香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

いまこそ、村上春樹

2012-09-08 19:21:47 | 本のこと
ダヴィンチ10月号の特集
『いまこそ、村上春樹』

大好きな作家・村上春樹さんの特集
そして、村上さんご本人も好きなミュージシャンと公言されていて
わたしも好きなスガシカオさんのインタビュー
読書芸人又吉くんの「村上春樹入門」
ああ、村上ワールドに帰りたいーーー

春樹さんが編集者の質問にメールで返答されている中で
毎日こつこつと決められた時間、決まられて量の仕事をして
いると、物語の世界がまわりに自動的に立ち上がってきます。
つまらないようですが、努力と体力がすべてです。

という文章があったのだけど
春樹さんのエッセイとかを読んでいると
このようなことが繰り返し書いてあって、わたしはとても好き
努力しても叶わないことも、実らないこともあるけれど
努力した事実は自分を裏切らないと思うんだよね
春樹さんからもうひとつ
ナイキの昔の宣伝コピー。
「Just do it(ただ黙ってやれ)」は僕のモットーでもあります

そういう春樹さんが好きですーーー

企画の中で、小説の登場人物を俳優が演じている写真と
小説の中の文章が載っているページがあって
わたしにとって思い入れのある「1Q84」の天吾を
写真表紙の綾野剛さんがやっていて、
見る前は「イメージと違うだろ」と思っていたのだけど
ページを開いた途端、「あ、天吾だ」と思ってしまった
すごい役者さんだなぁ
その他に、「ねじまき鳥クロニクル」の岡田亨を新井浩文さん
「スプートニクの恋人」のすみれを早見あかりさんが演じています
正直、スプートニクは内容を忘れていたので、読みかえそうかな

写真に一緒に写っている
「走ることについて 語るときに 僕の語ること』は
単行本を持っていて、何回か読んでいて、
走りたくなったきっかけのひとつでもある本なんだけど
今度、ハーフ、フルと挑戦していくにあたって
きっと、何度も読みたくなるだろうと思って、
持ち歩きしやすい文庫本も買ってしまいました
春樹さんが「走る小説家」として自分自身について
真正面から綴ったエッセイです
春樹さんの小説が大好きなことはもちろんなのですが
エッセイもだーい好きで、このエッセイは特に好きなのです

    

今日は本当はゆっくりでもいいから長い時間、走る練習をしようと
9時過ぎくらいから走りはじめたのだけど、
いつの間にか、山の方に足が向いていて、
登りがキツくなってからは、ぜーぜー歩いたりしながらも
大倉山ジャンブ場へ行って来ました

天気が良くて、気持ちよかったぁ
札幌の街も一望できて、きれいなところだったのだけど
やっぱり山道は疲れます
そして、「熊出没」のニュースが流れるなか
山道を歩いたり、ましてや走っている人は他には誰もいませんでした
宮の森の住宅街は高級住宅が多くて、
走りながら見ていて、雑誌をみているようだったし
大倉山ジャンプ場のすぐ下は、ちいさな新興住宅街だったけど
おしゃれな新しい家が多くて、勉強になったなぁ
買い物もして、お昼過ぎに帰って来てからは
ダヴィンチを見ながら、いつの間にかうとうとしたり
幸せな休日を過ごしました

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