香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

最果てアーケード

2012-07-12 21:05:43 | 本のこと
小川洋子さんの『最果てアーケード』


ここは、世界でいちばん小さなアーケード――。
愛するものを失った人々が、想い出を買いにくる。
小川洋子が贈る、切なくも美しい記憶のかけらの物語

天井は低く、奥行きは限られ、ショーウインドーは箱庭ほどの
スペースしかない。そのささやかさに相応しい品々が、ここで
は取り扱われている。使用済みの絵葉書、義眼、徽章、発条(
バネ)、玩具の楽器、人形専用の帽子、ドアノブ、化石……。
どれもこれも窪みにはまったまま身動きが取れなくなり、じっ
と息を殺しているような品物たちばかりだ。――<本文より>


古いステンドグラスのアーケードにあるお店は
あまり見かけないお店ばかり
そのお店の配達係の女の子の語りで物語が進み
終わりにつれ、「え?もしかして?」との意外性もあり
これは、ファンタジーなのかな 
小川洋子さんらしい、静かに心地好い物語
表紙の絵は酒井駒子さんなのだけど、雰囲気そのままに感じる
きれいな装幀の本で、内容も好きなものだと
自分の本棚にたてるのがとってもうれしくなっちゃう

バルコニーで育てているサラダ菜は、
ちょっと元気がなくなっちゃったけど
ワイルドストロベリーは実がつき、
トマトももうちょっと
部屋の中に入れている昨年末に咲いているのを買ったシクラメン
こんな時期にこんなに咲いちゃって、いいのかなぁ


昨日は、久し振りに大好きなUnicoに
仕事帰り、自転車でひとり行って来ちゃった
暑かったのと、忙しかったので、
1日中楽しみにしていたビール2杯

絶対食べたいと思っていたなすびが、鮎と一緒に

Unicoに行ったら絶対食べたいアンチョビバターの料理
今回はインカの目覚め、ブロッコリー、いか

そして、調子に乗って焼酎の水割りまで飲んじゃって
お腹いっぱい 気分上々
でも、本当はもっと色々と食べたかったなぁ・・・
ひとりだと、2皿食べるのが精一杯なので
どなたか、お付き合いしてくださいね