宮本輝さんの「流転の海」シリーズ第6部
『慈雨の音』
皇太子御成婚や日米安保、東京オリンピックのニュー
スに沸く昭和34年、松坂熊吾の駐車場経営は軌道に
乗り、新事業に手を広げていく。妻房江も日々の暮ら
しに明るい楽しみを見出し、中学生になった息子伸仁
は思春期を迎える。かたや北朝鮮へ帰還する人々との
別れがあり、戦後より数々の因縁があった海老原太一
の意外な報せが届く。大坂の町に静かな雨が降る・・・。
ずっと読み続けている流転の海、
熊吾一家がまたわたしの心の中に住みついてしまった感じ
熊吾の力強さがあまり感じられなくなってきたことに淋しくなり
熊吾と房江の間に少しづつ溝を感じてきて、悲しくなった
また、たくさんの大切な言葉に「はっ」とさせられたり
涙したり、温かい気持ちになったり
たくさんの付箋がついた本を、大事に大事に再読しています
あと3部、早く読みたいけど、終わるのがこわい
いつまでも続いてほしい、素晴らしい小説です
『慈雨の音』
皇太子御成婚や日米安保、東京オリンピックのニュー
スに沸く昭和34年、松坂熊吾の駐車場経営は軌道に
乗り、新事業に手を広げていく。妻房江も日々の暮ら
しに明るい楽しみを見出し、中学生になった息子伸仁
は思春期を迎える。かたや北朝鮮へ帰還する人々との
別れがあり、戦後より数々の因縁があった海老原太一
の意外な報せが届く。大坂の町に静かな雨が降る・・・。
ずっと読み続けている流転の海、
熊吾一家がまたわたしの心の中に住みついてしまった感じ
熊吾の力強さがあまり感じられなくなってきたことに淋しくなり
熊吾と房江の間に少しづつ溝を感じてきて、悲しくなった
また、たくさんの大切な言葉に「はっ」とさせられたり
涙したり、温かい気持ちになったり
たくさんの付箋がついた本を、大事に大事に再読しています
あと3部、早く読みたいけど、終わるのがこわい
いつまでも続いてほしい、素晴らしい小説です