香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

おやすみラフマニノフ

2011-09-14 20:25:28 | 本のこと
中山七里さんの『さよならドビュッシー』続編
『おやすみラフマニノフ』

 第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は
 初音とともに秋の演奏会を控え、プロへの切符を
 つかむために練習に励んでいた。しかし完全密室
 で保管される、時価2億円のチェロ、ストラディ
 バリウスが盗まれた。彼らの身にも不可解な事件
 が次々と起こり・・・・。ラフマニノフの名曲と
 ともの明かされる驚愕の真実!美しい音楽描写と
 緻密なトリックが奇跡的に融合した人気の音楽ミステリー


『さよならドビュッシー』の時も思ったことだけど
クラッシック音楽に詳しくないわたしが読んでいても
素晴らしい音楽を聴いて、心が踊り興奮していく状態が
手に取るように感じられ、ページをめくる手が止まらない
ドビュッシーの時よりは意外性を持った結論ではなかったものの
その軌跡は物語の中で十分に語られていたにも係らず
謎が解けたときは、「そうきたか~」と驚く
音楽大学の生徒の心境が手に取るようにわかることにより
ミステリーだけではなく、青春小説のような清々しい気持ちにもなり
とっても楽しくドキドキした時間を過ごすことが出来たよ

久し振りに少し仕事が忙しい毎日
でも、今日はひとりの時間が多かったので、さくさく仕事して
さっさと帰って来れたので、うれしい
そんな中なのに、今月は毎週の飲み会
明日は、マンションの前に一緒に理事をした人と
今は独立しているけど、マンションの管理会社にいた人との
飲み会という珍しい組み合わせ
理事長にされてしまったわたしを労う会らしいけど・・・
余計なこと言わないように気をつけなくちゃ

今日の札幌の夜空に輝くお月様は綺麗だよ
そして、今日はセプテンバーバレンタイン
会社で流しているラジオFMノースウェーブでもかかって、
まったりしっとりうっとり
この頃は懐かしい曲をずっとリピートして聞いている
ドナルド・ファイゲンナイトフライ
もう20年前のアルバムだけど、思い出も多く
でもでも、今聞いても、格好いい
音楽って、やっぱりいいなぁと色々な角度から思うこの頃です