香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

100年後の人たちに

2013-09-18 23:03:23 | なんでもない話
だんだんと日が暮れるのが早くなってきて
仕事も少したてこんでいて
(忙しいという文字は嫌い 心が亡くなるんだ
帰りが遅くなる日も多いので
ずっと平日は、夜に走っていたのを
今週から、朝ランに変えるようにしたのです

TOKYO FMの中西哲生のクロノスを聴きながら走る朝
その中で、ヒューマン・ケア・プロジェクトというコーナーがあるのだけど
昨日、今日と、震災怪談のお話を続けて聴いたのです
震災から2年半、被災地の人たちの間で、”不思議な体験談”が広がっていて
その体験談や創作物語を公募している中のお話をひとつ昨日は聴きました
そして、今日は、どうしてそのようなことをしているのかというお話

遠野物語の中に、明治の大津波に関する怪談話があったそうです
当時の人たちが何を感じ、どう経験を昇華して生き続けたのか
100年前の津波でも、こういう体験や想いがあったことを知れば
私たちもなんとかやっていける。だから、物語を残すことで
100年後の人たちに、いま自分たちもこうなんだから
100年後のあなたたちも大丈夫だよというメッセージが伝わればよい
というお話を聴いて、
100年という大きな単位で物事を考え行動している人がいる
なんだか、胸が熱くなってしまったのです


丁度、北大の農学部の前を走っているときで
この樹々は、100年前もここにいたのかなと考えて
自分や自分の周りのことだけじゃなく
少し頭を切り替えたものの考え方をしてみてもいいんじゃないかな
わたしにだって、なんらかの生きている意味があるのだとしたら
いまを生きていることによって、なにかだれがのためになるのかな
なんて、めずらしく徒然と思いながらの朝ランでした

仕事帰り、大きなきれいな月が輝いていました

明日は中秋の名月だから、今日は14番目の月
 次の夜から欠ける満月より
 14番目の月がいちばん好き


帰ったらポストに札幌ハーフマラソンのゼッケンが送られてきていました

その1週間前は余市味覚マラソン10㌔で葉書が送られてきた
両方とも、最後まで頑張って走れたらいいな