れ」と連絡があり、急きょ特急列車に乗ったときに新聞を見て閃いた、と自伝にあります。
金子さんの妹さんのご主人が満州に居たので、そのツテを頼り夫婦で海外へ。
子供は(古関さんはこの時点でお嬢さんお二人いらっしゃいました)豊橋に預けてたみたいで、ドラマでも夫婦でエキゾチック満州旅行シーンやってくれないかな~絵になるよ~と密かに期待してたんですが。
満州旅行で見た戦場のイメージが、「露営の歌」の作曲につながった、と。
でもドラマではアッサリ「茶の間で新聞」3分で片付けられちゃって(笑)。まあコロナ禍で海外ロケなんざ夢のまた夢ですよね。。。

その代わりに、「暁に祈る」に尺を割いて、恩師である藤堂先生と福島三羽ガラス、あたたかい実家、和解した弟とが邂逅し、嬉しい展開となりました。
裕一、久志、鉄男の三人が枕並べて裕一の部屋で寝てるシーンが(修学旅行!)あまりに可愛くほほえましい。
そして藤堂先生が出征することに。
昌子さんには五歳になる男の子が。
辛いシチュエーションですが、森山直太朗氏がもう本当に藤堂先生そのもので。
この場面で「な~つのお~わ~り~」とか歌ってくれんもんか、とちょっと思ったり。
先生が助けた子供たちは、みんな良き大人になって頑張ってるよ。先生に感謝してもしきれないよ。
こんなに幸せな人生が、なぜずっと続かないのか。

東京よりも落ち着いて、しみじみと福島の緑が美しい。
切なさとあたたかさと、叙情的な「暁に祈る」エピソードでした。

裕一さんは鉄男と喋る時や福島の実家では、東京弁から福島弁に戻るので、それも良き★
コメント
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