香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

いつまでもショパン

2014-03-08 21:00:18 | 本のこと
中山七里さんの
『いつまでもショパン』

ショパン・コンクール会場で起きた殺人事件の真相を、
難聴を抱えたピアニスト・岬洋介が突き止める!

 映画化された大人気の音楽ミステリー
『さよならドビュッシー』シリーズです!
難聴を患いながらも、世界的なピアノコンクール、
ショパン・コンクールに出場するため、
ポーランドに向かったピアニスト・岬洋介。
しかし、ショパン・コンクールの会場で殺人事件が発生。
遺体は手の指10本がすべて切り取られるという奇怪なものだった。
岬は鋭い洞察力で殺害現場を検証していく!
『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。


中山七里さんのこのシリーズは全部読んでいるので
気軽に読み始めたのですが
今回は、ピアノの演奏についての記載が多く
あまりクラシックに詳しくないのもあり
少しつらい気持ちになりながら読んでいました
そして、犯人がわかったところで
人気シリーズは、やはり当たり外れがあるんだな
と思いましたです

 
暦は啓蟄ですね
地中で冬ごもりしていた虫たちが、
早春の光を浴びて温もった土を啓き(ヒラキ)、
這い出してくる、季節なんですね
そのなかでも
蟄虫啓戸・・・すごもりむしとをひらく
人間も、陽光に誘われて戸外に出、
さわやかな風に吹かれたくなるこの頃
そんな季節は、北海道はまだまだですが
気持ちだけは、そろそろ外に出たいな