上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

★野辺山もよーやく

2006-07-12 | フィギュアこんな話も
「出かけてみねえかい!?」野辺山!
…やっと詳細決まったんですね。いつもアイクリから「DOI+野辺山」ワンセットで案内が来るのに、どないしたんやろ?って思ってたら。
私も役場にチケット買いに行きたいよお~わあん
これでアイクリはもう、野辺山フェスから手を引いたって事かいな。なんか寂しいなー。シニア合宿も無くなるのでしょうか。アレは美味しいネタだったのに…(去年の「強化選手全員、和室で焼肉食ってる図」「うめえ!(織田君叫ぶ)」なんて良かったよね。あの肉は高そうだったな)。
橋本聖子新会長、頑張って下さい。聖子さんが富士急ハイランドでチケット売りのおねーさんやってた頃から、ずずっとその半生を拝んでまいりましたが、まさかこうなる日が来るなんて。
静香ちゃんが、スケート連盟のドンになる日が来るかな。
わたし、その頃生存してるかしら(笑)。
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★ズームインと関大アイスショー

2006-07-11 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
コメントで、あゆみさんとまもーさんが「大ちゃんのテレビ情報」を下さってる事に関して、整理してご紹介しておきます。TV放映を見られる環境の方はチェック
★中京TVズームイン・フィギュア
 既にお馴染みらしいこの番組。今週の金曜朝も、大ちゃんだとか。
 確かに白系のファッションは珍しいかも(髪と髭がねえ…)
 やはり、なかなかのお洒落さんですね^^
★関大アイスリンク「こけら落としイベント」のニュース
 私、金曜だと勘違いしてたけど、13日(木)ですね。
 ブースポ・ブログニュースからです。なんか「商魂」っぽいな。
 広告代理店はどこなんだろうか(D通?)。
 まあとにかく長ーく、学生と地域住民に貢献する施設になって下さい。
 このニュースを読む限りでは、7月22日(土)に関西ではTV放映
 される模様。TV朝日系列ですね。
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わたくしと大ちゃん(7)

2006-07-10 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
大ちゃんは冒頭の4回転成功のせいかノッてます。段々と拍手も熱くなり
この少年 誰か知らんが めちゃうまい
…一句ひねってる場合か。独のお客さんは多分誰も知らないよ、この子。
妖しげ~な目線からそう、ビームビーム。速い華麗な情熱ステップ。
踊りまくる!全身で踊りまくる!喝采!
タラソワさんも長光コーチもテンション高い。完全にお客さんを魅了した大ちゃんでした。技術点は4.8~5.3、芸術点は5.5まで出たゾ。ああ~もうちょっと欲しかったけど、最終グループで滑ってないしね。
成功だっ!大成功デビュー!!!

…私は、あたかも生観戦していたかのように書いてますが、勿論そんなこたあない(笑)。ドイツで見たかったよ。まだPCの扱いが不得手で「オンラインリザルト」なんて知らなかった私は、ひたすらにニュースと新聞で様子を知るのみでした。携帯サイトで知り合ったフイギュア友達からも、ポチポチと連絡が。殆どの人が「高橋君よく知らん」なんですが。
「4回転降りたね~すごいすごい」と、普段キビシイ友人某が、大ちゃんを褒めてくれました。とにかく最大の難関だったクワドを降りたよ。私がささやかながらも大ちゃんファンになって、最初に「うれしゅうて うれしゅうて」状態になったのはこの時かも。
ヤマト君・24歳は4トゥが回転不足でオーバーターン。アクセルは2回転。この試合で引退を決めていたので、彼の必死の気迫が伝わる熱演でした。ドイツ国旗色を髪にもあしらい(?)「モヒカンなトサカ」ヘアでしたが。
今見るとやっぱり全日本王者らしく、滑りが洗練されていて上手い。手足が長いので、キマッた時はとても美しいライン。ですが、この時は予選で足を捻挫していて「もう気力だけで踏ん張る」ギリギリの状態だったとか。でも明るくふるまってたよねえ~。泣ける。SP22位です。

女子SPまでは、静香ちゃんがコーエンのすぐ後ろ、2位につけ(この時がモロゾフ振付の「サイバースワン」です)、日本サイドも盛り上がってきました。やっぱりこの時のしーちゃんには「あれ?あれ?あれれー?」っちゅうオーラがあったよ。作季の世選の織田君みたいな「勢い」が。
本田君を欠いた日本男子二人に課せられた使命。
それは「来年のワールド2枠ゲット」!
来年はトリノ五輪出場枠がかかってます。だから「1枠」であるよりは「2枠」であった方が勿論イイ。このままヤマト君が引退ということならば、復調したエース本田君と、若手成長株・大ちゃんの二人で「トリノ五輪・3枠ゲット」…つまり二人の順位を足した総合が「13」以内になること…も夢ではない。
出場枠云々を余り言いたくは無いのですが、実際問題「3枠」あればいくら何でも、大ちゃんはトリノへ行けるじゃろ…と私も考えざるを得ないのでした。
オリンピックの前にはワールド。
ワールドの前には全日本・GP。
全日本・GPの前にはブロック大会、オープン大会、各種予選…。
私も選手ではないので良く解りませんが
「全ての道はトリノへ続く」
今、やってる事の一つ一つ全てが、五輪へ密接につながってるかのような。
だから、ワールドは重要なのでした。
でも、ヤマト兄貴が可愛がってくれていたからか(?)大ちゃんは初めての世選、余りプレッシャーを感じていないかのようでした。兄貴の捻挫を知ってたのか否か。自分が10位以内に入ればかなりの確率で男子2枠決定。SP終了時で13位にいます。
高校生活も終わり。いい締めくくりをして欲しい。フリーでも4回転を降りられるのか?私は祈るような思いでした。

「パガニーニ~」は冒頭の「ちょっとひと踊り」が私は好き。
「これから素敵な話の始まり始まり」って感じで。
大ちゃんの動きが繊細で、ヴァイオリンの音が殊更に美しく聞こえる。
曲の構成がかなり変幻自在というか、起伏に飛びまくっているので、一度「流れ」から落ちてしまったら立て直すのが難しいPGです。でも18歳大ちゃん、頑張ってます。つなぎも緻密で、ず~っとず~っと踊りながらジャンプを跳んでいかねばならない。これは体力いりそうよ…。
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わたくしと大ちゃん(6)

2006-07-10 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
さあ~DOIのチケットも届いて新幹線も手配して。
あとは貢物ですね。ラッピングに凝っちゃったりするのよね^^
その前に関大スケートリンク・こけら落としイベントがありますが、T市市長とか来るのかな~。すぐりんや美姫ちゃんも来るって信じられまへん。
「関係者のみ入場」って。私も関大のあるS市在住だから「関係者」さ。
「わたくしと大ちゃん」を書いているのだから「関係者」さ。
入れんかい。
どなたか「関係者」の方のブログを待つのみ(よろしくお願い致します)。

03年末の全日本EXは「MOI」というイベントでした。
わたくしは「ヤグディンが来る!」と知り、エイヤと奮発。
新幹線に乗って、友人と3回公演全てを違う席で見たのですが、その時、大ちゃんの「デザート・ローズ」も拝んだ…と、これが、どーして振付覚えてないんだろ(笑)。
ただ、非常に色っぽい狂おしいムードでした。なんか他の男子とは「カテゴリーが違う」感じ。織田君はその頃から「コミカル・ボーイ」で、可愛い役者でしたが、今の台頭は想像出来なかったな~。ちょっと線が細い感じだったから。
小林宏一君という「ジャニーズ・ジュニアと二足わらじ」で有名な男の子と仲良しらしく(同期かな)、大ちゃんが登場する時「ヒャッホー♪ヒューヒュー♪」と大声ではやしたてるのですね。大ちゃんは「おまえー!やめんかいっ!(笑)」と小林君に一瞥をくれながら、ズッコケてリンクに出ていたな。なんだろね。双方「踊るヒト」だから気が合うのかね。
しーちゃんのお誕生日ケーキをヤグディンがシズシズと(あ、シャレだ)運んだりして、いやはや、あれは余りにも楽しいイベントでしたが。又、別項で。

明けて04年の四大陸は、ジェフが優勝。サンデュー2位。ライサ3位。
この頃は、カナダも日本もトップ(いわば1軍)を送ってたんだね…豪華じゃ。
(ジェフは国内選で大失敗してしまい、ワールド代表から落選。この四大陸がシーズン最終戦でした。優勝したものの、私の落胆は大きかった。)
本田君がSPのウォームアップに出ましたが(曲は「ロミ&ジュリ」)うつむいたまま、静かに流すのみ。足首の故障の痛みで最後の最後まで悩んでいたのでした。
ここで棄権する、という事は「今季が終わった」に等しい。
でも結局、無念の棄権コール。
M新聞は「全日本も四大陸も棄権した本田が、いくらエースとは言え世界選手権に出る資格があるだろうか」「怪我が多すぎる」…と超・批判的でしたが、私は不快でした。怪我したくてしてるんじゃないよ。叩いた所で何の益があるのか。リンクに出て棄権、というのは選手にとって死ぬよりツライ事なのだ。
このシーズンはSP・FSともモロゾフの振付。
特にFSの「ワルシャワ・コンツェルト」が私は大好きでした。
「戦場のピアニスト」のイメージらしく、ところどころピアノを弾くような振りがあるのですが、豊潤で、品格と美のあるPGでした。それだけに残念。
この頃、本田君は4回転トゥ2回+4回転サルコゥ1回=計4回転を3回…フリーに入れて練習していたので、足に相当の負担がかかっていたのだと思います。今の時代では考えられないかも。

大ちゃんはこの時、フリーの「パガニーニ」で初めて4回転成功!
降りた!降りた!降りたのよっ!!!シニア公式大会で初めてでは(!)
大きなミスもなくFSでは4位。でもSPで転倒して最終組で滑れなかった事が響いて、総合は6位。しかしマズマズ合格点でした。
兄貴のヤマト君はSPで4-3に成功しナント暫定ながら2位(!)しかしFSで崩れましたが…踏ん張って総合5位。
ドルトムントの世界選手権へはヤマト君と大ちゃんの派遣が決まりました。
この時、ライサチェクがなかなかの「やんちゃくれ」で、素晴しく光るものがありました…と思っていたら翌年は優勝したんだよね。でも、この時もSPは「闘牛士」だったのよ(笑)。もう生涯、ライサはSPでは「闘牛士」しかやんないのかも。

…4回転を降りた…大ちゃん。さあ、ワールド本番で降りられるのか。
私は気もそぞろでした(ホンマか)。
いや、この04年ドイツ大会は、あらゆる意味で印象深い試合でした。
シーズンずっと好調でコーエンの後をぴったりつけてきた荒川さんが、直前でタラソワさんにコーチを変えて皆の注目が集まっていたし、ジョニーが1月の全米で感涙の初優勝を果たし、いざ!ワールド・デビューとなったり。
大ちゃんは、予選A組の7位(4回転挑まず?)。ヤマト君はB組12位のスタートでした。

予選で上位につけておいた方が、SPを遅い順番で滑れるのでそれだけ有利…まずまずの好位置につけた大ちゃん。
「Nyah」は素晴しいテンションでした。もー。まさかのSPで4回転に挑戦!
4-2の2トゥで大きくバランスを崩し手をついちゃったんだけど、
ワールドで4トゥを完全に降りたあ~。降りたあ~。
続く3アクセルは、かなり危うく傾いたけど踏ん張る。ステップからの3ルッツは今と全くおんなじ(?)。動きが素早くキレてるよ。
さて。あの「目」や。目からビームが。
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デザート・ローズ

2006-07-07 | ジョニー美しきワルツ
もう御存知の方が多いと思いますが、ジョニー・ウェアー選手のjournalやインタビュー記事を、有志の方が翻訳ブログにして下さってます。
こちらから。
jujuさんのジョニー応援HPの素敵な姉妹編(?) ジョニーはいつもインタビューが長いから、た~いへん。でも、難しいニュアンスを、メンバーさんは良く噛み砕いて紹介してくれています。
私ったら、何も訳さずしーません。英語、自信ねい。そのうちボランティア参加します…そのうち…そのうち…(声が小さくなる)。
ジョニーファンの皆様もそうでない方も(?)、熱き御声援をよろしくね。

…うんうんそうですか。ジョニーの新しいナンバーは、あのスティングの「desert rose」?んままままま、これは大ちゃんの03-04年のEXと同じ曲ではないか!(振付はタラソワさんだったっけ)
♪ほにゃら~ら ほにゃらら~♪
このリフレインが続く哀愁の一曲(わからん)。今の方にはリバイバルですが、私にはリアルタイムだったな。スティング、この頃から「地球に優しいおっちゃん」になっていったような…。

ジョニーの「デザート・ローズ」どんな衣装だろね。わくわくわく。
どうも大ちゃんのイメージが強い。03年暮れのMOI(メダリスト・オン・アイス=全日本EX)で、ナマで見る事が出来ましたが、3回公演、3回ともジャンプに苦戦していた記憶が。特にアクセルがね…。
そして男子でただ一人、異様なまでに衣装がゴージャスで浮いていた(笑)。黒・茶・金という色彩で凝ったデザインだったのよね(多分これもタラソワ製)。
でも、スティングのちょっとくぐもった声と、大ちゃんの深い滑りが良く溶けあってて、不思議な空気感を醸しだしていた…という記憶が残っています。あー再現希望。
ジョニーVS大ちゃん「desert rose」対決をやってくれんかな…。
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訂正変更★

2006-07-05 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
↓(5)で「この時、日本男子の世界選手権代表切符は3枚」…と書いて寝たのですが、夜中で朦朧としてたせいか間違ってました。この03-04年の枠は「2」でしたね。ということで加筆訂正。
まず、02年世選@長野で本田君が3位になり、2枠ゲット(だよねえ?)。
翌年の03年世選@ワシントンは、本田君が一人だけで出場し、再び3位。ここでまた2枠ゲット。
…そうでしたね。
03年からは、一人で出場して2位以上になれば、翌年の枠は3つ取れた。それが駄目でも、3位~10位以内に入れば2枠とれた。だからあえて03年世選は二人目を送りこまず、本田君だけ出したのだったわ。本田君と2番手以下の選手の実力に開きがありすぎて、足を引っ張ることになってはいけない…という、城田強化部長の采配だったわ。思い出した。
私は、大ちゃんはまだ仕方ないとしても、実質上2番手のヤマト君は出られると思っていたのよね。だから「あえて送り込まない」事にショックを受けた覚えが。
結果的にはこの采配が功を奏し、男子は2枠取れてまずまず良かったのですが、ヤマト君がWFS12号インタビューで
「僕は(世選に)行けると思っていたのに、連盟に何も知らされないまま、本田君一人で行く事になった、とスポーツ新聞で見て、ショックを受けた」
と、語っているのを読みました。もーつらいつらい。
去年のN杯でも、織田君は自分の名前がエントリー表に載っている事をインターネットで知って「タマゲた!」という事でしたね。いったい連盟と選手の間柄って何なんだ。意思疎通が無いのか?
可哀相なヤマト君。年齢的に彼の方が先に引退するのだし、長く活躍してきた選手に、もうちっと連盟も配慮せんかい。勝負の世界だから…とは思うものの、この頃は城田部長の強引な采配っぷりも増々エスカレートしていく感があって、非難も多かった。今思うと、多分、連盟内部でもこの頃から黒い煙がブスブスくすぶっていたのかなあ。とにかく、世選の代表を決める全日本は、毎年モメる元だったような気がします(それはどこの国でも一緒か)。

★WFS12号は、本田君・ヤマト君・大ちゃんのインタビューを収録。
 この頃の男子の流れを知るのにはグーです~
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わたくしと大ちゃん(5)

2006-07-05 | 大ちゃんたら大ちゃんたら

どピンク×黒の衣装で「Nyah」を演じる大ちゃん。
これは05年ワールドSPですが、好きなショット
あ~ららららら~♪なんだっ!なんだなんだっ!!
この色っぽさはなんですか。
フラメンコなリズムに合わせて、情熱のステップを踏む。私が「カニの横歩き」と命名した中盤の見せ場では、妖しげ~な視線をジャッジに送るのだ。スルドイ眉間。口元は不敵な笑みさえ浮かべている。
「私の魔法にひっかかりなさい~」。誘ってる。誘ってるのだ。アンタね。
「大ちゃん。困るわ。そんな目で見つめないで…」なんだかポッと頬を赤らめる私(おーい)。ムスコのよーな若造に誘われてどーするのだ。しかし駄目よ。このヒト、本能的に女性を陥落させるナンカを持ってるのよ(笑)。
その「ナンカ」って解らないんだけどさ…きっと、ハマらない人には何てこたーないんだろうけど、「来ちゃった」人には麻薬的かもしれない。セクシーつうても、表面的なキレイキレイではなくて、こう、暗~く体の奥底に訴えかけてくる感じ。「情念の炎」かな…。
タラソワさんは元々こういう「情念プログラム」は得意中の得意です。大ちゃんにピッタリではないか。ひゃー。息つく間も無くストレートラインステップで魅了します。この時、飛び上がりながら耳の横で両手をパパパンと叩くフラメンコ的振付がありますが、私は何度コレの真似をしたことでしょうか。好きなんです。でも意外に難しいのです。大ちゃんはやはり、ダンサーな才能があるよ。

この時のSPはなんと、プルシェンコに次ぐ2位!
確か、ジュベールやサンデューもいた筈なのに2位。
うあああああと期待していたら、FSの「パガニーニ」(ラフマニノフです。ご縁あるねえ)」では4回転を転倒。その後も崩れてしまい5位に後退。GP初メダルは結局、この後2年近く待たされる事となりました。難しいねえ。GPって。そうそう甘くないんやわ。17歳には試練の道なのでした。
FSの方の衣装は(もうご存知の通り)、右胸から右腕にかけてが白い王子様ヒラヒラ、左半身と下が黒いタキシード仕様。そしてでっかいがそこかしこに踊ってるんですが…。
はまだ良しとして、襟元にベビー服みたいなレースがついてるのよね。
哺乳瓶いりそう。
最初に見た時はやや眩暈がしましたが、慣れたらもう「なんでもこい」じゃ。
SPでは年上の女を妖しげな目線で誘っておきながら、FSではベビーって。その落差は何なのか~(でも演技は「大人路線」なんですよ)。
グリアツェフも「襟元ベビー服」ってのあったよな…タラソワさんは躊躇しないんだろな、きっと。

総合5位に後退しながらも、私にとっては「シニア上昇気流」に乗ったかのような嬉しいGPでした(もっとも実際の演技を見たのはかなり後だ)。
「いける!いけるやん!」と初優勝の期待をかけた暮れの全日本。
この時は本田君が怪我で欠場していて、ヤマト君と大ちゃんの一騎打ちか?と思われたのですが、FSで岸本君に追い抜かれ総合3位。やはりジャンプ…4回転が決まらないと他にも影響が出て、グズグズと崩れてしまう。
表彰台には乗ったものの「大ちゃ~ん、このチャンスに優勝せんかいな…」トホホと泣く私。岸本君は大ちゃんと同世代ですが、この頃はジャンプが超・超安定していて、日本人には珍しい「骨太系」「パワフル系」でした。オドロキの2位!(実は私は岸本君も応援しています)
3月の世界選手権@ドイツの日本男子代表切符は2枚。
全日本で優勝したヤマト君は当確なんだろか…。
エース本田君は外せないけれど、全日本欠場でワールド代表というのも。
2位の岸本君の立場はどーなる…大ちゃん、落選かいな…よよよと思いきや、岸本君はまだジュニアカテゴリーということで、織田君と共に世界Jr選手権へ派遣となりました。
結局、二月の四大陸選手権に、本田君、大ちゃん、ヤマト君、と派遣が決まり、そこでの成績も加味して、ドイツ・ワールドの代表が最終的に決まる、と、こういう段取りに。大ちゃんはどーしても、最後の最後まで試練を与えられるのでした。
岸本君や小林君、織田君や南里君などなど、男子ジュニア勢が力をつけてハツラツと滑ってる。大ちゃんもウカウカしていられない!自分もまだジュニアで滑ってていい年頃なのに、既にシニア2年生として期待をかけられ責任を負う立場にいる…なんだか気の毒でしたが、その才能が故に、私までもが「早く、早く」と焦ってしまうのでした。

しかしながら、ラリック杯で「まじゅちゅし・高橋大輔」を見てしまったこの上は、もはや舞台は世界選手権しかおまへん。
行け!世界へ行け!…と私は又コブシをググッと握りしめるのでした。
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わたくしと大ちゃん(4)

2006-07-04 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
ヒデが引退表明で号外ですか。なんかW杯は可哀相だったね…。
じ~んじ~んとしてしまうわ。
泣いている男の人はイイ。
いつもメソメソしてたり、ギャーギャー大声上げたりってのは困るけど…。
「ここぞ」で泣く男の人は、その胸中をこちらが察するからグッと来るのよ。
大事な勝負で、負けて泣いても好き。勝って泣いても好き。
最近のフィギュアスケートではやっぱり、ソルトレイク五輪のヤグの涙(が流れないようにこらえてる)が一番、印象的でした。万感胸にせまる、つうか。
紆余曲折を見てきた人の方が、こちらも感情移入してしまう。家族のような気持ちになるのよね。


さて03-04シーズン。
シニア2年生の大ちゃんは、あの金メダリスト量産コーチタチアナ・タラソワさんにPGを作ってもらう事になりました。
ジョニーがこの前年から、同じくタラソワ・リンクに奉公に行ってるのですが、大ちゃんとジョニーって、やることなすこと全て一年ずつズレてるの。
世界Jr優勝、タラソワ振付依頼、シニアデビュー、不調、ブレイク…ジョニーの身に起こった事は翌年の大ちゃんに起こるかのような。
でも今季でジョニーに並んで欲しいな。いや皆、年齢は接近してるので、こっからどーなるか解りませんよ…解りませんよ…。

この年度から国際スケート連盟(ISU)は「新採点法」の試験導入にふみきりました。
GPシリーズは「新」、その他の主要な大会は「旧」採点法(6点満点)。国内戦はその国の判断に任せる、という変則的なもの。トリノ五輪に向けての「慣らし運転」とも言えました。
新採点法!簡単に言うけど、これ、フィギュアの歴史が変わる程大変な事。
男子の場合は、少々乱暴に言うならば「4回転無いと上位に上がれねーよ!」って事はなくなった…。ま、06年現在はまた別か。
大ちゃんは靴の問題もあって、GPシリーズ前半はSPに4回転を入れず、FSだけ入れる作戦に出ました。でも初戦のGPカナダは良くなかったねえ…。ええ、今季エントリーしてるカナダ大会はここで初めて出てるのでした(総合7位)。
タラソワPGは「ジャンプを跳ぶ為のPG」ではなく、「初めに演技ありき」なので、心・技・体全てにおいて高いレベルが要求される。そして何が何やら解らない新採点法。4回転は未完成だし、夏場の海外修行拠点をカナダからアメリカ、ロシアに移したりで、大変な高校3年生です。一体いつ授業に出てたんでしょ?
既に、関西大学からお呼びがかかってたんでしょうが(スポーツ推薦かな)、私は全く進路について無知だったので「高校3年やん~受験どーすんのよ~」と、ヤキモキヤキモキ。我が子の進路を案じるオカンです。
この頃の関西ローカルニュース(NHK関西か)で、ちょこっとだけ「今季期待されるフィギュア男子選手」として出ていました。多分、高槻のリンクです。
「昨年は4回転の跳び方を変更してから不調気味になってしまったけど、前のやり方に戻してからは、本来の“強い大輔”が帰ってきた」
…と、リンク際で指示を出す長光コーチのコメント。ヒッジョーに期待されてる若手、といった風情でした。
なるほろー。大ちゃんは“強い大輔”なんだね。本来はそうなんだね(ええ、今もそう信じてますよ)。ちょっと顔も大人びてきて、ググッと握りコブシで期待する私でした。

GPハイライトは何つっても第2戦のフランス・ラリック杯SP!(この頃はスポンサーがあの、アールヌーボーガラスのルネ・ラリックだった)
先週TVでやってましたな。「ミッション・インポッシブル 2(MI・2)」サントラより「Nyah」フラメンコ調のPGです。
「平凡な選曲かも~。なんだか期待薄かな~。」…と思っていたらば、なんとこれが「ツボ」だった!今に至る「セクシー大ちゃん」の伏線となった(!)私は自分の予想の甘さをパーンと張り飛ばされました。
有名な、黒とショッキングピンクの衣装。ピンクのでっかいボタンが胸にズラ~ッとついてる…袖はかなりふくらんで少女漫画チック。これで渋谷を歩いたら職務質問されそう(フィギュア衣装はみな職務質問モノだ)。
タラソワ衣装は「ゴテゴテ~」「キテレツ~」がお約束ですね。「並み」では許されないのだね。余談ですが、この衣装の「どピンク」とタラソワさんの口紅の色がぴったりお揃いで「二人は仲良し♪」説も流れました(笑)。でもまあ、タラソワさんは、大ちゃんの中の芸術的才能とスケートセンスをおおいに認めていたようで、とても可愛がっている印象でしたが。
(キス&クラにタラソワさんが入っている時もありましたが、大ちゃんが押し潰されそーなんだよね…^^;)
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ジョニーも22歳!

2006-07-02 | ジョニー美しきワルツ
♪HAPPY BIRTHDAY~♪
ということで、ジョニーも22歳になりました
04名古屋NHK杯・艶やかブレイクでは20歳…。
05東京GPファイナル・未遂に終わる事件では21歳…。
06「ヨカハマ」にてめでたく「22歳」!
一時どーなる事かと思いましたが、ジョニー、若返ってるよね(笑)。
いや余り、おっちゃん化してない。ヒゲも髪も気を抜かずお洒落さん。
特に、オフアイスのカジュアルファッションが可愛いね。今度の来日では「赤い靴」くらい履いててくれないかな♪
いやはや、今季のジョニーも超・楽しみでございます。

今日は一日、ノ~ンビリ「プチ・ピクニック」。
雨雲と太陽が、出ては消え出ては消え。
でももうこれ以上暑くなると、ピクニックも早朝しか出来ないので、
今がチャンス。
あじさいの森をまわり、蓮の池でアジアンな気分に浸り、菖蒲を愛でて、
「ねむの木」の木陰でひと休み。
昔むかし、萩尾望都さんの漫画で(私、萩尾さんの話がしょっ中出ます)
「アロイス」という作品がありました。
西ドイツの田舎、シュワーベンという所が舞台なんだけど、
 うすあかいろの ねむの花
  うすあかいろの ねむの森 ねむの風
…というフレーズが繰り返し出てきて、
今日は「ああ~これが“うすあかいろのねむの花”なんだな~」と
ようやく納得しました。
頬紅入れる時の刷毛を、薄く薄くしたみたいな綿毛っぽい花。
それが風に揺れて、木立がほんわり「うすあかいろ」に染まってる。
雲が飛ぶように走り、木もれ陽はユラユラ現れては消えました。
コメント (12)
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