木皿 泉さんの『昨日のカレー、明日のパン』
「悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ」
7年前、25歳という若さで、あっけなく死んでしまった一樹。
結婚してからたった2年で遺されてしまった嫁のテツコと一緒に
暮らしつづける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともに、
ゆるゆると一樹の死を受け入れていくーー。
なにげない日々の中にちりばめられたコトバの数々が、
じんわり心にしみてくる連作長編。
各界に多くのファンを持つ、今、一番私たちの心に語りかけてくる
作品を描く夫婦脚本家が9年の時を経て書いた、はじめての小説。
木皿泉さんというのは、ドラマ「すいか」や「Q10」などの脚本家のご夫婦です
「すいか」も「Q10」も好きなドラマだったので気になっていました
木皿泉応援団特設HPがありました →こちら
人が亡くなって、残った人たちの日常、心の移り変わりと変わらないものが
1章づつ、ひとりづつ、優しい言葉とともに書かれていました
ギフさんの印象的な言葉があります
「オレ、くたくたになるまで生きるわ」
ちょっと涙腺が緩みました
切ないけれども、楽しくおかしい、やさしい本でした
「悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ」
7年前、25歳という若さで、あっけなく死んでしまった一樹。
結婚してからたった2年で遺されてしまった嫁のテツコと一緒に
暮らしつづける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともに、
ゆるゆると一樹の死を受け入れていくーー。
なにげない日々の中にちりばめられたコトバの数々が、
じんわり心にしみてくる連作長編。
各界に多くのファンを持つ、今、一番私たちの心に語りかけてくる
作品を描く夫婦脚本家が9年の時を経て書いた、はじめての小説。
木皿泉さんというのは、ドラマ「すいか」や「Q10」などの脚本家のご夫婦です
「すいか」も「Q10」も好きなドラマだったので気になっていました
木皿泉応援団特設HPがありました →こちら
人が亡くなって、残った人たちの日常、心の移り変わりと変わらないものが
1章づつ、ひとりづつ、優しい言葉とともに書かれていました
ギフさんの印象的な言葉があります
「オレ、くたくたになるまで生きるわ」
ちょっと涙腺が緩みました
切ないけれども、楽しくおかしい、やさしい本でした